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■コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]の解説
(更新:2024/05/18)


コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]って何?
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]って何?

コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]は、メニュー画面でメッセージを表示する時に使います。




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■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する

以下のような改造を行いたい時にこのコモンイベントを改造します。

◆メッセージを表示する仕様を変えたい。
 ウィンドウ画像を通常とは異なる画像にするなど。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「処理モード」

処理方法を設定。
[0]初期表示 メッセージを表示します
[-1]消去 メッセージを消去します
▼文字列1/コモンセルフ5「表示文」

表示する文字列を設定。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]を呼び出しているコモンイベントの一覧です。
なお、コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]から呼び出しているコモンイベントはありません。

コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
109:X[移]装備欄_選択実行 外すことができません」などを表示する時に呼び出されます。
119:X[移]技能使用効果処理 自分自身には使用できません。」を表示する時に呼び出されます。
120:X[移]アイテム使用_消費処理 アイテム使用時のメッセージを表示する時に呼び出されます。
121:X[移]技能使用_消費処理 技能使用時のメッセージを表示する時に呼び出されます。
131:X┣[移]セーブ欄実行 ロード画面を開きます」を表示する時に呼び出されます。
132:X┗[移]システム欄実行 設定を反映しました。」を表示する時に呼び出されます。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[101:X[移]メニュー時文章表示]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 処理モード 処理方法を設定。
0 メッセージを表示します
-1 メッセージを消去します
5 表示文 表示する文字列を設定。
8 ウィンドウ画像ファイル ユーザーDB[16:画像/音声設定]項目[0:ウィンドウ画像ファイル]を取得。
9 カーソル画像ファイル ユーザーDB[16:画像/音声設定]項目[1:カーソル画像ファイル]を取得。
但し文字列の設定のみであり、実際には何も使用されていません。
18 ミニフォントサイズ 可変DB[18:基本システム用変数]データ[6:システムミニフォントサイズ]を取得。
但し値の設定のみであり、実際には何も使用されていません。
19 基本フォントサイズ 可変DB[18:基本システム用変数]データ[5:システム基本フォントサイズ]を取得。
但し値の設定のみであり、実際には何も使用されていません。
20 基本ピクチャ番号 今回の処理で使用するピクチャ番号「16000」を設定。
21 一時ピクチャ番号 ピクチャ番号を設定し、ピクチャの表示設定で使用。
22 表示X ピクチャのX表示位置を設定。
なお、ピクチャの表示位置の基点はピクチャの中心になります。
23 表示Y ピクチャのY表示位置を設定。
24 横サイズ ウィンドウの横サイズを設定。
25 縦サイズ ウィンドウの縦サイズを設定。
29 全更新フラグ 値の設定のみであり、実際には何も使用されていません。
41 一時項目表示X ピクチャのX表示開始位置を設定。
42 一時項目表示Y ピクチャのY表示開始位置を設定。
88 座標倍率X[x10] 可変DB[18:基本システム用変数]データ[97:座標倍率X[x10]]を取得。
数値は「ゲーム画面の横サイズ÷32」。
89 座標倍率Y[x10] 可変DB[18:基本システム用変数]データ[98:座標倍率Y[x10]]を取得。
数値は「ゲーム画面の縦サイズ÷24」。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
13-14 ▼ 固定値を設定
今回の処理で使用するピクチャ番号(16000)をセルフ[20]に設定。
15-20 ▼ 基本パラメータを呼び出し
▼ Ver2.20 座標倍率を縦横別に修正
データベースの値をセルフ変数に設定。
21-33 ▼ 初期化
ゲーム画面のサイズ[320×240[x2]]の時の表示位置や表示サイズを設定し、
現在のゲーム画面のサイズに合わせて設定値を補正。
34-35 ▼ \nを変換
改行設定の「\n」の文字列を実際の改行設定に変換・
36-38 ▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼ ここから実処理開始
▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
39-49 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[処理モード] が -1 と同じ
処理モードが「消去」の場合は分岐。
  41-47 ▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼ 「消去」モード
▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
使用していたピクチャを消去し、【イベント処理中断】を実行。
このコモンイベントで使用していたピクチャ番号は「16000〜16001」になりますが、
ここで消去しているピクチャ番号が「16000〜16002」になっている理由は不明。
50-93 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[処理モード] が 0 と同じ
処理モードが「初期表示」の場合は分岐。
  52-54 ▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼ 「表示」モード
▼ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  56-59 ▼ メインウィンドウ部分表示
ウィンドウ画像をピクチャ[16000]で表示。
  61-70 ▼ ここで表示時エフェクト(「移動」コマンドで実現している)
セルフ[41〜42]が示すスタート地点に表示し、
徐々に移動速度を落としながら、指定した表示位置へ移動。
但し、移動のスタート地点とゴール地点が同じ座標なので、実際には移動はしていません。
  73-76 ▼ 表示する文字列
文字列をピクチャ[16001]で表示。
  78-87 ▼ ここで表示時エフェクト(「移動」コマンドで実現している)
セルフ[41〜42]が示すスタート地点に表示し、
徐々に移動速度を落としながら、指定した表示位置へ移動。
但し、移動のスタート地点とゴール地点が同じ座標なので、実際には移動はしていません。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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