設定名 |
説明 |
= |
代入する文字列の文字列をそのまま代入先の文字列変数に設定します。 |
何も文字列を設定しないで…
と設定する事で、代入先の文字列変数を初期化する事ができます。 |
+= |
代入する文字列の文字列を代入先の文字列変数の後ろに付け足します。 |
■文字列操作:S1[] = "あいうえお"
■文字列操作:S1[] += "かきくけこ" |
この場合の文字列変数[1]は「あいうえおかきくけこ」になります。 |
追加する文字列を「後ろに追加」ではなく、「前に追加」にしたい時には…
■文字列操作:S1[] = "あいうえお"
■文字列操作:S1[] = "かきくけこ\s[1]" |
と設定する事で文字列変数[1]は「かきくけこあいうえお」になります。 |
に↓から上1行コピー |
代入する文字列の上から1行目の文字列を代入先の文字列変数に設定します。 |
例えば…
の文字列で実行した場合、代入先の文字列変数には「あいうえお」が設定され、
何度実行しても2行目の「かきくけこ」は設定されません。 |
に↓から上1行切り出し(↓文カット) |
代入する文字列の上から1行目を切り出し、代入先の文字列変数に設定します。 |
例えば…
■文字列操作:S1[] = "あいうえお\nかきくけこ\nさしすせそ"
■回数付きループ [ 3 ]回
|■文字列操作:S2[] =<上1行切出(→文カット)> S1[]
|■デバッグ文:\s[2]
|■
◇ループここまで◇◇ |
を実行した場合は、最初に文字列変数[2]には「あいうえお」が設定され、
2回目に実行すると「かきくけこ」、3回目に実行すると「さしすせそ」が設定されます。
文字列変数[1]は実行する度に…
▼切り出し前
|
 |
▼切り出し1回目
|
 |
▼切り出し2回目
|
 |
▼切り出し3回目
|
と徐々に文字列が消去されます。 |
この「に↓から上1行切り出し」は、
別の文字列変数から1行切り出す時に使うものなので…
■文字列操作:S2[] =<上1行切出(→文カット)> "あいうえお\nかきくけこ\nさしすせそ" |
と言ったように、代入する文字列に文字列を入力設定した場合は、
何度実行しても文字列変数[2]には「あいうえお」しか切り出しません。
そのため、一度文字列変数に文字列を設定し、
その設定した文字列変数から1行ずつ切り出すように設定してください。 |
に↓から1文字切り出し(↓文カット) |
代入する文字列の1文字目を切り出し、代入先の文字列変数に設定します。 |
例えば…
■文字列操作:S1[] = "あいうえお"
■回数付きループ [ 5 ]回
|■文字列操作:S2[] =<1文字切出(→文カット)> S1[]
|■デバッグ文:\s[2]
|■
◇ループここまで◇◇ |
を実行した場合は、最初に文字列変数[2]には「あ」が設定され、
2回目に実行すると「い」、3回目に実行すると「う」が設定されます。
文字列変数[1]は実行する度に…
▼切り出し前
|
 |
▼切り出し1回目
|
 |
▼切り出し2回目
|
 |
▼切り出し3回目
|
と徐々に文字列が消去されます。 |
この「に↓から1文字切り出し」は、
別の文字列変数から1文字切り出す時に使うものなので…
■文字列操作:S2[] =<1文字切出(→文カット)> "あいうえお" |
と言ったように、代入する文字列に「手動入力」で「あいうえお」を設定した場合は、
何度実行しても文字列変数[2]には「あ」しか切り出しません。
そのため、「手動入力」ではなく、一度文字列変数に文字列を設定して、
その文字列変数から1文字ずつ切り出すように設定してください。 |
に↓から最後1文字切り出し(↓文カット) |
代入する文字列の最後にある1文字を切り出し、代入先の文字列変数に設定します。 |
例えば…
■文字列操作:S1[] = "あいうえお"
■回数付きループ [ 5 ]回 |■文字列操作:S2[]=<最後1文字切出(→文カット)>S1[]
|■デバッグ文:\s[2]
|■
◇ループここまで◇◇ |
を実行した場合は、最初に文字列変数[2]には「お」が設定され、
2回目に実行すると「え」、3回目に実行すると「う」が設定されます。
文字列変数[1]は実行する度に…
▼切り出し前
|
 |
▼切り出し1回目
|
 |
▼切り出し2回目
|
 |
▼切り出し3回目
|
と徐々に文字列が消去されます。 |
この「に↓から最後1文字切り出し」は、
別の文字列変数から1文字切り出す時に使うものなので…
■文字列操作:S2[]=<最後1文字切出(→文カット)>"あいうえお" |
と言ったように、代入する文字列に「手動入力」で「あいうえお」を設定した場合は、
何度実行しても文字列変数[2]には「お」しか切り出しません。
そのため、「手動入力」ではなく、一度文字列変数に文字列を設定して、
その文字列変数から1文字ずつ切り出すように設定してください。 |
に↓から指定した文字まで切出(↓文カット) |
