YADOT　ゲージの表示(棒グラフの表示)

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■ゲージの表示(棒グラフの表示)
（更新：2020/08/02）

変数の値をゲージ(棒グラフ)で表示する設定方法を紹介します。

▼表示例(ピクチャー：画像移動型)

　　
■４つの表示方法

ゲージの表示方法は、マップイベントを使ったものとピクチャーを使ったものがあり、
それぞれに２つずつの表示方法があります。

マップイベントとピクチャーは、使用する状況に応じて使い分けますが、
基本的に画面がスクロールする場合は、ピクチャーでゲージを表示します。

■マップイベント：ページ切り替え型

マップイベントのページごとにゲージの長さが異なる画像を設定して、
イベント出現条件を変える事でゲージの表示状態を変えていきます。

長所	マップイベント：書き換え型に比べて、ゲージの表示切替時の処理落ちが少ないため、頻繁にゲージの表示が変わる場面での使用に適しています。
短所	画面を埋め尽くすくらいに、マップイベントが多く設定されていたり、１つのマップイベントのページ数が多く設定されていたりすると、別のマップから移動して来る時に、マップイベントの準備に時間がかかるため、パソコンの性能によっては、画面の表示が遅くなる事があります。
使用例	固定画面で頻繁にゲージの表示が変わるアクション系のゲームに適しています。

■マップイベント：書き換え型

イベントコマンド：キャラクターの動作指定を使用して、
マップイベントのグラフィックを書き換えて、ゲージの表示を変えます。

長所	マップイベントには１ページしか設定しない上、初めは上層チップの透明なグラフィックが設定されているので、別のマップからの移動(画面表示)は、マップイベント：ページ切り替え型よりも早くなります。
長所	複数のゲージ表示のマップイベントを作る際、イベント出現条件が無いため、イベント実行内容の設定を工夫すれば、マップイベントをコピー＆貼り付けで簡単にゲージイベントが増やせます。
短所	ゲージの表示を書き換える時に若干の処理落ちが発生するので、頻繁にゲージの表示が変わる場合や、一度にたくさんのゲージの表示を変える場合は、処理落ちが発生する可能性があります。
使用例	固定画面でマップ移動型の自作戦闘や自作メニューなど、頻繁にマップ移動を行う場面に適しています。

■ピクチャー：書き換え型

ゲージの長さが異なる画像を用意して、
ゲージの表示が変わる度にピクチャーの画像を書き換えてゲージを表示する方法です。

長所	ゲージの画像サイズ、ゲージの形状に制約が無く、またゲージの表示位置も自由に設定する事ができるので、制作者のイメージ通りのゲージが表示できます。
短所	画像を書き換える時に処理落ちが発生するので、ゲージの表示が頻繁に変わるような処理には適していません。
使用例	画面スクロールを行うアクション系のゲームで広く使われています。