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■「タイプの設定」の画面説明
(更新:2025/05/24)


「システムDB」「ユーザーDB」「可変DB」の中にある「タイプの設定」について解説します。


ショートカット
■タイプの設定画面について
■タイプ名
■データIDの設定方法
■項目名の設定
■内容の挿入・削除・コピー
■データ内容の特殊設定について
■特殊設定:特殊な設定方法を使用しない
■特殊設定:ファイル読み込み(文字列)
■特殊設定:データベース参照(数値)
■特殊設定:選択肢を手動作成(数値)

「データベース(DB)」に関する基本説明は、別ページに記載しています。
【データベースの説明を開く】


  
■タイプの設定画面について

タイプの設定画面では、主に下図の赤枠の部分の準備を行います。





タイプの設定画面を開くには、[タイプの内容設定]のボタンをクリックするか、
タイプ名をダブルクリックしてください。




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■タイプ名

タイプの名前を設定します。



★注意点★
■可変DB書込:DB[ 主人公ステータス : CSelf0[主人公ID] : HP ] (0 : - : 6) = 0
と言った感じに、コモンイベント内ではタイプ名を指定して処理している事があるため、
初期設定のタイプ名は変更しない方が良いでしょう。


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■データIDの設定方法

データ名の設定方法を選択します。



設定方法 処理仕様
手動で設定 データ名を1つずつ手作業で設定します。
▼サンプルゲーム内の設定例
可変DB[18:基本システム用変数]
最初の文字列データと同じ 項目IDが最も小さい文字列をデータ名にします。
例えば項目[5][8][13]に文字列が設定されている場合は、
項目[5]の文字列がデータ名になります。
文字列の項目が無い場合は、データ名は空欄になります。
▼サンプルゲーム内の設定例
可変DB[0:主人公ステータス]
※項目[0:キャラ名]の文字列をデータ名に設定。
1つ前のタイプのデータIDと同じ タイプID[1]でこの設定を行った場合は、
タイプID[0]のデータ名がタイプ[1]にも設定されます。
タイプ[0]でこの設定を行うと、1つ前のタイプが無いため、
データ名は「×NoData」になります。
▼サンプルゲーム内の設定例
可変DB[1:┣ 技能習得Lv]
※1つ上の可変DB[0:主人公ステータス]のデータ名を設定。
指定DBの指定タイプNoから 指定したDBの指定したタイプIDと同じデータ名にします。
▼サンプルゲーム内の設定例
可変DB[7:┣所持アイテム個数]
※ユーザーDB[2:アイテム]のデータ名を設定。
指定DBの指定タイプ名から 指定したDBの指定したタイプ名と同じデータ名にします。



可変DB[7:┣所持アイテム個数]に「ユーザDB」「2」を設定


ユーザーDB[2]と同じデータ名になる


ユーザーDB[2]のデータ名を変えると、可変DB[7:┣所持アイテム個数]のデータ名も自動的に変わります。


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■項目名の設定

各項目ごとに詳細設定を行います。



項目の名前を設定します。
イベントコマンドの設定では…
■DB読込(可変): このEvのSelf0 = 可変DB[ 0 : 12 : HP ] (主人公ステータス : ウルファール : 6)
と言ったように、項目名を指定して設定する事ができます。
そのため、出来る限り解りやすい項目名を付けた方が良いでしょう。
コモンイベント内では項目名を指定して処理している事があるため、
初期設定の項目名は変更しない方が良いでしょう。
項目を「数値タイプ」で処理するのか「文字列タイプ」で処理するのかを設定します。
[無効]になっている項目で[数値][文字列]をクリックすると、
クリックした項目までが全て有効になります。

例えば項目名58までが有効の状態で、項目名75の[文字列]をクリックすると、
無効だった項目名59〜75の全てが[文字列]で有効になります。
データ内容の特殊設定の設定画面が開きます。
このデータ内容の特殊設定に関しては、当ページの下の方で詳しく説明します。
[数値]を設定した時に、データベースの画面に最初に表示される値を設定します。

例えば可変DB[3:┣ 属性耐性]の初期値は全て「100」になっているため、
データベースに最初に表示される値は、全て「[100]100%[変化なし]」になります。
[無効]をクリックすると、そのクリックした項目以降が全て無効になります。

