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■監視イベント
(更新:2020/06/28)


マップイベントの前方に主人公がいるかどうかを調べる処理を設定します。

予めキャライベントを用意してください。
【キャライベントの作り方を見る】

ショートカット
■処理の流れ
■スイッチ・変数
■4マス先まで監視するイベント
■イベント設定をコンパクトにする
■前方4マス×幅3マスで監視するイベント
■一定の距離が離れたら「主人公に近寄る」をやめる
■監視イベントを複製する場合
■補足

動作見本用のサンプルデータ
サンプルのダウンロードは↓をクリックしてください。
サンプルのイベント設定状況を見る場合は、
ツクールの作品データが入っているフォルダを開いて、
その中にサンプルの作品データを入れてください。
【ツクールのフォルダの開き方を見る】
このサンプルデータのイベント設定をコピー&貼り付けして、
制作中の作品に使用する場合は、
イベントの処理構造を理解した上自己責任でご利用ください。

動作確認用のサンプル内では正常に動いていたイベントが、
制作中の作品にコピー&貼り付けしたら正常に動かなくなった場合は、
明らかにコピー&貼り付けの作業に問題があった事になります。


  
■処理の流れ

まず監視イベントの位置(X座標、Y座標)を変数に代入します。

そして監視イベントが向いている方向の座標に変数の値を合わせます。



上図の場合、監視イベントは左を向いているので、
X座標を記憶した変数を「減算1」にします。

そして主人公の座標と同じ座標であるかどうかを調べて、
もしも一致した時には、主人公がいたと判断します。

他の向きでも同様に…
右向きの場合はX座標を「加算1
上向きの場合はY座標を「減算1
下向きの場合はY座標を「加算1
と変数の値を変えていきます。

調べるマスが前方3マスになっても、基本的な処理は変わりません。

左向きの処理としては…
「X座標を減算1にする」→「主人公と同じ座標であるかどうかを調べる」
の処理を繰り返し、監視イベントの前方に主人公がいるかどうかを調べます。

なお、主人公がいた場合は、スイッチがONになり、
2ページ目(主人公に近寄る)が出現します。


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■スイッチ・変数

スイッチと変数の番号使用内容の一覧表です。

スイッチ
番号 名前 使用内容
0001 2ページ目起動 主人公を見つけた時にスイッチONにして、
2ページ目の「主人公に近寄る」を起動させる時に使用

変数
番号 名前 使用内容
0001 X座標 主人公のX座標を取得
0002 Y座標 主人公のY座標を取得
0003 監視用X座標 監視イベントのX座標を取得
0004 監視用Y座標 監視イベントのY座標を取得
0005 X座標± 調べるマスを変える時に使用
0006 Y座標± 調べるマスを変える時に使用
0011 X座標01 主人公の向きが上下の時に
主人公の1つ左側のマスを調べる時に使用
0012 X座標02 主人公と同じX座標のマスを調べる時に使用
0013 X座標03 主人公の向きが上下の時に
主人公の1つ右側のマスを調べる時に使用
0016 Y座標01 主人公の向きが左右の時に
主人公の1つ上側のマスを調べる時に使用
0017 Y座標02 主人公と同じY座標のマスを調べる時に使用
0018 Y座標03 主人公の向きが左右の時に
主人公の1つ下側のマスを調べる時に使用

【スイッチ・変数の一覧表を開く】


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■4マス先まで監視するイベント

前方の4マスまでに主人公がいるかどうかを調べる監視イベントを作成します。



移動タイプの設定では、移動ルート指定を設定する事で、
決められたルートを移動する設定や、
移動せずにその場で左向きと下向きを交互に繰り返す設定など、
どのように監視するのかを細かく設定する事ができます。
もちろんランダム移動などの従来の設定でも問題ありません。