代入する文字列で指定文字にある文字がある所まで切り出し、
代入先の文字列変数に設定します。 |
例えば…
■文字列操作:S1[] = "あいうえお"
■文字列操作:S2[]=<→から指定文字まで切出(→文カット)>S1[] → 指定文字["いう"] |
を実行した場合は、
文字列変数[2]には「あいう」が設定され、文字列変数[1]には「えお」が残ります。 |
に↓のファイル内容読込 |
指定したアドレスにあるテキストファイルを代入先の文字列変数に設定します。 |
▼設定例
■文字列操作:S1[] =<ファイル内容読込> [UTF-8] "Data/テキストデータ.txt" |
|
をファイル↓に出力 |
指定したアドレスに代入先の文字列変数の文字列を出力します。 |
▼設定例
■文字列操作:S1[] =<を→のファイルに出力> [BOM有] "Data/テキストデータ.txt"
|
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に↓のファイルをBase64で読込 |
指定したアドレスにあるファイルをBase64で読み込みます。 |
「Base64」は、本来はテキストとして開く事ができない画像ファイルのデータなどを
「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「+/」などの文字に変換して見れるようにするものです。
「Base64が必要だ!」と言う人が使う機能なので、よく分からない人は無視してください。 |
▼代入する文字列の設定例
▼「Game.ini」に保存されている文字列
Start=0
SoftModeFlag=0
WindowModeFlag=1
SEandBGM=3 # 0:SE・BGMなし 1:SEのみ 2:BGMのみ 3:SE+BGMあり
FrameSkip=0
Proxy=
ProxyPort=
ScreenShotFlag=1
F12_Reset=1
Display_Number=0
Old_DirectX_Use=0
ClipBoard_Use=1
MainText_to_ClipBoard=0 |
▼処理結果(文字列変数に出力した文字列)
U3RhcnQ9MA0KU29mdE1vZGVGbGFnPTANCldpbmRvd01vZGVGbGFnPTENClNFYW5kQkdNPT
MgICMgMDpTRe+9pUJHTeOBquOBlyAxOlNF44Gu44G/IDI6QkdN44Gu44G/IDM6U0UrQkdN
44GC44KKDQpGcmFtZVNraXA9MA0KUHJveHk9DQpQcm94eVBvcnQ9DQpTY3JlZW5TaG90Rm
xhZz0xDQpGMTJfUmVzZXQ9MQ0KRGlzcGxheV9OdW1iZXI9MA0KT2xkX0RpcmVjdFhfVXNl
PTANCkNsaXBCb2FyZF9Vc2U9MQ0KTWFpblRleHRfdG9fQ2xpcEJvYXJkPTANCg== |
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に↓フォルダのファイルリスト取得 |
指定したアドレスにあるファイル名とフォルダ名を代入先の文字列変数に設定します。 |
▼設定例
■文字列操作:S1[] =<→のフォルダのファイルリスト取得> "Data/Picture/" |
▼処理結果(文字列変数に出力した文字列)
[Animal]Cat_pochi.png
[Animal]Fox_pochi.png
[Animal]Rabbit_pochiT.png |
|
「ゲームデータの作成」の時に暗号化を行った場合は、
その暗号化されたゲームデータの中では機能せず、
代入先の文字列変数には「<<ERROR>>」が設定されます。 |
から↓の文字を全消去 |
代入する文字列に設定された文字列と同じ文字列を代入先の文字列変数から削除します。 |
■文字列操作:S1[] = "MapChip/[Base]BaseChip_pipo.png"
■文字列操作:S1[] =<から→の文字列を全消去> "ip" |
この場合は…
MapChip/[Base]BaseChip_pipo.png |
の部分が削除され…
MapCh/[Base]BaseCh_po.png |
になります。 |
に↓から特殊文字を消去して格納 |
代入する文字列に含まれている特殊文字を消去して、代入先の文字列変数に設定します。 |
■文字列操作:S1[] = "あいうえお\c[2]かきくけこ"
■文字列操作:S2[]<→の特殊文字を消去して格納>S1[] |
この場合は、文字列変数[1]にある特殊文字「\c[2]」が消去されて、
文字列変数[2]には「あいうえおかきくけこ」と特殊文字が無い状態で設定されます。 |
ルビを表示する…
あいうえお、\r[こんばんわ,コンバンワ]、かきくけこ |
の設定がある場合は…
