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■コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]の解説
(更新:2024/05/18)


コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]って何?
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

万能ウィンドウの基本情報は別ページに記載しています。
【万能ウィンドウの基本情報のページを開く】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]って何?

コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]では、万能ウィンドウのキー操作を処理します。

このコモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]はキー操作の処理しかないので、
例えば画面上の表示変更(カーソルの移動など)は、
コモンイベント[064:X[共]万能ウィンドウ描画処理]を呼び出して画面の表示を変更しています。

決定キーを押した時に「何を選択したのか」の情報は、[入力の数/結果を返す]の「結果を返す」、
または可変DB[18:基本システム用変数]データ[8:万能ウィンドウ_コード返値]に決定した項目のコードを設定します。
設定されるコードは、特殊技能の選択ならユーザーDB[0]のデータIDになります。


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■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する

以下のような改造を行いたい時にこのコモンイベントを改造します。

◆万能ウィンドウの操作処理を変えたい。

◆マウス操作にも対応させたい。

万能ウィンドウの改造は、万能ウィンドウを使っている様々な部分で影響しますので、改造の際は注意してください。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行][入力の数/結果を返す]の設定は、
アイテム選択画面やお店の画面などの基本システム内の処理は、必要に応じて自動的に行いますので、
基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

オリジナルの表示設定で万能ウィンドウを使用する場合のみ、[入力の数/結果を返す]の設定を行ってください。

▼数値1/コモンセルフ0「モード」

どのような処理を行うのかを設定します。
設定 説明
[0]選択を終えるまでループ カーソルの位置を初期化して、
何かを決定、またはキャンセルするまで処理を続けます。
なお、可変DB[18:基本システム用変数]
データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]の値が「-1」の場合のみ、
カーソル位置が初期化(左上の項目[0]の位置)になります。
[2]選択を終えるまでループ[カーソル初期化しない] 例えばアイテムや特殊技能の選択画面にて、
前に選択したカーソル位置から始める場合は、
この設定でコモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]を実行します。
カーソルの位置は初期化せず、可変DB[18:基本システム用変数]
データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]の位置へカーソルを表示。
56〜60行目のカーソルの位置を設定する処理の後は、
[0]選択を終えるまでループ」と同じ処理になり、
何かを決定、またはキャンセルするまで処理を続けます。
[1]キー1回分だけ処理 キーを1回押したら処理を終了します。
例えば装備画面の場合、装備品の選択カーソルを動かす度に
左の能力値の増減表示が変わります。

このようにカーソルが移動するごとに万能ウィンドウの表示以外を
変更するような場合は、キー操作1回ごとに、
コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]を終了させます。
▼数値2/コモンセルフ1「オプション」

効果音の演奏有無やカーソルの移動仕様を設定します。
設定 決定時の効果音 サブキーで終了 左右キーで終了 キャンセルキーで終了
[0]決定音を鳴らす
[1]決定音を鳴らさない
[2]サブキーで終了
[3]決定無音+サブキーで終了
[4]左右キーで終了
▼結果を返す「選択コード」(セルフ変数[10:選択コード])

決定した項目の選択コードを返します。
選択コード例 説明
特殊技能を選択し決定 ユーザーDB[0:技能]データIDを返します。
データID[2:ヒール]の場合は「2」を返します。
アイテムを選択し決定 ユーザーDB[2:アイテム]の「データID+10000」を返します。
データID[2:魔力の水]の場合は「10002」を返します。
武器を選択し決定 ユーザーDB[3:武器]の「データID+20000」を返します。
データID[5:木の杖]の場合は「20005」を返します。
防具を選択し決定 ユーザーDB[4:防具]の「データID+30000」を返します。
データID[12:ナイトシールド]の場合は「30002」を返します。
-100 キャンセルキーを押して処理を終了した時。
-200 ▼セルフ変数[0]:モード[[1]キー1回分だけ処理]の時にカーソルを移動した時。
-300 ▼セルフ変数[1]:オプションでサブキーや左右キーでの終了を有効にしている場合で、
サブキーや左右キーを押して処理を終了した時。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]を呼び出しているコモンイベント、
またはコモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]から呼び出しているコモンイベントの一覧です。

コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
085:X[移]┣ お店 描画 お店のアイテムを選択する操作処理時に呼び出されます。
109:X[移]装備欄_選択実行 メニュー画面の装備変更の画面にて、装備品を選択する操作処理時に呼び出されます。
128:X┣[移]アイテム欄実行 メニュー画面のアイテムの選択画面にて、アイテムを選択する操作処理時に呼び出されます。
129:X┣[移]技能欄実行 メニュー画面の特殊技能の選択画面にて、特殊技能を選択する操作処理時に呼び出されます。
158:X[戦]アイテム選択実行 戦闘中のアイテムの選択画面にて、アイテムを選択する操作処理時に呼び出されます。
159:X[戦]技能選択実行 戦闘中の特殊技能の選択画面にて、特殊技能を選択する操作処理時に呼び出されます。
191:X┣◆行動内容のセット 戦闘中に[戦闘]or[逃走]を選択する選択肢の操作処理時に呼び出されます。
192:X┃┣◆味方コマンド選択 戦闘中に[通常攻撃]or[特殊技能]などを選択する選択肢の操作処理時に呼び出されます。

コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]から呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
049:X[共]システムSE再生 決定音、キャンセル音、ブザー音、
カーソル移動時の音を演奏する時に呼び出します。
064:X[共]万能ウィンドウ描画処理 カーソル移動時に呼び出します。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[065:X[共]万能ウィンドウ選択実行]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 モード 処理方法を設定。
0 カーソルの位置を初期化して、
何かを決定、またはキャンセルするまで処理を続けます。
1 何らかのキーを1回押したら処理を終了します。
2 カーソルの位置を初期化せずに、
何かを決定、またはキャンセルするまで処理を続けます。
1 オプション 効果音の演奏有無やカーソルの移動仕様を設定。
0 決定効果音:有り サブキー:無し 左右キー:無し
1 決定効果音:無し サブキー:無し 左右キー:無し
2 決定効果音:有り サブキー:有り 左右キー:無し
3 決定効果音:無し サブキー:有り 左右キー:無し
4 決定効果音:有り サブキー:無し 左右キー:有り
10 選択コード [結果を返す]で使用。
選択した項目のコード(可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード])を設定。
0以上 選択した項目のコード
アイテムや技能を選択した場合は以下のコードが設定されます。
技能を選択 ユーザーDB[0:技能]データID
[2:ヒール]の選択の場合は「2」を設定。
アイテムを選択 ユーザーDB[2:アイテム]データID10000
[2:魔力の水]の選択の場合は「10002」を設定。
武器を選択 ユーザーDB[3:武器]データID20000
[2:ショートソード]の選択の場合は「20002」を設定。
防具を選択 ユーザーDB[4:防具]データID30000
[2:薄い服]の選択の場合は「30002」を設定。
-100 キャンセルキーを押した
-200 初期値(選択中)
-300 サブキーや左右キーを押した
11 選択カーソル位置 万能ウィンドウの左上から数えたカーソル位置を設定。
12 一時変数A 外部からのカーソル位置の指定(可変DB[18:基本システム用変数]項目[21:選択可能状態[1=可]])を取得、
選択可能有無(可変DB[18:基本システム用変数]項目[2:選択可能状態[1=可]])の取得、
カーソル位置の設定処理などで使用。
13 一時変数B カーソル位置のコード(可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード])を設定。
20 受付キー 【キー入力】にてキー番号の取得に使用。
24 横項目数 可変DB[18:基本システム用変数]項目[13:万能ウィンドウ横項目数]を取得。
25 最大項目数 可変DB[18:基本システム用変数]項目[17:万能ウィンドウ項目個数]を取得。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
20-28 ▼ パラメータ初期化
数値を初期化。
29-40 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[モード] が 0 と同じ
モードが「選択を終えるまでループ」の場合は分岐。
  31-32 ▼ 選択完了までの場合 カーソル位置を初期化
カーソル位置を左上(ID=0)に初期化。
  34-40 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf12[一時変数A] が -1 以外
可変DB[18:基本システム用変数]データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]
カーソル位置を指定(-1以外)の場合は分岐。
    36-38 可変DB[18:基本システム用変数]データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]セルフ[11]に取得し、
カーソル位置が「0〜最終項目番号(項目総数−1)」の範囲内になるように設定。
