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■メニュー画面の選択肢を閉じてからイベントを起動
(更新:2024/05/01)


メニュー画面の最初に表示される選択肢にある「相談」を実行する際、
メニュー画面を閉じてから実行されるように改造します。


改造前 改造後



コモンイベント[212:相談コマンド]に以下のイベントを追加してください。



【イベントコード表示】

■コモンイベント[212:相談コマンド]

起動条件:呼び出しのみ

■DB読込(可変): CSelf10 = 可変DB[ 基本システム用変数 : 1 : 0 ] (18 : メニュー消去フラグ : 数値)
■条件分岐(変数): 【1】 CSelf10 が 0 と同じ
-◇分岐: 【1】 [ CSelf10 が 0 と同じ ]の場合↓
|■可変DB書込:DB[ 基本システム用変数 : 1 : 0 ] (18 : メニュー消去フラグ : 数値) = 1
|■次イベントの予約: [このコモンから+0] コモン212:[ 相談コマンド ]
|■イベント処理中断
|■
◇分岐終了◇

■文章:ウルファール\n「この相談コマンドは、コモンイベントから\n 呼び出されているんです。
■文章:ウルファール\n「こんな風にメニューからコモンイベントを\n 呼び出すこともできるので、
    \n 自作のコマンドもラクラク追加できますね!


以上で設定完了です。



▼処理の解説

メニュー画面の処理では…
■可変DB書込:DB[ 基本システム用変数 : 1 : 0 ] (18 : メニュー消去フラグ : 数値) = 1
を実行すると、メニュー画面が閉じる仕様になっています。
この仕様を利用して、メニュー画面を閉じます。

また…
■次イベントの予約: [このコモンから+0] コモン212:[ 相談コマンド ]
の設定は「並列実行以外の他のイベント処理が終わったら、このコモンイベントを実行する」と言った設定になるため、
上記設定例では「メニュー画面の処理が終わったら、コモンイベント[212]を実行する」と言った設定になります。

次イベントの予約」でコモンイベント[212]が実行されると、
可変DB[18:基本システム用変数]データ[1:メニュー消去フラグ]が「1」になっているため、
セルフ変数[10]には「1」が代入されて…
■条件分岐(変数): 【1】 CSelf10 が 0 と同じ
の条件を満たさなくなり、条件分岐の「◇分岐終了◇」まで処理が移動します。

次イベントの予約」は「1回だけ実行する自動実行イベント」と言った仕様になっているため、
文章の表示は1回だけ実行されます。

なお、可変DB[18:基本システム用変数]データ[1:メニュー消去フラグ]の値は、
再びメニュー画面が表示されるまでは「1」のままになります。
(キャンセルキーでメニュー画面を閉じた場合は、閉じた後も「0」になります)


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◎関連ページ

◆メニュー画面の選択肢をカスタマイズ([相談]を削除・[ロード]を追加)
┗◆メニュー画面の選択肢を閉じてからイベントを起動

◆ゲームの途中でメニュー画面に「相談」が出現

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