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■イベントの一時消去
(更新:2020/06/28)


イベントの一時消去は、一時的にマップイベントを消去したい時に使います。



消去されたマップイベントは、別のマップへ移動して戻ってくると復活します。



マップイベントを消去してもイベントコマンド:指定位置のイベントID取得で調べると、
イベントIDを取得する事ができます。



コモンイベントは消去できません。



マップイベントで…
プライオリティタイプ通常キャラの下
グラフィック通行不可の上層チップ
を設定して、イベントの一時消去を実行すると、イベント自体は消えて無くなりますが、
なぜかイベントがあったマスへ移動する事ができなくなります。


  
■消去したマップイベントを呼び出した時の処理落ち

イベントの一時消去によって消えているマップイベントのページを、
イベントコマンド:イベントの呼び出しで呼び出すと、
マップイベントに設定されているイベント実行内容の処理速度が遅くなります。

この現象は定期的に並列処理するの中で、
イベントの呼び出し(消えたマップイベントの呼び出し)を実行した時に発生します。

遅くなる処理時間はイベントコマンド(◆)1つを処理する度に、
60分の1秒(ウェイト:0.0秒)」の時間がかかります。

条件分岐の場合は、通過するだけで「60分の2秒」。
条件分岐の中を通過する場合は、
60分の3秒+中のイベントコマンド」の時間が遅くなります。

このバグの対策は、以下のものがあります。
イベントの一時消去で消したマップイベントのページは呼び出さない。
イベントの一時消去を使わずにイベント出現条件を使って消去する。
●マップイベントのイベント実行内容をコモンイベントに設定して、
 マップイベントにはコモンイベントを呼び出す「イベントの呼び出し」だけを置く。



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◎関連ページ

●「イベント処理の中断」と「イベントの一時消去」の違い
●イベントコマンド:指定位置のイベントID取得

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