視野範囲に主人公がいた時には、スイッチ0001番をONにして、
2ページ目(主人公に近寄る設定)を実行させます。



■マップイベント「監視イベント」

▼1ページ目

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:主人公X座標]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0002:主人公Y座標]代入,主人公のY座標
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]代入,このイベントのX座標
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]代入,このイベントのY座標
◆注釈:1マス目
◆条件分岐:このイベントが左を向いている(オプション:ON)
 ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]減算,1
 ◆
:それ以外の場合<このイベントが左以外を向いている
 ◆条件分岐:このイベントが右を向いている(オプション:ON)
  ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,1
  ◆
 :それ以外の場合<このイベントが左右以外を向いている
  ◆条件分岐:このイベントが上を向いている(オプション:ON)
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]減算,1
   ◆
  :それ以外の場合<このイベントが下を向いている
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,1
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値<同じX座標の時
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値<同じY座標の時
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:2マス目
◆条件分岐:このイベントが左を向いている
 ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]減算,1
 ◆
:それ以外の場合
 ◆条件分岐:このイベントが右を向いている
  ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,1
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:このイベントが上を向いている
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]減算,1
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,1
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:3マス目
◆条件分岐:このイベントが左を向いている
 ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]減算,1
 ◆
:それ以外の場合
 ◆条件分岐:このイベントが右を向いている
  ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,1
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:このイベントが上を向いている
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]減算,1
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,1
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:4マス目
◆条件分岐:このイベントが左を向いている
 ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]減算,1
 ◆
:それ以外の場合
 ◆条件分岐:このイベントが右を向いている
  ◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,1
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:このイベントが上を向いている
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]減算,1
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,1
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了




▼2ページ目

イベント出現条件:スイッチ[0001:2ページ目起動]がON
イベント開始条件:イベントから触れたとき
移動タイプ:主人公に近寄る

イベント実行内容には、主人公と接触した時の設定を行ってください。


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■イベント設定をコンパクトにする

上記の■4マス先まで監視するイベントでは、1マス調べるごとに、
向きの条件分岐で加算1(減算1)の処理が行っています。

一応このままの設定でも問題ありませんが、さらに2つの変数を使う事によって、
よりコンパクトなイベント設定にする事ができます。

イベント設定の処理負担を少しでも減らしたい方は、
この設定で行った方が良いでしょう。

上記の■4マス先まで監視するイベントにて、
追加・変更になった箇所は、この色で表示されています。

■マップイベント「監視イベント」

▼1ページ目

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:主人公X座標]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0002:主人公Y座標]代入,主人公のY座標
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]代入,このイベントのX座標
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]代入,このイベントのY座標
◆変数の操作:[0005〜0006]代入,0
◆条件分岐:このイベントが左を向いている
 ◆変数の操作:[0005:X座標±]代入,-1
 ◆
:それ以外の場合
 ◆条件分岐:このイベントが右を向いている
  ◆変数の操作:[0005:X座標±]代入,1
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:このイベントが上を向いている
   ◆変数の操作:[0006:Y座標±]代入,-1
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆変数の操作:[0006:Y座標±]代入,1
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:1マス目
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,変数[0006]の値

◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:2マス目
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,変数[0006]の値

◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:3マス目
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,変数[0006]の値

◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:4マス目
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,変数[0006]の値

◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了




▼2ページ目

イベント出現条件:スイッチ[0001:2ページ目起動]がON
イベント開始条件:イベントから触れたとき
移動タイプ:主人公に近寄る

イベント実行内容には、主人公と接触した時の設定を行ってください。


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■前方4マス×幅3マスで監視するイベント

前方4マス×幅3マスで監視するイベントを作成します。

▼左向きの時の監視範囲


▼このように1列ずつ処理していきます


今回は…

@の段を調べる変数は「X座標=0011」「Y座標=0016」
Aの段を調べる変数は「X座標=0012」「Y座標=0017」
Bの段を調べる変数は「X座標=0013」「Y座標=0018」
と言った形で変数に座標の情報を設定します。

