WOLF RPGエディター(ウディタ)/変数【サイトトップへ戻る】 ■システム変数[121〜148]の説明 (更新:2024/05/10) システム変数[121〜148]について解説します。
「変数」や「システム変数・システム文字列」に関する基本説明は、別ページに記載しています。 ■[Sys122:Map&Evズーム時なめらか=1] 3Dモードでゲームを実行し、システム変数[122:Map&Evズーム時なめらか=1]に「1」を設定すると、 マップ画面を拡大縮小した時に、画像表示のギザギザ感が軽減されます。 ▼コンフィグにある「3Dモード」の設定(初期設定は「3Dモード」になっています) 初期値は以下のとおりです。
以下の画像は、上記設定をプロ版の「320×240(自由サイズ:通常)」で実行した時のゲーム画面です。 ▼「システム変数[122]=0」 ▼「システム変数[122]=1」 「システム変数[122]=1」の方がギザギザ感か軽減されて、なめらかな表示になっている事が分かります。 なお「システム変数[122]=1」の方は不自然な線が出る事があり、綺麗に表示されない事があります。 ▼ウディタ[3.336]で「60%」で表示した時 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys123:次表示ピクチャ拡縮くっきり(1=YES)] ゲームの基本設定にある「ピクチャ拡大縮小時の描画方法」の設定にて「なめらか&ぼんやり」にしている時に、 システム変数[123:次表示ピクチャ拡縮くっきり(1=YES)]に「1」を設定すると、 以降に表示するピクチャを「くっきり&ガタガタ」で表示する事ができます。
▲トップへ戻る▲ ■[Sys125:フォント太さ(1〜10)] フォントの太さを「1〜10」の間で設定します。 初期値は以下のとおりです。
初期値の設定はコモンイベント[048:X[共]基本システム自動初期化]の220行目で行っています。 実際にフォントが太くなる数値は、フォントの種類によって異なります。 「Meiryo」の場合は「1〜5」「6」「7〜10」で変化がありました。
「Arial Black」の場合は「1〜10」で変化がありませんでした。 実際に「1〜10」のどの数値でどれくらいの変化が発生するのかは、フォントごとに確認する必要があります。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys127:Mapタイル非セーブフラグ(1=YES)] イベントコマンド【マップチップ上書き】を使ってマップ上に別のタイルを設置した場合、 通常ではセーブデータにマップ上のタイルの状態を保存しますが、 このシステム変数[127:Mapタイル非セーブフラグ(1=YES)]に「1」を設定してからセーブした場合は、 マップ上のタイルの状態が保存されず、ロード時は初期状態のマップが表示されます。 ▼イベント処理でツボを設置してセーブした場合
「システム変数[127]=1」の場合は、マップ上のタイル情報をセーブデータに保存しないため、 セーブデータのファイル容量は「システム変数[127]=0」の時よりも少なくなります。 初期値は以下のとおりです。
▲トップへ戻る▲ ■[Sys129:Ev斜め移動 X速度補正[%]] ■[Sys130:Ev斜め移動 Y速度補正[%]] 斜め移動の時に縦横の移動速度を変える時に使います。 斜め移動用なので、通常の上下左右移動には影響しません。 またイベントコマンド【キャラエフェクト】の「ピクセル移動」で斜め移動した場合も影響しません。 初期値は以下のとおりです。
初期値はゲーム起動時に自動的に設定されるため、初期値を設定しているコモンイベントの設定はありません。 ▼動作解説
「横に2移動で、縦に1移動」と言った動作になります。
横の移動が終わる前に縦の移動が終わらず、最後に縦移動のみを行います。 このシステム変数[129〜130]の設定は、通常の方向キーの操作による斜め移動にも影響を与えます。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys131:主人公 中心X補正] ■[Sys132:主人公 中心Y補正] 画面スクロールを実行する主人公の位置を補正する時に使います。 初期値は以下のとおりです。
ゲーム画面のサイズより大きなマップの場合、マップの左端から右に向かって移動すると、 通常では画面中央より右に移動した時に、画面スクロールが開始されます。 ▼画面スクロールの開始ライン しかし…
▼「Sys131=128」の時の画面スクロールの開始ライン
▲トップへ戻る▲ ■[Sys134:POVキーで方向入力オン?[1=ON]] ゲームパッドの十字キーで操作ができるようにする場合は「1」を設定します。 初期値は以下のとおりです。