と言ったように、ルビ設定の左側にあった文字列だけが残ります。 |
から以下の文字列を置換 |
左側に設定した文字列が代入先の文字列変数の中にあった場合は、
右側に設定した文字列に置き換えます。 |
■文字列操作:S1[] = "MapChip/[Base]BaseChip_pipo.png"
■文字列操作:S1[] =<から文字列を置換> "ip" → "YADO" |
この場合は…
MapChip/[Base]BaseChip_pipo.png |
の部分が「YADO」に変わり…
MapChYADO/[Base]BaseChYADO_pYADOo.png |
になります。 |
から正規表現で置換 |
左側に設定した置き換え条件の文字列が代入先の文字列変数の中にあった場合は、
右側に設定した変換の条件で置き換えます。
※正規表現で使える文字列は「正規表現 一覧」などでネット検索して確認してください。 |
「から以下の文字列を置換」との違いは、
「から以下の文字列を置換」の方は「123→abc」と言ったように、
1種類の文字列を1種類の文字列で変換する設定になっています。
一方「から正規表現で置換」の方は変換する条件や変換する方法を設定する事ができ、
例えば「数字があったら変換する」と言った条件で文字列を置き換える事ができます。 |
▼数字があったら後ろに『円』を付ける設定例
■文字列操作:S1[] = "123、45、67890"
■文字列操作:S1[] =<正規表現で置換> "\d+" → "$&円" |
この場合は「123、45、67890」の文字列が「123円、45円、67890円」に変わります。
▼補足
左側の「\d+」は「1桁以上の数字」と言った条件になっています。
そのため、文字列変数[1]内の「123」「45」「67890」が変換する条件に当てはまります。
右側の「$&」は「ヒットした文字列を全て含める」と言った設定になっています。
そのため、「123」「45」「67890」の後ろに「円」を付けて変換しています。 |
ウディタの特殊文字を設定する場合は「<<\s[0]>>」と言ったように、
「<<」と「>>」で挟んで設定してください。
なお、「<<」を文字列として設定する場合は「\<\<」と設定してください。 |
から指定文字まで切り出し |
代入先の文字列変数に代入する文字列と同じ文字列があった場合は、
その位置までの文字列を切り出し、代入先の文字列変数に設定します。 |
■文字列操作:S1[] = "あいうえおかきくけこ"
■文字列操作:S1[] =<から指定文字まで切り出し> "かき" |
この場合は、文字列変数[1]の「かき」がある手前までが切り出し対象となり、
文字列変数[1]には「あいうえお」になります。 |
「あいうかきえおかきくけこ」のように、同じ「かき」が複数ある場合は、
文頭から最初に見つかった「かき」が対象となり、「あいう」が出力されます。 |
指定文字が無かった時には、代入先の文字列変数には「<<NotFound>>」が設定されます。 |
の指定文字以降を切り出し |
代入先の文字列変数に代入する文字列と同じ文字列があった場合は、
その文字列以降の文字を切り出し、代入先の文字列変数に設定します。 |
■文字列操作:S1[] = "あいうえおかきくけこ"
■文字列操作:S1[] =<の指定文字以降を切り出し> "かき" |
この場合は、文字列変数[1]の「かき」がある先の文字が切り出し対象となり、
文字列変数[1]には「くけこ」が設定されます。 |
「あいうかきえおかきくけこ」のように、同じ「かき」が複数ある場合は、
文頭から最初に見つかった「かき」が対象となり、「えおかきくけこ」が出力されます。 |
指定文字が無かった時には、代入先の文字列変数には「<<NotFound>>」が設定されます。 |
正規表現で()内抽出 |
「()」の中に設定した正規表現の条件で代入先の文字列変数の文字列を検索し、 「()」の中に設定した条件の文字列を代入先の文字列変数に設定します。 |
▼数字があったら後ろに『円』を付ける設定例
■文字列操作:S1[] = "合計123円、全部で45円、合わせて67890円"
■文字列操作:S1[] =<正規表現で()内抽出> "全部で(\d+)円" |
この場合は「全部で(数字)円」の条件に当てはまる「全部で45円」が抽出され、
文字列変数[1]には「45」が設定されます。 |
ウディタの特殊文字を設定する場合は「<<\s[0]>>」と言ったように、
「<<」と「>>」で挟んで設定してください。
なお、「<<」を文字列として設定する場合は「\<\<」と設定してください。 |
隠しコード実行(<<から始まる) |
特殊なコマンドを設定すると、様々な隠し機能を使う事ができます。
【隠しコードのページを開く】 |
なお、ウディタ[3.5]以前は隠しコードを「に↓のファイル内容読込」で実行していたため、
「に↓のファイル内容読込」でも隠しコードを実行する事ができます。 |