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変数の値を文章ウィンドウに表示する
■変数の値を全角文字で表示する
(更新:2020/06/28)


変数の値を文章ウィンドウに表示させますと、必ず半角文字で表示されます。
これを全角文字で表示する方法を紹介します。

▼標準の半角文字


▼全角文字


ショートカット
■1パターンずつ表示設定を行う
■主人公の名前を使って表示する


  
■1パターンずつ表示設定を行う

変数の値のパターンが少ない場合、
例えば、パーティーの人数を文章へ表示させる場合は、表示パターンは4通りしかありせん。

この4つのパターンの表示を1つずつ用意していく手法です。

▼設定例
◆変数の操作:[0001]代入,パーティー人数
◆条件分岐:変数[0001]が1
 ◆文章:パーティー人数は1人です。
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0001]が2
 ◆文章:パーティー人数は2人です。
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0001]が3
 ◆文章:パーティー人数は3人です。
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0001]が4
 ◆文章:パーティー人数は4人です。
 ◆
:分岐終了


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■主人公の名前を使って表示する

変数の値のパターンが多い場合、例えば4桁の数字を表示する場合は、
上の作り方では「0000〜9999」の表示に1万個の文章の表示設定が必要になります。

そこで変数の値の位ごとに別々の変数で分けておき、
主人公の名前を表示する制御文字\N[****]を使って、
主人公の名前を表示する形で変数の値を表示させます。
【制御文字に関する説明ページを見る】



【1】

まずデータベース「主人公」に、
主人公の名前がと全角数字で設定したものを0〜9まで用意してください。

今回は主人公番号10〜19に設定します。
主人公の番号は連番になるようにしてください。



この主人公は名前を表示するだけの主人公なので、主人公の能力値の設定などは不要です。



【2】

次に表示する変数の値を位ごとに別の変数へ振り分けます。

使う変数の番号は、なるべく0001〜0009番(桁数が少ない番号)を使うと良いでしょう。

▼設定例(変数0001番の値を位ごとに分ける場合)
◆変数の操作:[0002〜0005]代入,変数[0001]の値
◆変数の操作:[0002:千の位]除算,1000
◆変数の操作:[0003:百の位]除算,100
◆変数の操作:[0004:十の位]除算,10
◆変数の操作:[0003〜0005]剰余,10



【3】

データベース「主人公」の「0〜9」の設定では、
主人公の番号の10番〜19番を使用しているので、
位ごとに分けた変数の値も「0〜9」から「10〜19」にする必要があります。

そこで位ごとに分けた変数に「加算10」を設定します。

▼設定例
◆変数の操作:[0002〜0005]代入,変数[0001]の値
◆変数の操作:[0002:千の位]除算,1000
◆変数の操作:[0003:百の位]除算,100
◆変数の操作:[0004:十の位]除算,10
◆変数の操作:[0003〜0005]剰余,10

◆変数の操作:[0002〜0005]加算,10



【4】

最後に文章を表示する設定を行います。

▼設定例
◆変数の操作:[0002〜0005]代入,変数[0001]の値
◆変数の操作:[0002:千の位]除算,1000
◆変数の操作:[0003:百の位]除算,100
◆変数の操作:[0004:十の位]除算,10
◆変数の操作:[0003〜0005]剰余,10
◆変数の操作:[0002〜0005]加算,10

◆文章:変数の値は、\N[\V[2]]\N[\V[3]]\N[\V[4]]\N[\V[5]]です。


以上で設定完了です。


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◎関連ページ

●変数の値を文章ウィンドウに表示する
●変数の値を必ず4桁で表示する
●イベントコマンド:変数の操作

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