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■コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]の解説
（更新：2024/05/18）


コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]って何？
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】

　　
■コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]って何？

コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]は、指定したパラメータを取得する時に使います。


戦闘中は使用できません。

戦闘中に使用しても、戦闘前の情報（状態異常などで変動していない値）を取得します。


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■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する

以下のような改造を行いたい時に、このコモンイベントを改造します。

◆取得するパラメータを増やしたい。

◆戦闘中にも使えるしようにしたい。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]の[入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「主人公データID」

パラメータを取得する主人公ＩＤ（可変ＤＢ[0:主人公ステータス]のデータＩＤ）を設定。
▼数値2/コモンセルフ1「対象パラメータ」

どのパラメータを取得するのかを設定。
[10]レベル
[11]経験値
[20]最大HP
[21]最大SP
[22]HP
[23]SP
[30]攻撃力
[31]防御力
[32]精神攻撃
[33]精神防御
[34]敏捷性
▼結果を返す「パラメータ値」（セルフ変数[99:返すパラメータ値]）

指定したパラメータを返します。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]を呼び出しているコモンイベントの一覧です。
なお、コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]から呼び出しているコモンイベントはありません。

コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
022:▲メンバー情報取得[数値] 指定したパラメータ（数値）を取得する時に呼び出されます。
025:▲特殊技能の有無取得 主人公のレベルを取得する時に呼び出されます。
121:X[移]技能使用_消費処理 ＨＰ・ＳＰを取得する時に呼び出されます。

【呼び出しコモンイベントの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[071:X[移]パラメータ取得]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 主人公ID パラメータを取得する
主人公ＩＤ（可変ＤＢ[0:主人公ステータス]のデータＩＤ）を設定。
1 対象パラメータ 取得するパラメータを設定。
10 レベル
11 経験値
20 最大HP
21 最大SP
22 HP
23 SP
30 攻撃力
31 防御力
32 精神攻撃
33 精神防御
34 敏捷性
99 返すパラメータ値 [結果を返す]で使用。
指定したパラメータを返します。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

行 処理内容
5-9 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[対象パラメータ] が 22 と同じ
対象パラメータが「ＨＰ」の場合は分岐。
　 7-9 ▼ HP
可変ＤＢ[0:主人公ステータス]の項目[6:HP]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
11-14 ◇分岐： 【2】 [ CSelf1[対象パラメータ] が 23 と同じ ]の場合↓
対象パラメータが「ＳＰ」の場合は分岐。
　 12-14 ▼ SP
可変ＤＢ[0:主人公ステータス]の項目[8:SP]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
17-21 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[対象パラメータ] が 10 と同じ
対象パラメータが「レベル」の場合は分岐。
　 19-21 ▼ レベル
可変ＤＢ[0:主人公ステータス]の項目[4:レベル]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
23-26 ◇分岐： 【2】 [ CSelf1[対象パラメータ] が 11 と同じ ]の場合↓
対象パラメータが「経験値」の場合は分岐。
　 24-26 ▼ 経験値
可変ＤＢ[0:主人公ステータス]の項目[54:現Lvの取得経験値]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
29-33 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[対象パラメータ] が 20 と同じ
対象パラメータが「最大ＨＰ」の場合は分岐。
　 31-33 ▼ 最大HP
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[0:[一時]計算済みMaxHP]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
35-38 ◇分岐： 【2】 [ CSelf1[対象パラメータ] が 21 と同じ ]の場合↓
対象パラメータが「最大ＳＰ」の場合は分岐。
　 36-38 ▼ 最大SP
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[1:[一時]計算済みMaxSP]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
41-45 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[対象パラメータ] が 30 と同じ
対象パラメータが「攻撃力」の場合は分岐。
　 43-45 ▼ 攻撃力
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[2:[一時]計算済み攻撃力]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
47-50 ◇分岐： 【2】 [ CSelf1[対象パラメータ] が 31 と同じ ]の場合↓
対象パラメータが「防御力」の場合は分岐。
　 48-50 ▼ 防御力
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[3:[一時]計算済み防御力]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
52-55 ◇分岐： 【3】 [ CSelf1[対象パラメータ] が 32 と同じ ]の場合↓
対象パラメータが「精神攻撃」の場合は分岐。
　 53-55 ▼ 精神攻撃
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[4:[一時]計算済み精神攻撃]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
58-62 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[対象パラメータ] が 33 と同じ
対象パラメータが「精神防御」の場合は分岐。
　 60-62 ▼ 精神防御
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[5:[一時]計算済み精神防御]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。
64-67 ◇分岐： 【2】 [ CSelf1[対象パラメータ] が 34 と同じ ]の場合↓
対象パラメータが「敏捷性」の場合は分岐。
　 65-67 ▼ 敏捷性
可変ＤＢ[17:×主人公一時DB]の項目[6:[一時]計算済み敏捷性]をセルフ[99]に取得し、
【イベント処理中断】を実行。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何？
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造
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