WOLF RPGエディター(ウディタ)[3.335]/変数【サイトトップへ戻る】 ■変数の番号や文字列を別のものに置き換える (更新:2024/05/06) 変数の番号や文字列を別のものに置き換える方法を紹介します。
■置き換えるとは? 置き換えるとは、例えば…
文字列も同様であり…
置き換えの作業を行う事によって…
コモンイベントのセルフ変数では、使用用途が同じジャンルのものをグループ化する時に置き換え作業を行う事があります。 例えば… セルフ変数[10〜14]=計算処理やデータベースの値の取得で使用 セルフ変数[20〜28]=ピクチャ関連の設定で使用 セルフ変数[60〜85]=ステータスの表示位置の設定で使用 と言った感じです。 ▼コモンイベント[178:X[戦]味方欄_単体描画]のセルフ変数 綺麗に並び替える事で、必要なセルフ変数が見つけやすくなります。 また使用するジャンルとジャンルの間に空白の変数を入れる事で、より必要なセルフ変数が見つけやすくなります。 置き換え作業は意外と置き換えミスをする事があり、ミスした事に気付かずに保存して元に戻せなくなる事があります。 そのため、置き換え作業を行う前には、必ず作品データのバックアップを残してください。 バックアップのデータは置き換え作業が終わったあとも、暫くの間は残しておいた方が良いでしょう。 【バックアップの残し方を見る】 ▲トップへ戻る▲ ■2つの置き換える方法 置き換える方法は、検索の「置換」を使う方法とテキストファイルの「置換」を使う方法があります。
▼テキストファイルの置換を使って置き換える方法が書かれている所までジャンプ▼ ▲トップへ戻る▲ ■検索の置換を使って置き換える 検索にある「置換」を使って、置き換え作業を行います。 ▼マップイベントの「検索」 ▼コモンイベントの「検索」 作業手順の紹介は、コモンイベントにある「検索」を使って行います。
検索語の所には置き換え対象になる数値や文字列を設定し、 置換の所には置き換える数値や文字列を設定してください。 変数の番号を変える場合は、変数呼び出し値で設定してください。 例えば…
ボタンは検索[+Shiftで逆方向]と【!】置換 [次検索]があります。 「検索語=1600010」「置換=1600011」の時に検索[+Shiftで逆方向]か【!】置換 [次検索]を押すと、 セルフ変数[10]が設定されている所にカーソルが移動します。 セルフ変数[10]が設定されている所で【!】置換 [次検索]を押すとセルフ変数[10]がセルフ変数[11]に置き換わり、 次にセルフ変数[10]が設定されている所にカーソルが移動します。 この設定は置き換えたくないと言った場合は検索[+Shiftで逆方向]を押すと置き換えは実行されずに、 次にセルフ変数[10]が設定されている所にカーソルが移動します。
拡大率やカラー(RGB値)などにある「100」も置き換えの対象になります。 そのため… 「ピクチャ番号[100]を置き換えようとしたら、拡大率やカラー(RGB値)なども置き換わってしまった」 と言ったトラブルが発生する可能性があります。 置き換えの際は設定内容を十分に確認した上で置き換えを実行してください。 特に置き換え有無の確認が必要ない場合は、[Enter]を押し続ければ一気に換わっていきます。 置き換えの範囲が「現在のイベント内のみ」の場合は、必ず0行目を選択した上で【!】置換 [次検索]を実行してください。 また別の「検索語」「置換」を設定した場合は、再度0行目を選択した上で【!】置換 [次検索]を実行してください。 セルフ変数[10]とセルフ変数[11]を入れ替える場合は、まず…
そして…
置き換え作業を行っても変数の名前はそのままになっているので、 置き換え作業が終わったあとに、変数の名前を修正する作業を行ってください。 ▼注意点が書かれている所までジャンプ▼ ▲トップへ戻る▲ ■テキストファイルの置換を使って置き換える イベントコードをテキストファイルに貼り付けて、テキストファイル上で置き換え作業を行います。 今回は以下の条件で置き換えます。 ▼置き換え前
▼置き換え内容
▼置き換え作業の手順
▼置き換え後
まずデスクトップの上で右クリック→[新規作成]→[テキストドキュメント]を実行し、 空のテキストファイルを作成してください。 イベントコマンドの画面を開き、イベントコマンドの上で右クリック→[全て選択]を実行し、 さらに右クリック→[イベントコード→クリップボードへコピー]を実行。 先ほど作成したテキストファイルを開き、画面上の[編集]→[貼り付け]を選択。 一番上の行をクリック。 画面上の[編集]→[置換]を選択。
[置換]の設定画面の右上にある[×]をクリックして、置換の設定画面を閉じてください。 そして画面上の[編集]→[すべて選択]を選択し、[編集]→[コピー]を選択。 ウディタの設定画面に戻り、置き換え前のイベントコマンドの上で右クリック→[全て選択]を実行した上で、 右クリック→[削除]を実行して置き換え前のイベントコマンドを全て削除。 そして右クリック→[クリップボード→コード貼り付け]を実行。 画面右上にある[セルフ変数使用状況]のボタンをクリックし、 置き換えた変数番号に合わせてセルフ変数の名前を変えてください。
▲トップへ戻る▲ ■置き換え作業の注意点 置き換え作業における注意点を記載しています。 ▼起動条件や「入力の数/結果を返す」にある設定 起動条件の変数やコモンイベントの「入力の数/結果を返す」の中にある設定は置き換える事ができないため、 手作業を修正してください。 ▼特殊文字で変数の値を文字列で表示している セルフ変数[10]の設定をセルフ変数[11]に換えた時に、特殊文字で「\cself[10]」を設定している場合は…
▼一括設定 例えば…
もしも「セルフ[21]=0」にする場合は…
また「セルフ[41]=0」にしたくない場合は…
▼「X番の変数呼出」で使用する変数呼び出し値を設定 変数呼び出し値を…
しかし…
▼コモンイベントのセルフ変数を他のイベントから操作している場合
▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆「変数」って何? ┣◆「セルフ変数」って何? ┣◆「通常変数」「予備変数」って何? ┣◆「文字列変数」って何? ┣◆「システム変数」「システム文字列」って何? ┃◆システム変数[0〜34]の説明 ┃┣◆システム変数[35〜76]の説明 ┃┣◆システム変数[77〜120]の説明 ┃┣◆システム変数[121〜148]の説明 ┃┣◆システム文字列[0〜49]の説明 ┃┗◆システム文字列[50〜76]の説明 ┣◆「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」って何? ┃┗◆【使用例】「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」 ┣◆「乱数」って何? ┃┗◆乱数で一度出力した値を二重に出力させない ┗◆変数の番号や文字列を別のものに置き換える |