WOLF RPGエディター(ウディタ)[3.337]/基本システム【サイトトップへ戻る】
■コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]の解説
(更新:2024/05/18)


コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]って何?
■スロットに関して
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]って何?

コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]は、
指定した位置(可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[26〜33])に設定されている
戦闘コマンドID(ユーザーDB[6:戦闘コマンド]データID)を取得する時に使います。

▼戦闘コマンド



▲トップへ戻る▲


  
■スロットに関して

このページにある「スロット」とは、可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]データIDの事を言っています。

スロットの番号は、主人公の場合はパーティの並び順で一人目から「0、1、2…」と付けられ、
敵キャラの場合はユーザーDB[13:敵グループ]項目[0〜6]項目ID+10で「10、11、12…」と付けられます。

ユーザーDB[13:敵グループ]項目[0〜6](項目[3]に設定した敵キャラの場合はスロット[13]になる)


▼スロット(可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]のデータID)


なお、
可変DB[11:×┣ 属性耐性計算結果]
可変DB[12:×┣ 状態耐性計算結果]
可変DB[13:×┣ 状態リスト]

の3つも可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]と同じくスロットで処理しています。


▲トップへ戻る▲


  
■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「対象戦闘スロット」

コマンドを調べるスロットを設定。
▼数値2/コモンセルフ1「コマンド位置」

調べるコマンドの位置(0〜7)を設定。
▼結果を返す「コマンド番号」(セルフ変数[10:コマンド番号])

指定したコマンド位置にあったコマンドIDを返します。


▲トップへ戻る▲


  
■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]を呼び出しているコモンイベントの一覧です。
なお、コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]から呼び出しているコモンイベントはありません。

コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
151:X[戦]戦闘コマンド設定 戦闘コマンドを設定する時に、
既にコマンドが設定されているかどうかを調べる時に呼び出されます。
152:X[戦]戦闘コマンド一覧算出 戦闘コマンドの選択肢を表示する時に呼び出されます。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


▲トップへ戻る▲


  
■セルフ変数の一覧

コモンイベント[150:X[戦]戦闘コマンド取得]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象戦闘スロット コマンドを調べるスロットを設定。
1 コマンド位置 調べるコマンドの位置(0〜7)を設定。
10 コマンド番号 [結果を返す]で使用。
指定したコマンド位置にあったコマンドIDを返します。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


▲トップへ戻る▲


  
■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
5-10 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[対象戦闘スロット] が -1 以下
存在しないスロットの場合は分岐し、エラーを表示。
このエラーは改造失敗などが無い限り、発生する事はありません。
11-25 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf3[オプション] が 9 以下
不適切なコマンド位置(セルフ[1])を設定している場合は分岐し、エラーを表示。
21-23 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[コマンド位置] が 0 と同じ
コマンドを登録するコマンド位置が「0」の場合は分岐。
  23 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[26:[コマンド1]]セルフ[10]を設定。
25-26 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[コマンド位置] が 1 と同じ ]の場合↓
コマンドを登録するコマンド位置が「1」の場合は分岐。
  26 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[27:[コマンド2]]セルフ[10]を設定。
28-29 ◇分岐: 【3】 [ CSelf1[コマンド位置] が 2 と同じ ]の場合↓
コマンドを登録するコマンド位置が「2」の場合は分岐。
  29 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[28:[コマンド3]]セルフ[10]を設定。
32-34 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[コマンド位置] が 3 と同じ
コマンドを登録するコマンド位置が「3」の場合は分岐。
  34 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[29:[コマンド4]]セルフ[10]を設定。
36-37 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[コマンド位置] が 4 と同じ ]の場合↓
コマンドを登録するコマンド位置が「4」の場合は分岐。
  37 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[30:[コマンド5]]セルフ[10]を設定。
39-40 ◇分岐: 【3】 [ CSelf1[コマンド位置] が 5 と同じ ]の場合↓
コマンドを登録するコマンド位置が「5」の場合は分岐。
  40 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[31:[コマンド6]]セルフ[10]を設定。
43-45 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[コマンド位置] が 6 と同じ
コマンドを登録するコマンド位置が「6」の場合は分岐。
  45 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[32:[コマンド7]]セルフ[10]を設定。
47-48 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[コマンド位置] が 7 と同じ ]の場合↓
コマンドを登録するコマンド位置が「7」の場合は分岐。
  48 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[33:[コマンド8]]セルフ[10]を設定。


▲トップへ戻る▲



◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

YADOT-WOLFトップ  気紛れな空間へ戻る  メール