WOLF RPGエディター(ウディタ)[3.337]/基本システム【サイトトップへ戻る】 ■コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]の解説 (更新:2024/05/18) コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]について解説します。
基本システムに関する説明は別ページに記載しています。 コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。 ■コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]って何? イベントコマンド【イベントの挿入】を使ってコモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]を呼び出す事で、 主人公のHPやSPを回復、または減少させます。 ▼イベントコマンドの設定画面 実際にHPやSPを増減する処理は、コモンイベント[070:X[移]パラメータ増減]を呼び出して処理しています。 主人公のステータス画面や一時ステータス計算などは「移動用」と「戦闘用」に分かれているため、 このコモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]のイベント処理も移動中と戦闘中に分かれています。 例えば現在のHPを保存している場所は、 移動時は可変DB[0:主人公ステータス]で保存しているのに対し、 戦闘時は可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]で保存しています。 また戦闘時の場合は、主人公のステータス画面の表示状態を更新する処理が加わるため、 戦闘時と移動時の処理を分けて処理する必要があります。 主人公を指定して単体での回復orダメージの場合、 移動中はパーティにいない主人公でも回復orダメージの処理が行われますが、 戦闘中の場合は戦闘に参加している主人公のみが対象となり、 パーティにいない主人公を指定しても処理されません。 主人公の現在のHP・SP量を調べる場合は、 コモンイベント[021:▲メンバー情報取得[数値]]を呼び出して調べてください。 HPとSPの増減は、コモンイベント[007:○能力値増減]を呼び出しても行えます。 コモンイベント[007:○能力値増減]の場合は、「HP・SPの回復・減少」や「完全回復」、 「パーティ全員」などの設定項目が無く、主人公一人の「HP」と「SP」を増減させるだけの設定しかできませんが、 コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]とは異なり、HPやSPの増減量を画面上に表示する機能があります。 ▼コモンイベント[007:○能力値増減]を使ってHPの回復量を表示 ▲トップへ戻る▲ ■[入力の数/結果を返す]について
▲トップへ戻る▲ ■コモンイベント呼び出しの一覧 コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]から呼び出しているコモンイベントの一覧です。
【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】 ▲トップへ戻る▲ ■セルフ変数の一覧 コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]のセルフ変数の一覧です。
【変数の一覧を別ウィンドウで表示】 ▲トップへ戻る▲ ■イベントコマンドの解説 イベントコマンドの解説を行います。 なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。
▲トップへ戻る▲ ■補足 ウディタのサンプルゲーム(初期設定)では、 ユーザーDB[17:システム設定]の項目[21:移動時の戦闘不能の扱い]が「[1]HP1で回復」になっているため、 コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]を呼び出して、HPを999999減らしても、 「HP=1」に修正され、戦闘不能にはなりません。 また戦闘中に戦闘不能になっても、戦闘終了後に戦闘不能から回復し、「HP=1」になります。 もしも「HP0=戦闘不能」にする場合は、 ユーザーDB[17:システム設定]の項目[21:移動時の戦闘不能の扱い]の設定を「[0]戦闘不能のまま」に変えてください。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆「基本システム」って何? ┣◆コモンイベントの一覧と補足説明 ┣◆メニュー画面の処理構造 ┗◆戦闘処理の処理構造 |