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■コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]の解説
(更新:2024/05/18)


コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]って何?
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]って何?

イベントコマンド【イベントの挿入】を使ってコモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]を呼び出す事で、
指定した主人公に指定した戦闘コマンドがあるかどうかを調べる時に使います。

▼イベントコマンドの設定画面




戦闘コマンドは、可変DB[0:主人公ステータス]項目[46〜53]に設定されています。

この可変DB[0:主人公ステータス]項目[46〜53]に、
指定した戦闘コマンド(特殊技能やアイテムなど)があるかどうかを調べます。

存在した場合は、その存在したコマンド番号(1〜8)を[結果を返す]に設定された変数に返します。
存在しない場合は、「0」の値を返します。



ユーザーDB[3:武器]項目[20:┏ 戦闘コマンドの変更]や、
ユーザーDB[4:防具]項目[16:┏ 戦闘コマンドの変更]などで、
装備すると戦闘コマンドが増える設定がありますが、装備して追加した戦闘コマンドは調べる事ができません。

そのため、例えば防具にある「30:アイテム袋」は装備すると戦闘中のコマンドに「アイテム」が追加されますが、
このアイテム袋を装備している時にコモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]で「アイテム」を調べても、
[結果を返す]は「0」を返します。



戦闘コマンドの増減する場合は、
コモンイベント[013:○戦闘コマンドの変更]を呼び出して増減してください。


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■[入力の数/結果を返す]について

▼数値1/コモンセルフ0「対象主人公」

処理する主人公を設定。
1100000」などの「変数呼び出し値」で設定する場合は、
呼び出す変数の値には可変DB[0:主人公ステータス]データIDを設定してください。
▼数値2/コモンセルフ1「どの位置に」

調べる戦闘コマンドの位置を設定。
[どこかに]の場合は、可変DB[0:主人公ステータス]の戦闘コマンド1〜8を全てチェックします。
▼数値3/コモンセルフ2「何のコマンド?」

調べるコマンドを設定。
▼結果を返す「コマンドある=1」(セルフ変数[30:コマンド位置])

指定した主人公に指定した戦闘コマンドが存在するかどうかを返します。
0 無かった
1〜8 あった(数値は見つかったコマンド位置)


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]から呼び出しているコモンイベントの一覧です。

コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]から呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
078:X[移]戦闘コマンド取得 指定位置の戦闘コマンドを取得。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[026:▲戦闘コマンド有無の判定]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象主人公 主人公ID(可変DB[0:主人公ステータス]データID)を設定。
1 どの位置に 調べるコマンドの位置を設定。
-1 全てのコマンドを調べる
1 コマンド1
2 コマンド2
3 コマンド3
4 コマンド4
5 コマンド5
6 コマンド6
7 コマンド7
8 コマンド8
2 何のコマンド? 調べるコマンドID(ユーザーDB[6:戦闘コマンド]データID)を設定。
10 コマンド位置 セルフ[1]−1」の値を設定し、
コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]の呼び出し設定で使用。
20 コマンド番号 指定した位置に登録されているコマンドIDを設定し、
調べるコマンド番号と一致するかどうかを調べる時に使用。
30 コマンド位置 [結果を返す]で使用。
コマンドがあったかどうかを設定。
0 無かった
1〜8 あった(数値は見つかったコマンド位置)

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
1-59 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[どの位置に] が -1 以下
調べるコマンド位置が指定されていない場合は分岐。
  4-10 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド1の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「1」を設定して、処理を終了させます。
  11-17 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド2の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「2」を設定して、処理を終了させます。
  18-24 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド3の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「3」を設定して、処理を終了させます。
  25-31 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド4の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「4」を設定して、処理を終了させます。
  32-38 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド5の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「5」を設定して、処理を終了させます。
  39-45 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド6の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「6」を設定して、処理を終了させます。
  46-52 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド7の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「7」を設定して、処理を終了させます。
  53-59 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
コマンド8の位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[30]に見つかったコマンド位置「8」を設定して、処理を終了させます。
61-70 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[どの位置に] が 1 以上 ]の場合↓
調べるコマンド位置が指定されている場合は分岐。
  64-70 コモンイベント[078:X[移]戦闘コマンド取得]を呼び出して、
指定したコマンド位置にあるコマンドIDを取得し、
セルフ[2]に設定されているコマンドIDと一致する場合は分岐し、
セルフ[1]の値(コマンド位置)をセルフ[30]に設定して、処理を終了させます。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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