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■コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]の解説
(更新:2024/05/18)


コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]って何?
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]って何?

コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]は、ウェイトを実行する際、
決定キーやサブキーを押し続けると、ウェイトの時間が短くなるようにする時に使います。

特に戦闘中の場合は、決定キーやサブキーを押し続ける事で、ターン進行の速度が速くなります。



セルフ[0]=60」でこのコモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]を呼び出した場合は、
キーの押し方で以下のようにウェイト時間が変わります。

決定キー サブキー ウェイト時間
押さない 押さない 60
押し続ける 押さない 30
押さない 押し続ける 20
押し続ける 押し続ける 15



キーを押し続けるとウェイト時間が短くなる処理は、
コモンイベント[061:X[共]キー押し加速ウェイト計算]にもあります。

コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]の方はイベントコマンド【ウェイト】の設定があり、
ウェイト時間が無くなるまではコモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]の処理が続きます。

一方でコモンイベント[061:X[共]キー押し加速ウェイト計算]の方は単にウェイト時間の計算のみが行われ、
計算されたウェイト時間はイベントコマンド【ピクチャ移動】の「処理時間」の設定などで使われます。

そのため【ウェイト】を実行する場合はコモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]を使い、
【ウェイト】を実行しない場合はコモンイベント[061:X[共]キー押し加速ウェイト計算]を使います。


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■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する

以下のような改造を行いたい時にこのコモンイベントを改造します。

◆対応するキーの種類を増やしたい。
◆キーを押した時の残りウェイトの減り方を変えたい。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「ウェイトするフレーム」

ウェイト時間を設定。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]を呼び出しているコモンイベントの一覧です。
なお、コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]から呼び出しているコモンイベントはありません。

コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
031:◆[戦闘用]ダメージ処理 敵キャラを撃破した時に呼び出されます。
131:X┣[移]セーブ欄実行 ロード画面を開きます(サブキー + セーブ画面)」を
表示する時に呼び出されます。
139:X[戦]状態更新 敵キャラを撃破した時に呼び出されます。
165:X[戦]┗単体処理 ダメージを受けた時や敵キャラを撃破した時に呼び出されます。
171:X[戦]敵撃破処理 敵キャラを撃破した時に呼び出されます。
182:X[戦]戦闘メッセージ表示 戦闘中にメッセージを表示する時に呼び出されます。
195:X┣◆1ターンの処理を実行] ターン進行中に1キャラの処理が終わるごと、
または戦闘が終了した時に呼び出されます。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[060:X[共]ウェイト2(キー押しで加速)]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 ウェイトするフレーム ウェイト時間を設定。
10 一時キー キーコードの取得に使用。
40 ウェイト数 残りのウェイト時間を設定。
押されているキーによって、
1フレームごとの値の減り方が異なります。
何も押していない 減算1
決定キーを押し続けている 減算2
サブキーを押し続けている 減算3
決定キー+サブキーを押し続ける 減算4

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
4 セルフ[0]の値をセルフ[40]に複製。
5-26 ■ループ開始
セルフ[40]が「0以下」になるまでループします。
  6-11 決定キーを押した時に分岐し、セルフ[40]に「減算1」を設定。
  12-17 サブキーを押した時に分岐し、セルフ[40]に「減算2」を設定。
決定キーも押していた場合は、両方合わせて「減算3」を実行する事になります。
  18-22 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf40[ウェイト数] が 0 以下
ウェイト時間が無くなった場合は分岐し、【ループ中断】を実行。
  23-24 セルフ[40]に「減算1」を設定して、【ウェイト:1フレーム】を実行。
決定キーやサブキーを押していた場合は、
現フレームのセルフ[40]の値の減り方が変わってきます。
キー押し状況 現フレームで実行した減算処理 現フレームでの減算合計
何も押していない 減算1 減算1
決定キー 減算1+減算1 減算2
サブキー 減算2+減算1 減算3
決定キー+サブキー 減算1+減算2+減算1 減算4


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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