初期値はゲーム起動時に自動的に設定されるため、初期値を設定しているコモンイベントの設定はありません。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys135:左スティックで方向入力オン?[1=ON]] ゲームパッドの左ステックで操作ができるようにする場合は「1」を設定します。 初期値は以下のとおりです。
初期値はゲーム起動時に自動的に設定されるため、初期値を設定しているコモンイベントの設定はありません。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys136:精密ウィンドウ拡大率[0.1%]] ■[Sys137:ウィンドウ拡大率[%]] ゲーム画面を表示するウィンドウの拡大率を取得、または変更します。 ゲーム画面のウィンドウは、ウィンドウの外枠をドラッグする事で、 プレイヤーが自由に表示サイズを変える事ができます。 このプレイヤーが変えたウィンドウのサイズ(拡大率)を調べる時に、 システム変数[136:精密ウィンドウ拡大率[0.1%]]やシステム変数[137:ウィンドウ拡大率[%]]を使います。 初期値は以下のとおりです。
初期値はゲーム起動時に自動的に設定されるため、初期値を設定しているコモンイベントの設定はありません。 プロ版の初期値は「ゲームの基本設定[Pro専用]」で設定した拡大率になります。 100%の表示サイズにする場合は…
▲トップへ戻る▲ ■[Sys138:画面モード[ウィンドウ:0/仮想全:1/全:2]] 画面の表示モードを調べる時に使います。
[F4]で解除する事もできます。
ゲーム内にゲームを終了させる設定が無い場合は、[Alt]+[F4]による強制終了を実行する必要があります。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys139:[P]ズームアウト時マップ拡張表示 1:ON] マップをズームアウトした時に、ゲーム画面の外にあったマップ画面を表示するかどうかを設定します。
縮小して、かなり広範囲を表示しようとすると処理負担が大きくなります。 また小さなマップでマップにループ設定がある場合、 縮小するとマップイベントの表示が正常に行われない事があります。 初期値は以下のとおりです。
初期値はゲーム起動時に自動的に設定されるため、初期値を設定しているコモンイベントの設定はありません。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys141:[P]システム言語[日本語:0/英語:1] ウィンドウ上部の文字やエラーで表示される文字を、日本語か英語に切り替える事ができます。
初期値は以下のとおりです。
▲トップへ戻る▲ ■[Sys143:[読]処理可能コマンド[通常0/プロ版1]]
現在実行しているゲームが通常版(無料版)で起動しているのか、 プロ版で起動しているのかを判断する時に使います。 ▲トップへ戻る▲ ■[Sys146:DirectInputならPS/Swiコン準拠?=1(1推奨)]
初期値は以下のとおりです。
▲トップへ戻る▲ ■[Sys148:[P]次起動ウィンドウ拡大率[0.1%] 「ゲームの基本設定[Pro専用]」で設定した起動時のウィンドウの拡大率を変更する時に使います。 【ゲームの基本設定[Pro専用]の「[Pro]デフォルトのウィンドウ拡大率」の説明を見る】 初期値は以下のとおりです。
「-1」の場合は「ゲームの基本設定[Pro専用]」で設定した拡大率になります。 システム変数[148:[P]次起動ウィンドウ拡大率[0.1%]]に「500」を設定した場合は、 次回起動時には「500=50.0%」の拡大率でゲーム画面が表示されます。 システム変数[148:[P]次起動ウィンドウ拡大率[0.1%]]の情報は、ファイル「Game.ini」に保存されます。 このファイル内にある…
セーブデータに保存されたシステム変数[148:[P]次起動ウィンドウ拡大率[0.1%]]は使用されないため、 セーブデータをロードしても、保存されていたシステム変数[148:[P]次起動ウィンドウ拡大率[0.1%]]の値にはなりません。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆「変数」って何? ┣◆「セルフ変数」って何? ┣◆「通常変数」「予備変数」って何? ┣◆「文字列変数」って何? ┣◆「システム変数」「システム文字列」って何? ┃┣◆システム変数[0〜34]の説明 ┃┣◆システム変数[35〜76]の説明 ┃┣◆システム変数[77〜120]の説明 ┃┣◆システム変数[121〜148]の説明 ┃┣◆システム文字列[0〜49]の説明 ┃┗◆システム文字列[50〜76]の説明 ┣◆「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」って何? ┃┗◆【使用例】「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」 ┣◆「乱数」って何? ┃┗◆乱数で一度出力した値を二重に出力させない ┗◆変数の番号や文字列を別のものに置き換える |