WOLF RPGエディター(ウディタ)/イベントコマンド【サイトトップへ戻る】 ■「X座標・Y座標」と「画面X座標・画面Y座標」の違い (更新:2024/05/04) イベントコマンド【変数操作+】にある「X座標・Y座標」と「画面X座標・画面Y座標」の違いについて説明します。
【変数操作+】の基本説明は、別ページに記載しています。 ■「X座標」「Y座標」(標準、精密)とは? 「X座標・Y座標」は、マップの左上を「X座標=0」「Y座標=0」として、 指定したキャラクターがマップの左上から何マス目にいるのかを取得する時に使います。 「標準」は1マス単位、 「精密」は0.5マス単位になります。 例えば「サンプルマップA」のスタート地点にいる主人公は…
スタート地点から右へ1歩(0.5マス)移動すると…
【変数操作+】や【場所移動】の座標の設定時に「精密座標」にチェックを入れると精密座標の設定になります。 【マップチップの上書き】や【動作指定】などの座標設定は「標準」での設定になります。 指定したキャラクターの座標の取得する時には【変数操作+】を使いますが、 変数呼び出し値の「9180000」や「9190000」でも取得する事ができます。 ▼変数呼び出し値で主人公の座標を取得
▼【使用例】主人公の目の前にマップイベントがあるかどうかを調べる サブキー(Shift)を押した時に、主人公の目の前にいるマップイベントのイベントIDを取得します。 ▼動作イメージ 今回の処理はイベントIDを取得するだけですが、 応用次第では「影グラフィック番号」などのマップイベントの情報を取得する事ができます。 移動幅が「0.5マス」の場合、主人公とマップイベントの位置によっては、 マップイベントの方に向かってサブキーを押しても反応しない事があります。 そのため下記設定では、0.5マスのずれにも対応した設定になっています。 移動幅が「0.5マス」ではなく「1マス」の場合は…
▼【使用例】同じ座標の別のマップへ移動 同じ座標の別のマップへ移動する処理を設定します。 今回はサブキー(Shift)を押す度に、マップID[1]と[2]の同じ座標へ行き来する設定を行います。 サンプルゲームでは、サンプルマップAとBを行き来します。 ▼スタート地点でサブキーを押した時
▼場所移動は変数呼び出し値で設定します X座標・Y座標をセルフ変数に出力せず、変数呼び出し値「9180002」「9180003」で設定する方法もあります。
*注意* マップBはマップAよりもマップサイズが小さいため、 マップAの右の方(マップBに存在しないマス座標)でサブキーを押すとエラーが発生します。 今回の処理は、基本的に2つのマップサイズを同じサイズにする必要があります。 ▲トップへ戻る▲ ■「画面X座標」「画面Y座標」とは? 「画面X座標・画面Y座標」は、現在映っているゲーム画面の左上を「画面X座標=0」「画面Y座標=0」として、 指定したキャラクターのゲーム画面上の表示位置を、ピクセル単位で取得する時に使います。 キャラクターの画面位置の取得は、キャラクターの左右中央の足元位置になります。 ▼スタート時の画面座標 ピクチャを表示する時も、この「画面X座標・画面Y座標」と同様に、 現在映っているゲーム画面の左上を「X=0」「Y=0」として、ピクセル単位で表示しています。 そのため、ピクチャの表示位置を設定する処理では、この「画面X座標・画面Y座標」を使う事があります。 【使用例】ピクチャでマップイベントの頭に「?」を表示 マップイベントの頭上に「?」を表示します。 「?」の表示はピクチャを使って表示します。 ピクチャの表示位置は、マップイベントの「画面X座標・画面Y座標」をセルフ変数[0][1]に取得して、 変数呼び出し値「1100000」「1100001」を使ってピクチャの表示位置を設定します。
ちなみに今回の「?」は文字で表示していますが、画像ファイルで表示する事もできます。 ▼【使用例】マップイベントと完全に重なった時に場所移動を実行 マップイベントを完全に重なった時に【場所移動】を実行する処理を設定します。 場所移動用のマップイベントは、通常は以下のように【場所移動】のみで設定します。 しかし0.5マス移動の場合、上下移動でマップイベントに重なろうとすると、半分乗った時点で【場所移動】が実行します。 ▼この時点で場所移動が実行 また場所移動の移動先が場所移動用のマップイベントの上に設定した場合、 移動先で上下に移動すると、移動先の場所移動イベントが実行して、元に戻ってしまうような現象も発生します。 ▼移動先で上下移動すると場所移動が実行 今回は…
両者の距離が「0」(完全に重なった状態)になった時に【場所移動】が実行するように設定します。 なお、画面X座標の方は、何も設定しなくても両者の距離が「0」にならないと【場所移動】が実行しませんので、 画面X座標を対象とした両者の距離を調べる処理はありません。
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