| WOLF RPGエディター(ウディタ)/初心者【サイトトップへ戻る】 ■「イベントID」について (更新:2025/11/02) 「イベントID」について解説します。
■イベントIDとは? イベントIDは、マップイベントを作成した時に付けられる番号の事を言います。 ウディタの処理では、例えば…
ゲーム中の処理では、イベントID順に処理されるため、 「自動実行」を設定した2つのマップイベントを同時に実行した場合は、イベントIDが小さい方が先に実行します。 イベントコマンド【変数操作+】の「位置」にあるイベントIDを取得するイベントを実行した場合で、 2つ以上のマップイベントが重なっている場合は、最も小さいイベントIDが取得されます。 2つ以上のマップイベントが重なった時のグラフィックの表示は、 表示設定が同じである場合は、大きい方のイベントIDが上に表示されます。 コモンイベントの方も「コモンイベントID」があり、このIDを使ってコモンイベントを呼び出したりします。 ![]() ▲トップへ戻る▲ ■イベントIDの確認方法 マップイベントを選択すると画面上部に「Event:0」などと表示されますが、この数値がイベントIDになります。 ![]() イベントウィンドウ画面にある「ID:0」や「マップイベント一覧」でも、イベントIDを確認する事ができます。 ![]() ▲トップへ戻る▲ ■イベントIDの割り振り方 イベントIDは、マップイベントを作成した順番に「0」から付けられます。 同じマップ内で同じイベントIDが二重に付けられる事はありません。 マップイベントを3個作成すると、作成した順に「0」「1」「2」のイベントIDが付けられます。 イベントID「0〜2」がある時にイベントID「1」を削除した場合は、「1」は欠番状態になります。 ![]() 「1」を削除しても「1」以降のイベントIDが「2→1」「3→2」と変わる事はありません。 そのため、マップ上にマップイベントが3個あっても、イベントIDが「0〜2」になるとは限りません。 イベントID「1」が欠番の状態で、新たなマップイベントを作成すると、欠番になっていたイベントID「1」が使われます。 ▲トップへ戻る▲ ■マップイベントの設置場所を移動する時の注意点 マップイベントの設置場所を「イベントコピー → イベント貼り付け → イベント削除」で移動すると、 イベントIDが変わってしまいます。
またイベントIDに欠番がある時にマップイベントを「イベント切り取り → イベント貼り付け」で移動すると、 イベントIDが変わってしまう事があります。 ▼ID[1]が欠番の時
イベントIDが変わった場合で、以下のようなイベントIDを指定しているイベントコマンドがある場合は、 イベントコマンドを修正する必要があります。
セルフ変数はイベントIDごとに保存されるため、例えばイベントID「2」を「3」に変更すると、 イベントID[2]のセルフ変数がイベントID[3]のセルフ変数へと変わります。 そのため、イベントIDを変更したあとに、 イベントIDを変更する前にセーブした古いセーブデータをロードすると、 アイテムを取得した宝箱でもう一度アイテムを取得する事ができたり、 終了した自動実行のイベントが再び起動したりする不具合が発生する可能性があります。 作品を公開した後のバージョンアップでは、古いセーブデータの事を考慮して、 なるべくマップイベントのイベントIDを変えない方が良いでしょう。 なお、マップイベントの設置場所の移動する時にドラッグ(マウスの左ボタンを押しながら移動)で移動すると、 イベントIDを変えずに移動する事ができます。
マップイベントの設置場所を変える場合は、出来る限りドラッグで移動させた方が良いでしょう。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆「マップイベント」と「コモンイベント」 ┣◆マップイベント用のイベントウィンドウの説明 ┃┗◆「イベントID」について ┣◆コモンイベントエディタ画面の説明 ┃┗◆「入力の数 / 結果を返す」の説明 ┣◆「自動実行」と「並列実行」の説明 ┃┗◆1回だけ自動的に実行するイベント ┗◆イベントコマンド表示欄について ◆キャラクターイベントを作る |