◆『WOLF RPGエディター』での初作品
YADOは長年『RPGツクール2000』を中心にツクールを使ってゲーム作品を作ってきましたが、
この度『WOLF RPGエディター』を使って『3Dダンジョンをお散歩』を作りました。
◆擬似3D
擬似3Dの作品は『RPGツクール2000』の作品として、
2001年3月公開の迷路2を始め、3DD、3STなどを公開してきました。
今回の作品も擬似3Dのシステムの応用で作られたシステムであり、
ジャンルとしては擬似3Dになりますが、『RPGツクール2000』の時の擬似3Dよりも、
「より3Dのように見える」と言った印象があります。
元々試作品として作られたので、
・5度単位の回転。(Xキー押し続けで高速回転が可能)
・マウス操作による移動。(但しあまり操作性は良くない)
・最大10マス先までの視野。(狭いダンジョンなのであまり意味が無い)
・明るさ処理。(対象物までの距離と残りマス数によって明るさが変わる)
・キャラ表示機能。(実際にはキャラでは無く、階段の表示で使用)
などの機能が実験的に付けられています。
見た目では様々な発展(応用)が期待できそうですが、
意外と仕様が厳しく、見た目以上に出来ない事が多いです。
現状ではこれ以上の発展は無いかも…。
◆キャラ表示
制作の過程で3Dキャラクターを表示するテストを行いました。
▼テスト表示された頭部
一応表示できる事は分かったものの、非常に重い処理落ちが発生しましたので、
キャラクターの表示は断念しました。
ただ折角作った3Dキャラクターを表示するシステムだったので、
作品内では階段の表示に使っています。
◆壁の消去
この作品では、壁の表示が邪魔をして画面がよく見えなくなる事があるので、
意図的に手前の壁を消す処理が設定されています。
手前の壁を消さない場合 |
|
手前の壁を消した場合 |
|
|
|
視界を遮る邪魔な壁を消す事により、壁の裏側の黒い部分が見える事がありますが、
画面が見づらい状態よりは良いと思うので、この状態での完成となりました。 |