例えば項目名12で[無効]をクリックすると、項目名12以降が全て無効になります。


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■内容の挿入・削除・コピー

指定した項目IDに新しい項目を挿入したり、削除したり、コピーしたりします。





▼項目

「1」を設定した場合は「項目名1」を選択している状態になります。



▼ボタン

ボタン 処理内容
[の前に挿入] 指定した項目IDに空欄の項目を追加します。
項目=8」で[の前に挿入]を実行した場合は、
「項目名8」には何も設定していない新規の項目が出現し、
「項目名8」にあった設定は「項目名9」へ移動して、
以降は「9→10」「10→11」と1つずつ設定位置が下がります。
[を削除] 指定した項目IDを削除します。
項目=8」で[を削除]を実行した場合は、
「項目名9」が「項目名8」へ移動して、
以降は「10→9」「11→10」と1つずつ設定位置が上がります。
[をコピー] 指定した項目IDをコピーします。
[に貼り付け] [をコピー]でコピーした項目を、指定した項目IDに上書きで貼り付けます。
挿入で貼り付ける場合は、
事前に[の前に挿入]で空欄を作った上で[に貼り付け]を実行してください。
項目名58まで有効な状態で「項目=99」で[に貼り付け]を実行した場合は、
項目名59に貼り付けられ、以降[に貼り付け]を実行する度に、
項目名60項目名61項目名62と貼り付けられます。
コピーした項目を別のタイプの[タイプの設定]で貼り付ける事もできます。
例えばユーザーDB[3:武器]の[タイプの設定]で[をコピー]でコピーした項目を、
ユーザーDB[4:防具]の[タイプの設定]で[に貼り付け]を実行して貼り付ける事もできます。



★注意点★

■DB読込(可変): このEvのSelf0 = 可変DB[ 0:12:6 ] (主人公ステータス:ウルファール:HP)
と言った感じに、項目IDを指定して処理している場合は、項目の挿入や削除を行って項目IDがずれると、
上記のような設定が正常に処理できなくなります。

そのため、新規の項目を追加する時には、初期設定の項目と項目の間ではなく、
例えば可変DB[0:主人公ステータス]の場合は、項目名59以降(未使用の項目)に追加した方が良いでしょう。

また初期設定にあった項目で「これは要らない」と思った項目があったとしても、削除せずにそのままにした方が良いでしょう。


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■データ内容の特殊設定について

データ内容の特殊設定は、例えばファイルアドレスを設定する項目にて[File]のボタンを設置したり、
指定したデータベースのデータ名が選択肢になるようにしたりする時に使います。



例えば可変DB[0:主人公ステータス]項目[2:歩行グラフィック画像]には[File]のボタンがあります。




この[File]のボタンを押すと、フォルダー「CharaChip」のファイル選択画面が表示されます。




この[File]のボタンの設定をデータ内容の特殊設定で行っています。





[▼特]をクリックすると、データ内容の特殊設定の設定画面が開きます。




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■特殊設定:特殊な設定方法を使用しない

特殊な設定方法を使わずに通常通りに「数値」や「文字列」を設定します。




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■特殊設定:ファイル読み込み(文字列)

データベースの画面に[File]のボタンを設置し、
[File]のボタンが押された時に最初に表示されるフォルダーを設定します。





初期フォルダの指定に「CharaChip」を設定した場合は、
データベースの設定画面にある[File]をクリックした時に、最初にフォルダー[CharaChip]が表示されます。





▼保存時はフォルダ名を省く

ファイルを選択した時に、データベースの設定にフォルダー名を残すかどうかを設定します。

チェックの有無 ファイル選択後のデータベースの設定状態
CharaChip/Chara_Hero3_USM.png
Chara_Hero3_USM.png


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■特殊設定:データベース参照(数値)

指定したデータベースのデータ名の一覧を表示する設定を行います。



なお、以下のチェックボックスにチェックを入れると、タイプの名前を選択して設定する事ができます。





「ユーザDB」のタイプ「3」番
を設定した場合は、データベースの設定画面には、ユーザーDB[3:武器]データ名(武器の名前)が表示されます。





▼「-1」〜「-3」の項目を追加する



オリジナルの項目が欲しい時には、このオプションを使用してください。

チェックなし チェックあり






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■特殊設定:選択肢を手動作成(数値)

オリジナルの選択肢を作りたい時には、この設定を使います。

以下は可変DB[2:┣ 主人公行動AI]項目[0:<アクション1>条件▼▼▼]の設定画面です。



▼データベースの表示例




▼挿入する値



設定項目 処理内容
内部値 データベースの画面上で選択した時に、ここで設定した値が設定値になります。
表示文字列 データベースの画面上に表示される設定名を入力します。
[挿入] 左側の一覧で選択している項目を下へずらし、選択している位置へ挿入します。
[置き換え] 左側の一覧で選択している項目に上書きで設定します。

一覧の項目の上でダブルクリックを実行すると、そのダブルクリックした項目の設定内容が右側に反映されます。





▼削除・全コピーなど



設定名 ショートカットキー 処理内容
[削除 Del] 選択している項目を削除します。
[↑へ Shift+↑] 選択している項目を1つ上に移動します。
[↓へ Shift+↓] 選択している項目を1つ下に移動します。
[全コピー] 一覧を全てコピーします。
[貼り付け] [全コピー]でコピーしたデータを貼り付けます。
別の項目にあるデータ内容の特殊設定
選択肢を手動作成(数値)に貼り付ける事もできます。


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◎関連ページ

◆「システムDB」「ユーザーDB」「可変DB」の説明
┣◆「タイプの設定」の画面説明
┣◆「システムDB」の各タイプの説明
┣◆「ユーザーDB」の各タイプの説明
┃┗◆「装備時・専有箇所」の選択項目を増やす
┗◆「可変DB」の各タイプの説明

◆「変数」って何?

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