下記の設定は、■イベント設定をコンパクトにするの処理方法で設定しています。

■マップイベント「監視イベント」

▼1ページ目

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:主人公X座標]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0002:主人公Y座標]代入,主人公のY座標
◆変数の操作:[0005〜0006]代入,0
◆変数の操作:[0011〜0013]代入,このイベントのX座標
◆変数の操作:[0016〜0018]代入,このイベントのY座標
◆条件分岐:このイベントが左を向いている(オプション:ON)
 ◆変数の操作:[0005:X座標±]代入,-1
 ◆変数の操作:[0016:Y座標01]加算,-1
 ◆変数の操作:[0018:Y座標03]加算,1
 ◆
:それ以外の場合<このイベントが左以外を向いている
 ◆条件分岐:このイベントが右を向いている(オプション:ON)
  ◆変数の操作:[0005:X座標±]代入,1
  ◆変数の操作:[0016:Y座標01]加算,-1
  ◆変数の操作:[0018:Y座標03]加算,1
  ◆
 :それ以外の場合<このイベントが左右以外を向いている
  ◆変数の操作:[0011:X座標01]加算,-1
  ◆変数の操作:[0013:X座標03]加算,1
  ◆条件分岐:このイベントが上を向いている(オプション:ON)
   ◆変数の操作:[0006:Y座標±]代入,-1
   ◆
  :それ以外の場合<このイベントが下を向いている
   ◆変数の操作:[0006:Y座標±]代入,1
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:------------------------------
:  :1列目
:  : 

◆変数の操作:[0011〜0013]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0016〜0018]加算,変数[0006]の値
◆条件分岐:変数[0011:X座標01]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0016:Y座標01]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0012:X座標02]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0017:Y座標02]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0013:X座標03]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0018:Y座標03]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:------------------------------
:  :2列目
:  : 

◆変数の操作:[0011〜0013]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0016〜0018]加算,変数[0006]の値
◆条件分岐:変数[0011:X座標01]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0016:Y座標01]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0012:X座標02]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0017:Y座標02]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0013:X座標03]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0018:Y座標03]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:------------------------------
:  :3列目
:  : 

◆変数の操作:[0011〜0013]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0016〜0018]加算,変数[0006]の値
◆条件分岐:変数[0011:X座標01]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0016:Y座標01]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0012:X座標02]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0017:Y座標02]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0013:X座標03]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0018:Y座標03]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆注釈:------------------------------
:  :4列目
:  : 

◆変数の操作:[0011〜0013]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0016〜0018]加算,変数[0006]の値
◆条件分岐:変数[0011:X座標01]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0016:Y座標01]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0012:X座標02]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0017:Y座標02]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0013:X座標03]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0018:Y座標03]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了




▼2ページ目

イベント出現条件:スイッチ[0001:2ページ目起動]がON
イベント開始条件:イベントから触れたとき
移動タイプ:主人公に近寄る

イベント実行内容には、主人公と接触した時の設定を行ってください。


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■一定の距離が離れたら「主人公に近寄る」をやめる

上記の設定では、2ページ目が起動すると、
1ページ目の監視処理は二度と実行されなくなります。

これを主人公と監視イベントとの距離が縦または横で6マス以上離れた時に、
2ページ目の出現条件スイッチををOFFにして、
再び1ページ目の監視処理が実行されるように改良します。



監視イベントとは別のマップイベントを設定してください。

■マップイベント「監視復帰イベント」

▼1ページ目

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する
グラフィック:透明

◆変数の操作:[0011:X座標01]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0016:Y座標01]代入,主人公のY座標
◆変数の操作:[0011:X座標01]減算,監視イベントのX座標
◆変数の操作:[0016:Y座標01]減算,監視イベントのY座標
◆変数の操作:[0011〜0016]除算,6<これで5マス以内に主人公がいる場合は、変数の値が「0」になる
◆条件分岐:[0011:X座標01]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0016:Y座標01]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をOFFにする
 ◆
:分岐終了