42-51 ◇分岐: 【2】 [ CSelf0[モード] が 1 と同じ ]の場合↓
モードが「キー1回分だけ処理」の場合は分岐。
  43 ▼ キー一回分だけ処理する場合はカーソル位置を初期化しない
 (ただ外からカーソル指定がセットされてたら入れる)
  45-51 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf12[一時変数A] が -1 以外
可変DB[18:基本システム用変数]データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]
カーソル位置を指定(-1以外)の場合は分岐。
    47-49 可変DB[18:基本システム用変数]データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]セルフ[11]に取得し、
カーソル位置が「0〜最終項目番号(項目総数−1)」の範囲内になるように設定。
54-62 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[モード] が 2 と同じ
モードが「選択を終えるまでループ[カーソル初期化しない]」の場合は分岐。
  56 ▼ カーソル位置を初期化しない で通常ループする場合は、「外からカーソル指定」の値を読む
  57 セルフ[0]に「0」を設定し、以降は「選択を終えるまでループ」と同じ処理で実行します。
  58-60 可変DB[18:基本システム用変数]データ[21:万能ウィンドウ 外からカーソル指定]セルフ[11]に取得し、
カーソル位置が「0〜最終項目番号(項目総数−1)」の範囲内になるように設定。
64-68 ▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼ 万能ウィンドウ初期化
▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼ 選択状態は-200で初期化する(キャンセルなら-100、選択していればそのコードが格納される)
69-70 セルフ[10]可変DB[18:基本システム用変数]データ[8:万能ウィンドウ_コード返値]に「-200」を設定。
何らかのキー操作を行った場合は「-200以外」になります。
0以上 選択した項目のコード
-100 キャンセルキーを押した
-200 初期値(選択中)
-300 サブキーや左右キーを押した
71-240 ■ループ開始
キー処理が終わるまでループします。
  72-77 ▼ カーソル表示を更新
カーソルに関する数値設定を行い、コモンイベント[064:X[共]万能ウィンドウ描画処理]を呼び出し、
カーソルの表示とカーソル位置に合わせた一覧の表示を実行。
  78-79 ▼ キー受付ループ 決定キーか、キャンセルキーが押された段階で終了します。
▼ ただし、終了しても万能ウィンドウ画像は残ります。消すのは手動で。
  80-95 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[オプション] が 4 と同じ
「左右キーで終了」の設定の場合は分岐。
    82 ▼ 左右キーを押したら終了する場合
    83 ■キー入力:CSelf20[受付キー][入力待ち] 4方向 決定(10) キャンセル(11)
設定されたキーが押されるまで待機。
    84-95 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf20[受付キー] が 4 と同じ
         【2】 CSelf20[受付キー] が 6 と同じ
左右キーが押された場合は分岐し、
セルフ[10]に「-300(左右キーが押された)」を設定し、
セルフ[11]に「0」を設定して、【ループ中断】を実行。
  97-107 ◇上記以外
「左右キーで終了」の設定ではない場合は分岐。
    98-101 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[オプション] が 2 のビットを満たす
オプションに「サブキーで終了」が設定されている場合は分岐。
      100 ▼ サブキーを押したら終了する場合
      101 ■キー入力:CSelf20[受付キー][入力待ち] 4方向 決定(10) キャンセル(11) サブキー(12)
設定されたキーが押されるまで待機。
    103-105 ◇上記以外
オプションに「サブキーで終了」が設定されていない場合は分岐。
      104 ▼ 通常の場合
      105 ■キー入力:CSelf20[受付キー][入力待ち] 4方向 決定(10) キャンセル(11)
設定されたキーが押されるまで待機。
  110-116 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf20[受付キー] が 12 と同じ
サブキーが押された場合は分岐。
    112-114 セルフ[10]に「-300(サブキーが押された)」を設定し、
セルフ[11]に「0」を設定して、【ループ中断】を実行。
  117-141 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf20[受付キー] が 10 と同じ
決定キーが押された場合は分岐。
    119 ▼ 決定キー 選択可能なら、現在選択中のコードを代入して終了
    121-135 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf12[一時変数A] が 1 と同じ
