ドラホコUの仕様 |
■ドラホコUとは RPGツクール2000(2003)では、 パーティーに複数の仲間がいても、画面上では先頭の主人公しか表示されません。 そこでこのドラホコUを使うことにより、 擬似的に主人公4人が列となって移動させる事ができます。 使い方は、コモンイベント1個とマップイベント3個をコピーするだけです。 特にスイッチの操作や変数の設定などは必要ありませんので、 高度なツクールの制作技術がなくても、簡単に扱う事ができます。 またドラホコUには、様々な補助機能が備わっておりますが、 スイッチや変数を1〜2個操作するだけ簡単に使用する事ができます。 ■主な特徴 ・データベース:主人公の1〜40番までに対応しています。 ・普通に「メンバーの入れ替え」を使ってパーティーの内容を変えるだけで、 自動的に後ろから付いてくる主人公の内容を変えてくれます。 ・乗り物に乗った時には自動的に後続キャライベントが消去します。 そして乗り物から降りますと、再び後続キャライベントが表示されます。 また別のマップへ移動した場合も、 移動先で後続キャライベントが主人公の位置へ自動的に配置してくれます。 ・全移動速度に対応。 変数の設定で後続キャライベントの初期の移動速度を変える事もできます。 また追尾システムにより、いきなり先頭の主人公の移動速度が上がっても、 確実に先頭の主人公を追って付いてくるようになっています。 ※馬車モードの時には、3〜4の速度のみに対応。 ・決められた変数にデータベース:主人公の番号を入れますと、 主人公の順番を並び替える事ができます。 その他にもハシゴ処理や斜め階段処理などの補助機能が備わっています。 ※RPGツクール2003でもご利用頂けますが、 RPGツクール2003の機能として付いている「ならびかえ」には対応できません。 「ならびかえ」を行っても、並び順は主人公の番号順になります。 ■補助機能 ドラホコUには、様々な補助機能が用意されております。 その中のいくつかを紹介します。 ■馬車モード 主人公の列の最後尾に馬車を設定する事ができます。 ※パーティー編成などの馬車用のイベントは、別途用意する必要があります。 ※馬車モードでは、3(1/2倍速)と4(標準速)の移動速度しか対応しておりません。 馬車を登場させたい時には、 スイッチ[4005:>馬車使用]をONにするだけで登場させる事ができます。 またスイッチ[4009:>2番目馬車]をONにしますと、 馬車の並び順を先頭の主人公の次に持ってくる事ができます。 バージョン2.95より追加された機能です。 ■カンオケモード 通常の仕様では、主人公が戦闘不能になっても表示状態は何も変わりませんが、 スイッチ[4004:>カンオケ設定]をONにする事で、 戦闘不能になりました主人公は列の後ろへ移動し、 歩行グラフィックが棺桶(かんおけ)のグラフィックになります。 ■個別カンオケ バージョン2.95より追加された機能です。 通常のカンオケモードでは、戦闘不能になりますと誰が戦闘不能になっても、 同じカンオケのグラフィックが表示されます。 しかしこの個別カンオケを設定しますと、 主人公ごとにカンオケのグラフィックを変える事ができます。 また戦闘不能になりましたら、カンオケのグラフィックを表示するのではなく、 半透明で主人公を表示する事もできます。 ■ハシゴ処理 バージョン2.95より追加された機能です。 特定の変数に地形ID番号を設定する事で、 その地形IDの部分と主人公が重なりますと、 下移動を行う時に上向きの下移動となります。 ■つるつる処理 バージョン2.95より追加された機能です。 特定の変数に地形ID番号を設定する事で、氷の上を移動するイメージで、 足踏み無しで強制的に前進するイベントが実行されます。 前進する主人公が障害物に当たって止まるか、 またはつるつる床が終わるまでは主人公の向きを変える事はできません。 但し、スイッチ[4007:>つるつる方向転換]がONの場合は、 氷の上の前進移動している時に方向キーを押す事で、移動方向を変える事ができます。 ■斜め階段処理 バージョン2.95より追加された機能です。 気紛れな空間で公開中の斜め階段移動システムをドラホコUに組み込んだものです。 特定の変数に地形ID番号を設定する事で、斜め階段を移動する事ができます。 |