複数の監視イベントがいる場合は、変数の番号を連番にして処理すると良いでしょう。

■マップイベント「監視復帰イベント」

▼1ページ目

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する
グラフィック:透明

◆変数の操作:[0011〜0013]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0016〜0018]代入,主人公のY座標
◆変数の操作:[0011:X座標01]減算,監視イベント1のX座標
◆変数の操作:[0016:Y座標01]減算,監視イベント1のY座標
◆変数の操作:[0012:X座標02]減算,監視イベント2のX座標
◆変数の操作:[0017:Y座標02]減算,監視イベント2のY座標
◆変数の操作:[0013:X座標03]減算,監視イベント3のX座標
◆変数の操作:[0018:Y座標03]減算,監視イベント3のY座標
◆変数の操作:[0011〜0018]除算,6
◆条件分岐:[0011:X座標01]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動01]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0016:Y座標01]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動01]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0012:X座標02]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0002:2ページ目起動02]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0017:Y座標02]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0002:2ページ目起動02]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0013:X座標03]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0003:2ページ目起動03]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0018:Y座標03]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0003:2ページ目起動03]をOFFにする
 ◆
:分岐終了



マップのループが設定されている場合は、以下のような改良が必要です。
※マップのサイズが「横40×縦30マス」の場合。

■マップイベント「監視復帰イベント」

▼1ページ目

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する
グラフィック:透明

◆変数の操作:[0011:X座標01]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0016:Y座標01]代入,主人公のY座標
◆変数の操作:[0011:X座標01]減算,監視イベントのX座標
◆変数の操作:[0016:Y座標01]減算,監視イベントのY座標
◆条件分岐:[0011:X座標01]が6以上(オプション:ON)<6マス以上離れている時
 ◆変数の操作:[0011:X座標01]減算,40<ループした場合の数値に変える
 ◆
:それ以外の場合
 ◆条件分岐:[0011:X座標01]が-6以下<6マス以上離れている時
  ◆変数の操作:[0011:X座標01]加算,40<ループした場合の数値に変える
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0016:Y座標01]が6以上(オプション:ON)<6マス以上離れている時
 ◆変数の操作:[0016:Y座標01]減算,30<ループした場合の数値に変える
 ◆
:それ以外の場合
 ◆条件分岐:[0016:Y座標01]が-6以下<6マス以上離れている時
  ◆変数の操作:[0016:Y座標01]加算,30<ループした場合の数値に変える
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆変数の操作:[0011〜0016]除算,6<これで5マス以内に主人公がいる場合は、変数の値が「0」になる
◆条件分岐:[0011:X座標01]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:[0016:Y座標01]が0以外
 ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をOFFにする
 ◆
:分岐終了



マップイベント「監視復帰イベント」を他のマップへコピーする時に、
監視イベントのイベントIDがコピー元のマップとコピー先のマップで異なる場合は…
◆変数の操作:[0011:X座標01]減算,階段のX座標
◆変数の操作:[0016:Y座標01]減算,階段のY座標
などと違うイベント名になります。

この場合は、監視イベントの座標を読み取るように修正してください。


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■監視イベントを複製する場合

複数の監視イベントを用意する場合は、まず1体の監視イベントを作成し、
それをコピー&貼り付けで複製してください。

そしてイベント内にあるスイッチの番号別の番号にしてください。

なお、変数の番号はマップイベントごとに変える必要はありませんが、
マップイベント内にウェイトを設定している場合は、
マップイベントごとに変数の番号を変える必要があります。


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■補足

イベント設定を短くする方法として…
◆変数の操作:[0007:繰り返し]代入,0
◆ラベルの設定
◆変数の操作:[0003:監視用X座標]加算,変数[0005]の値
◆変数の操作:[0004:監視用Y座標]加算,変数[0006]の値
◆条件分岐:変数[0003:監視用X座標]がV[0001]と同値
 ◆条件分岐:変数[0004:監視用Y座標]がV[0002]と同値
  ◆スイッチの操作:[0001:2ページ目起動]をONにする
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆変数の操作:[0007:繰り返し]加算,1
◆条件分岐:変数[0007:繰り返し]が3以下
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了
と言った感じにラベル繰り返しの処理を使って、
短く、簡単にイベントを設定する方法もありますが、
このような設定方法にするすと、非常に重い処理落ちが発生しますので、
ラベル繰り返しの処理でのループ処理は設定しないようにしてください。


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┣○壁を判断する監視イベント
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