選択した項目が「選択可能」の場合は分岐。
      123 ▼ 選択可能な状態
      124-125 選択した項目のコード(可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード])を
可変DB[18:基本システム用変数]データ[8:万能ウィンドウ_コード返値]に設定。
例えばアイテム[3:エリクサー]を選択した場合は「10003」が設定されます。
      126-133 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[オプション] が 1 のビットを満たす
オプションに「決定音を鳴らさない」「決定無音+サブキーで終了」の場合は分岐し、決定音を鳴らしません。
例えば、このコモンイベントを終了して呼び出し元のコモンイベントへ戻り、
呼び出し元のコモンイベントの方で決定音を鳴らす場合は、この設定にします。
それ以外の場合は、コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、決定音のSEを演奏。
      134-135 セルフ[11]に「0」を設定して、【ループ中断】を実行。
    137-139 ◇上記以外
選択した項目が「選択不可」の場合は分岐。
      138 ▼ 選択不能な状態
      139 コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、
ブザー音のSEを演奏。
  143-151 ◇分岐: 【2】 [ CSelf20[受付キー] が 11 と同じ ]の場合↓
キャンセルキーが押された場合は分岐。
    144 ▼ キャンセルキー -100を返して終了
    145 コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、
キャンセル音のSEを演奏。
    146-147 セルフ[10]可変DB[18:基本システム用変数]データ[8:万能ウィンドウ_コード返値]
-100(キャンセルが押された)」を設定。
    148-151 コモンイベント[064:X[共]万能ウィンドウ描画処理]を呼び出し、
カーソル表示を消去して、セルフ[11]に「0」を設定して、【ループ中断】を実行。
  154-174 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf20[受付キー] が 8 と同じ
上キーが押された場合は分岐。
    156 ▼ 上キー
    157 セルフ[11]に「横項目数」を減算し、カーソル位置を1つ上の行に移動。
    167 コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、
カーソル移動音のSEを演奏。
    168-170 ▼ 補正
(カーソル位置+最大項目数)<余剰>最大項目数」をセルフ[11]に設定し、
項目がある範囲内にカーソル位置を収めるために補正。
例えば、最大項目数が「30」の場合は、存在する項目の範囲は「0〜29」になります。
仮にカーソル位置が「-1」の場合は、「-1+30」でカーソル位置は「29」になり、
そして「余剰30」を実行しても「29」のままなので、カーソル位置は「29」になります。
    171-174 ▼ カーソル位置の項目コードを内部的に保存
可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード]セルフ[13]に取得し、
可変DB[18:基本システム用変数]データ[18:万能ウィンドウ カーソル位置コード]に項目コードを設定。
可変DB[18:基本システム用変数]データ[61:[一時]万能ウィンドウ最終カーソル位置]に現在のカーソル位置を設定。
  176-187 ◇分岐: 【2】 [ CSelf20[受付キー] が 2 と同じ ]の場合↓
下キーが押された場合は分岐。
    177 ▼ 下キー 最下段でなければ実行
※実際には最下段でも実行しています。
    178 カーソル位置+横項目数」をセルフ[12]に設定。
但し、この設定を行った先にセルフ[12]を使った設定が無く、無意味な設定になっています。
    179 セルフ[11]に「横項目数」を加算し、カーソル位置を1つ下の行に移動。
    180 コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、
カーソル移動音のSEを演奏。
    181-183 ▼ 補正
(カーソル位置+最大項目数)<余剰>最大項目数」をセルフ[11]に設定し、
項目がある範囲内にカーソル位置を収めるために補正。
例えば、最大項目数が「30」の場合は、存在する項目の範囲は「0〜29」になります。
仮にカーソル位置が「31」の場合は、「31+30」でカーソル位置は「61」になり、
そして「余剰30」を実行して「1」になるため、カーソル位置は「1」になります。
※「余剰30」は「30以上の場合は「減算30」を実行し続ける」と言った処理を行います。
 そのため、「61」の場合は「61−30−30=1」になります。
    184-187 ▼ カーソル位置の項目コードを内部的に保存
可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード]セルフ[13]に取得し、
可変DB[18:基本システム用変数]データ[18:万能ウィンドウ カーソル位置コード]に項目コードを設定。
