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■クリアしたらタイトル画面で「おまけ」が選択できるようにする
(更新:2024/05/12)


クリアしたらタイトル画面の選択肢に「おまけ」が表示されるように設定します。

クリア前 クリア後

ショートカット
■クリア情報をセーブする
■タイトル画面で「おまけ」が表示されるようにする

周回プレイやクリア特典に関する基礎情報は別ページに記載しています。
【周回プレイやクリア特典の基礎を見る】


  
■クリア情報をセーブする

予備変数[9]などにクリア情報を保存する変数を準備して、
クリアしたら変数の値を「1」にして、セーブ番号[99]セーブファイル[System.sav]に保存します。



クリア情報に「何を保存するのか」は、制作者が自由に決める事ができます。

クリアした事をセーブデータへ保存する場合は…
【イベントコード表示(セーブデータ[99])】【イベントコード表示(セーブデータ[System])】

■セーブデータに書き込み:セーブデータ[99]の V9-0[クリアした] = 1
と言った形でセーブします。

クリアした情報が取得する時には…
【イベントコード表示(セーブデータ[99])】【イベントコード表示(セーブデータ[System])】

■セーブデータの内容読込: V9-0[クリアした] = セーブデータ[99]の V9-0[クリアした]
と言った形でクリアしたかどうかを確認します。



クリア回数をカウントする場合は…
【イベントコード表示(セーブデータ[99])】【イベントコード表示(セーブデータ[System])】

■セーブデータの内容読込: V9-0[クリア回数] = セーブデータ[99]の V9-0[クリア回数]
■変数操作: V9-0[クリア回数] += 1 + 0
■セーブデータに書き込み:セーブデータ[99]の V9-0[クリア回数] = V9-0[クリア回数]
と言ったように、一度セーブデータから情報を出力して、数値を変更した上で再び保存し直します。



マルチエンディングで複数のルートのクリア有無を保存したり、
ミニゲームのクリア有無を保存したりする場合は、クリア内容ごとに変数を用意してください。





ルート2をクリアした時の保存設定は以下のとおりです。

【イベントコード表示(セーブデータ[99])】【イベントコード表示(セーブデータ[System])】

■変数操作: V9-2[クリア:ルート2] = 1 + 0
■セーブデータの内容読込: V9-1[クリア:ルート1] = セーブデータ[99]の V9-1[クリア:ルート1]
■セーブデータの内容読込: V9-3[クリア:ルート3] = セーブデータ[99]の V9-3[クリア:ルート3]

■変数操作: V9-0[クリアしたルート数] = V9-1[クリア:ルート1] + 0
■変数操作: V9-0[クリアしたルート数] += V9-2[クリア:ルート2] + 0
■変数操作: V9-0[クリアしたルート数] += V9-3[クリア:ルート3] + 0

■セーブデータに書き込み:セーブデータ[99]の V9-0[クリアしたルート数] = V9-0[クリアしたルート数]
■セーブデータに書き込み:セーブデータ[99]の V9-2[クリア:ルート2] = 1


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■タイトル画面で「おまけ」が表示されるようにする

タイトル画面の選択肢に「おまけ」が表示されるように設定します。



タイトル画面にあるマップイベントの0行目に、
セーブデータからクリア情報を取得するイベントを追加してください。

▼セーブ番号「99」で保存している場合
【イベントコード表示】

■セーブデータの内容読込: V9-0[クリアした] = セーブデータ[99]の V9-0[クリアした]
■条件分岐(変数): 【1】 V9-0[クリアした] が 1 以上
-◇分岐: 【1】 [ V9-0[クリアした] が 1 以上 ]の場合↓
|■文字列操作:S0[[サンプル]一時文字列] = "<C>おまけ"
|■
◇分岐終了◇

▼セーブファイル「System.sav」で保存している場合
【イベントコード表示】

■文字列操作:S0[[サンプル]一時文字列] = "Save/System.sav"
■セーブデータの内容読込: V9-0[クリアした] = セーブデータ[S0[[サンプル]一時文字列]]の V9-0[クリアした]
■条件分岐(変数): 【1】 V9-0[クリアした] が 1 以上
-◇分岐: 【1】 [ V9-0[クリアした] が 1 以上 ]の場合↓
|■文字列操作:S0[[サンプル]一時文字列] = "<C>おまけ"
|■
◇分岐終了◇



タイトル画面に表示される選択肢の設定画面を開き、
「スタート」や「ゲーム終了」の文頭にある空白のスペースを削除し、
分岐1〜3の文頭に「<C>」を設定してください。





分岐3にあった「<C>ゲーム終了」を分岐4へ移動し、
分岐3には文字列変数[0]を表示する特殊文字「\s[0]」を設定してください。



選択肢は文字列が無い項目は表示されない仕様になっているため、文字列変数[0]に何も文字が設定されていない場合は、
分岐3は存在しない事になり、選択肢には「スタート」「コンティニュー」「ゲーム終了」の3つだけが表示されます。



選択肢:【3】にあったゲームを終了させるイベントコマンドを選択肢:【4】へ移動してください。





選択肢:【3】におまけイベントが実行するイベントを設定してください。

▼おまけ用のマップへ移動する場合





以上で設定完了です。


タイトル画面の選択肢に「おまけ」が表示されるかどうかの動作確認を行う場合は、
サンプルマップAに以下のマップイベントを設定してください。

▼セーブ番号「99」で保存する場合
【イベントコード表示】

■変数操作: V9-0[クリアした] = 1 + 0
■セーブデータに書き込み:セーブデータ[99]の V9-0[クリアした] = V9-0[クリアした]
■文章:クリアした

▼セーブファイル「System.sav」で保存する場合
【イベントコード表示】

■変数操作: V9-0[クリアした] = 1 + 0
■文字列操作:S0[[サンプル]一時文字列] = "Save/System.sav"
■セーブデータに書き込み:セーブデータ[S0[[サンプル]一時文字列]]の V9-0[クリアした] = V9-0[クリアした]
■文章:クリアした

そしてテストプレイを実行して作成したマップイベントを実行し、
「クリアした」が表示されたら[F12]を押してタイトル画面へ戻り、「おまけ」が表示されているかどうかを確認してください。



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◎関連ページ

◆周回プレイやクリア特典の基礎
┣◆周回プレイ:【場所移動】でタイトル画面に戻って2周目を開始
┣◆周回プレイ:【タイトル画面へ戻る】でタイトル画面に戻って2周目を開始
┣◆サンプルゲームを周回プレイ化してみる
┗◆クリアしたらタイトル画面で「おまけ」が選択できるようにする

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