WOLF RPGエディター(ウディタ)/初心者・データベース【サイトトップへ戻る】 ■「システムDB」「ユーザーDB」「可変DB」の説明 (更新:2024/06/19) 「システムDB」「ユーザーDB」「可変DB」について解説します。
「変数」に関する基本説明は、別ページに記載しています。 ■3つのデータベース データベース(DB)には、「システムDB」「ユーザーDB」「可変DB」の3種類があります。
ウディタの基本システム(コモンイベント[000〜214]に最初から設定されているイベント)を使わずに、 全てオリジナルのコモンイベントで処理する場合は、ユーザーDBや可変DBを全て削除しても問題ありません。 システムDBは削除の仕方によってはエラーが発生する可能性があるため、出来る限り初期設定のままが望ましいです。 各データベースの画面は、画面上部の[表示]から開くか、 または各データベースの画面を開くアイコンをクリックしてください。 3つのデータベースの設定画面は、全て同じデザインであり、画面の操作方法も同じです。 コピーや貼り付けも共有しており、例えばユーザーDBのタイプをコピーして、可変DBのタイプに貼り付ける事もできます。 当ページの画面説明では、可変DBの画面を使って説明します。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:タイプ 「タイプ」には、設定内容ごとにグループ化した名前が表示されます。 タイプ名の上で右クリックを押すとメニュー画面が表示され、タイプのコピーや削除、ファイル出力などが行えます。 タイプ数を増やす場合は、[タイプ数の設定]をクリックしてください。(最大数:100) タイプの名前を変更する場合や画面右側の項目の設定を行いたい場合は、[タイプの内容設定]をクリックしてください。 イベントコマンドの設定では…
そのため、タイプ名は出来る限り解りやすい名前を付けておいた方が良いでしょう。 ※データ名や項目名も同様に名前を指定して設定する事ができます。 ※初期設定のタイプ名や項目名を変えるとエラーが発生するので、初期設定の名前は変えないでください。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:データ 「データ」には、データIDごとに右の項目の情報を設定する事ができます。 主人公の場合は1人につき、1つのデータIDを使います。 データ名の上で右クリックを実行するとメニュー画面が表示され、データのコピーや削除、ファイル出力などができます。 データ数を増やす場合は[データ数の設定]をクリックしてください。(最大数:10000) データ名の設定は、データIDを選択した上で画面上部で設定します。 なお[タイプの内容設定]の設定により、別のデータベースのデータ名を表示する事もできます。 [Ctrl]キーを押しながら[↑][↓]キーを押すと、選択中のデータIDを切り替える事ができます。 ▼動作イメージ ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:項目 「項目」は、データIDごとに異なる項目情報を設定する時に使います。 ここで設定された情報がゲーム開始時の初期設定になります。 項目数の増減や各項目の仕様の変更などは、[タイプの内容設定]のクリックして設定してください。 上部にある「ページ1」「ページ2」をクリックすると設定画面が切り替わります。 ファイルアドレスを設定する場合は、右にある[File]のボタンを押す事で、ファイルを選択する画面が表示されます。 またフォルダー[Data]内にある画像ファイルをドラッグして、ファイルアドレスの設定欄でマウスのボタンを離す事で、 ドラッグしたファイルのアドレスを設定する事もできます。 項目をクリックすると、画面下に設定内容が表示されます。 複数行の文字列の編集などで活用してください。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:メモ欄・検索・ファイルの出力・ファイル読込 ▼メモ欄 タイプ別にメモを残す事ができます。 表示中のタイプにて、項目の設定方法に独自ルールがある場合は、ここにメモしておくと良いでしょう。 ▼検索 項目に設定した数値や文字列を検索する時に使います。 ※項目名やデータ名の検索はできません。 ▼ファイルの出力 データベースの情報をファイルに出力します。
▼ファイル読込 「ファイルの出力」で出力されたファイルを読み込む時に使います。 なお、ファイルからデータベースへドラッグ&ドロップで直接読み込む事もできます。 ▲トップへ戻る▲ ■変数の値を文字列にして表示 特殊文字を使う事で、文章ウィンドウやデバッグウィンドウ、ピクチャの表示などで変数の値を表示する事ができます。 以下は変数の情報を表示する時の特殊文字の一覧です。
特殊文字の設定では、変数の中に変数を設定する…
例えば、パーティの先頭にいるキャラ名を表示する場合は、 可変DBの情報を表示する特殊文字「\cdb[A:B:C]」を二重に設定して表示します。
▼補足 \cdb[6:0:1]は可変DB[6:パーティー情報]にあるパーティの1人目の主人公の番号を呼び出す設定です。 \cdb[0:X:0]は可変DB[0:主人公ステータス]の主人公の名前を呼び出す設定であり、 真ん中の「X」と表示した部分には、呼び出す主人公の番号を設定します。 そのため、\cdb[0:\cdb[6:0:1]:0]の設定を行うと…
▲トップへ戻る▲ ■変数呼び出し値 数値設定が百万以上になると「変数呼び出し値」になります。 以下は変数呼び出し値の一覧です。
「変数呼び出し値」を活用する事で、様々な数値タイプの設定にデータベースの値を設定する事ができます。 例えば、以下の設定は【回数付きループ】の設定で「パーティの人数」をループ回数にしている設定です。
以下は【変数操作】にて「パーティの人数×10」をセルフ変数に代入している設定です。
上記の設定は…
▲トップへ戻る▲ ■セーブデータのロード後に最新版の可変DBにはなりません! 可変DBはセーブデータに保存される仕様になっているため、 例えば可変DB[0:主人公ステータス]で「限界レベル=30」にした状態でゲームを開始してセーブした場合は、 セーブデータには「限界レベル=30」が保存されます。 セーブ後に可変DB[0:主人公ステータス]の編集画面で「限界レベル=50」に変えた場合は、 ゲームを最初から始めた場合は「限界レベル=50」になりますが、 セーブデータをロードした場合は「限界レベル=30」のままになります。 古いセーブデータが最新版の可変DBにならない理由は、もしもセーブデータのロード後に最新版に更新してしまうと、 主人公のレベルや装備品、習得した特殊技能などが全てゲーム開始時の状態に戻り、 所持アイテムや所持金、パーティメンバーなども全てゲーム開始時の状態に戻ってしまいます。 古いセーブデータに保存された「限界レベル=30」を「限界レベル=50」に変えたい場合は、 セーブデータのロード後に限界レベルの設定を変えるイベントコマンドの実行が必要になります。 また作品の公開したあとに、作品をバージョンアップする際、主人公関連の可変DBを修正した時には、 セーブデータのロード後に可変DBを修正するイベントコマンドの実行が必要になります。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆ウディタのメインウィンドウの説明 ┣◆ゲームデータの作成 ┣◆マップの基本設定 ┣◆タイルセット設定 ┣◆システムデータベース・ユーザーデータベース・可変データベース ┣◆コモンイベント ┣◆マップ選択ウィンドウ ┣◆ゲームの基本設定 ┣◆コンフィグ ┗◆エディターオプション ◆「システムDB」「ユーザーDB」「可変DB」の説明 ┣◆「タイプの設定」の画面説明 ┣◆「システムDB」の各タイプの説明 ┣◆「ユーザーDB」の各タイプの説明 ┃┗◆「装備時・専有箇所」の選択項目を増やす ┗◆「可変DB」の各タイプの説明 ◆「変数」って何? |