可変DB[18:基本システム用変数]データ[61:[一時]万能ウィンドウ最終カーソル位置]に現在のカーソル位置を設定。
  190-207 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf20[受付キー] が 4 と同じ
左キーが押された場合は分岐。
    192 ▼ 左キー (横方向に一周する計算 )
    193-194 カーソル位置÷横項目数×横項目数」をセルフ[13]に設定し、
カーソルがある行の最も左の項目のカーソル位置を算出。
    195 カーソル位置<余剰>横項目数」をセルフ[12]に設定し、
選択中のカーソルの横位置を最も左を「0」として算出。
例えば「横項目数=3」の場合は、
カーソルの位置が左の列の場合は「0」、中央の列なら「1」、右の列なら「2」が設定されます。
    196-197 (セルフ[12]+横項目数−1)<余剰>横項目数」をセルフ[12]に設定。
例えば「横項目数=3」の場合でカーソルの位置が「0」の場合は、
左キーを押すと「0+3−1=2」が実行され、カーソル位置は「2」になります。
カーソルの位置が「2」の場合で左キーを押すと「2+3−1=4」になり、
「3」で余剰する事で「1」になります。
    198 横のカーソル位置(セルフ[12])+縦のカーソル位置(セルフ[13])」をセルフ[11]に設定し、
左へ移動したあとのカーソル位置を設定。
    199-201 ▼ 補正
(カーソル位置+最大項目数)<余剰>最大項目数」をセルフ[11]に設定し、
項目がある範囲内にカーソル位置を収めるために補正。
例えば最大項目数が「30」の場合は、存在する項目の範囲は「0〜29」になります。
仮にカーソル位置が「31」の場合は、「31+30」でカーソル位置は「61」になり、
そして「余剰30」を実行して「1」になるため、カーソル位置は「1」になります。
    203-207 可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード]セルフ[13]に取得し、
可変DB[18:基本システム用変数]データ[18:万能ウィンドウ カーソル位置コード]に項目コードを設定。
可変DB[18:基本システム用変数]データ[61:[一時]万能ウィンドウ最終カーソル位置]に現在のカーソル位置を設定。
コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、
カーソル移動音のSEを演奏。
  209-225 ◇分岐: 【2】 [ CSelf20[受付キー] が 6 と同じ ]の場合↓
右キーが押された場合は分岐。
    210 ▼ 右キー (横方向に一周する計算 )
    211-212 カーソル位置÷横項目数×横項目数」をセルフ[13]に設定し、
カーソルがある行の最も左の項目のカーソル位置を算出。
    213 カーソル位置<余剰>横項目数」をセルフ[12]に設定し、
選択中のカーソルの横位置を最も左を「0」として算出。
例えば「横項目数=3」の場合は、
カーソルの位置が左の列の場合は「0」、中央の列なら「1」、右の列なら「2」が設定されます。
    214-215 (セルフ[12]+横項目数+1)<余剰>横項目数」をセルフ[12]に設定。
例えば「横項目数=3」の場合でカーソルの位置が「2」の場合は、
右キーを押すと「2+3+1=6」になり、「3」で余剰する事で「0」になります。
    216 横のカーソル位置(セルフ[12])+縦のカーソル位置(セルフ[13])」をセルフ[11]に設定し、
右へ移動したあとのカーソル位置を設定。
    217-219 ▼ 補正
(カーソル位置+最大項目数)<余剰>最大項目数」をセルフ[11]に設定し、
項目がある範囲内にカーソル位置を収めるために補正。
例えば最大項目数が「30」の場合は、存在する項目の範囲は「0〜29」になります。
仮にカーソル位置が「31」の場合は、「31+30」でカーソル位置は「61」になり、
そして「余剰30」を実行して「1」になるため、カーソル位置は「1」になります。
    221-225 可変DB[19:万能ウィンドウ一時DB]項目[1:項目コード]セルフ[13]に取得し、
可変DB[18:基本システム用変数]データ[18:万能ウィンドウ カーソル位置コード]に項目コードを設定。
可変DB[18:基本システム用変数]データ[61:[一時]万能ウィンドウ最終カーソル位置]に現在のカーソル位置を設定。
コモンイベント[049:X[共]システムSE再生]を呼び出し、
カーソル移動音のSEを演奏。
  233-238 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[モード] が 1 と同じ
キー1回分だけ処理」の場合は分岐し、【ループ中断】を実行。
    235-236 ▼ 一回で終了なら、ここで抜ける
何らかのキーが押されたので、【ループ中断】を実行。
241 セルフ[1]に「0」を設定。
このコモンイベントを呼び出す時に…
■イベントの挿入[名]:["X[共]万能ウィンドウ選択実行"]<コモンEv 65>/2:選択を終えるまでループ[カーソル初期化しない]
と言ったようにセルフ[1]の設定が無い呼び出し設定があり、この場合はセルフ[1]の値が初期化されないため、
この241行目で初期化を行っています。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

◆万能ウィンドウについて
┗◆万能ウィンドウの設定例

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