RPGツクール2000/イベントコマンド(フィールド)【サイトトップへ戻る】 キー入力の処理 ■キー押し続けの不具合対策 (更新:2020/06/28) イベントコマンド:キー入力の処理にて、 定期的にキー入力が反応しない状態に関する情報と対策を紹介します。
■キーの押し続けが途切れる不具合について 決定キーを押し続ける事によって何らかのイベントを実行させる場合は、 以下のような設定を行います。
基本的にこの設定で良いのですが、 この設定で『Windows7』や『Windows8.1』で動作テストを行うとキー入力がうまく行われず、 変数[0001:キー入力]の値が「5→0→5→0…」となり、 キーの押し続けがうまく機能しない事があります。 原因としては、 うたかたの夢跡さんのサイト(http://utakata-no-yume.net/)で、 マルチコアに原因があるのではないかと言われています。 ただマルチコアであるパソコンで『Windows8.1』の時は確かに不具合が発生していたのに、 『Windows10』にバージョンアップしたら不具合が確認できなくなりました。 他の『Windows10』のパソコンでも不具合が確認できず、 もしかすると『Windows10』で改善された可能性があります。 仮に『Windows10』で改善されたとしても、 プレイヤーが『Windows7』などを使ってプレイする可能性がありますので、 キー押し続けの不具合を考慮した設定は行った方が良いでしょう。 ▲トップへ戻る▲ ■不具合対策を考慮したキー押し続け処理 キー押し続けの処理は「ウェイト:0.0秒」を挟み、 2つのキー入力の処理を設定して処理します。 そして2回ともキーが押されていない場合(変数の値が「0」の場合)は、 キーを押していないと判断させます。
定期的に並列処理するで実行しており、ラベルやウェイトが設定できない場合は、 以下のように設定してください。 この処理の場合は、キーが押されていない時には、 1回だけ(60分の1秒だけ)キーが押されている事にし、 2回連続でキーが押されていない場合は、キーを離したと判断されます。
決定キーを押したあとに、 キーを押し続けてキーを離すまでの時間を計る場合は、以下のように設定します。 ※変数[0002:時間]は60分の1秒単位の時間を設定します。
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