WOLF RPGエディター(ウディタ)[3.337]/基本システム【サイトトップへ戻る】
■コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]の解説
(更新:2024/05/18)


コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]って何?
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]って何?

コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]は、
可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に使います。



可変DB[17:×主人公一時DB]の設定は…
コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]
          
コモンイベント[123:X[移]一時ステ計算<装備補正>]
          
コモンイベント[124:X[移]一時ステ計算<状態補正>]
と言った流れで、3つのコモンイベントを順番に処理する事で、
可変DB[17:×主人公一時DB]の設定が完了します。



可変DB[17:×主人公一時DB]には、移動中に使用する主人公のパラメータが保存されています。

主人公のデータは可変DB[0:主人公ステータス]に保存されていますが、
この可変DB[0:主人公ステータス]に保存されている最大HPや攻撃力などは、
何も装備していない時の能力値であり、状態変化による最大HPや最大SPの変動もありません。

そのため、可変DB[0:主人公ステータス]の値を可変DB[17:×主人公一時DB]にコピーして、
可変DB[17:×主人公一時DB]に装備品や状態変化の変動を設定した可変DB[17:×主人公一時DB]の値を、
メニュー画面の表示などで使用します。



なお、データIDは可変DB[0:主人公ステータス]可変DB[17:×主人公一時DB]同じIDになるので、
例えば「ウルファール」のデータIDは、どちらも「12」になります。


▲トップへ戻る▲


  
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する

以下のような改造を行いたい時にこのコモンイベントを改造します。

◆可変DB[17:×主人公一時DB]に新たな項目を増やしたい。


▲トップへ戻る▲


  
■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「対象主人公ID」

可変DB[17:×主人公一時DB]データIDを設定。


▲トップへ戻る▲


  
■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]を呼び出しているコモンイベントの一覧です。
なお、コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]から呼び出しているコモンイベントはありません。

コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
004:○回復・ダメージ処理 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
048:X[共]基本システム自動初期化 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
070:X[移]パラメータ増減 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
076:X[移]状態更新 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
093:X[移]装備画面描画 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
109:X[移]装備欄_選択実行 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
118:X[移]アイテム使用効果処理 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
119:X[移]技能使用効果処理 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
127:X[移]メニュー起動 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
149:X[戦]戦闘DB→主人公DBへ戻す 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。
201:X┗◆戦闘終了処理 可変DB[17:×主人公一時DB]を初期化する時に呼び出されます。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


▲トップへ戻る▲


  
■セルフ変数の一覧

コモンイベント[122:X[移]一時ステ計算<初期化>]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象主人公ID 可変DB[17:×主人公一時DB]データIDを設定。
10 一時変数A 可変DB[0:主人公ステータス]の値を取得し、
可変DB[17:×主人公一時DB]に設定。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


▲トップへ戻る▲


  
■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
6-11 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[対象主人公ID] が -1 以下
セルフ[0]が「1以下」になる事は通常ありませんが、
改造の失敗などによる万が一のため、一応設定している感じです。
12-41 ▼ パラメータをコピーする
可変DB[17:×主人公一時DB]に能力値を設定。


▲トップへ戻る▲



◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

YADOT-WOLFトップ  気紛れな空間へ戻る  メール