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■パーティー編成について
(更新:2020/06/28)


いくつかのパーティー編成を紹介するページです。


ショートカット
■パーティー編成とは?
■パーティー編成の紹介
■戦闘中のパーティー編成について


  
■パーティー編成とは?

プレイヤーが操作するパーティーには、最大4人までの主人公を設定する事ができます。

そのため、ゲーム中に5人以上の主人公が登場し、
さらにプレイヤーが自由に主人公が選べるようにする場合は、
主人公を選ぶ処理(パーティー編成が必要になります。

パーティー編成はRPGツクール2000には用意されていない機能なので、
パーティー編成を行うためには、制作者がイベントを組んで用意する必要があります。


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■パーティー編成の紹介

YADOTにあるパーティー編成の一覧です。



■会話型

マップイベントと会話し、仲間にするかどうかを選択してパーティー編成を行います。



既にパーティー内に4人の主人公がいる場合は、
パーティー内にいる主人公の名前を選択肢で表示し、外す主人公を選択すると、
その主人公と入れ替わる形で会話した主人公がパーティーに加わります。

長所 あまり複雑なイベント設定ではないので、ツクール初心者でも設定しやすい。
お金を払って仲間にするようなイベントも作れます。
短所 1人ずつ入れ替えてパーティー編成を行うため、
4人全ての主人公を入れ替えたい時には4人と会話する必要があり、
パーティー編成に手間がかかる。
マップイベントを準備する必要があるため、
基本的に指定された場所(マップ)でしかパーティー編成ができない。

【パーティー編成(会話型)のページを開く】



■選択肢型

1人ずつ主人公の名前を選択肢で表示し、
1人ずつパーティーに加えていくかどうかを決めていくパーティー編成です。



長所 あまり複雑なイベント設定ではないので、ツクール初心者でも設定しやすい。
コモンイベントに設定するので、
基本的にどのマップからでもパーティー編成を行う事ができる。
短所 「主人公1番を加える?」「主人公2番を加える?」と言ったように、
パーティーに加えるかどうかを1人ずつ確認していくタイプなので、
主人公の人数が多いと何度も選択肢を表示されてしまい、手間がかかる。

【パーティー編成(選択肢型)のページを開く】



■マップ移動型

パーティー編成用のマップへ移動してパーティー編成を行います。



長所 主人公が一覧で表示されているので、パーティー編成が楽にできる。
遠景やチップセットなど、マップイベント以外の画像も使える。
短所 パーティー編成用のマップへ場所移動する必要があり、
ツクールの仕様により、様々な問題が発生します。
マップイベント 元のマップへ戻ってきた時に、
マップイベントの位置が初期位置に戻ります。
エンカウント エンカウントがリセットされるため、
数歩歩いてパーティー編成の画面を開くを繰り返す
と、敵が出現しなくなります。
ピクチャー マップ上にピクチャーを表示していた場合、
パーティー編成から元のマップへ戻って来た時に、
もう一度ピクチャーを表示し直す必要があります。
カーソル表示にピクチャーを使っているため、
パーティー編成のイベント設定が少々難しく、
ツクール初心者にはやや制作ハードルが高い。

【パーティー編成(マップ移動型)のページを開く】



■フィールド表示型

フィールド上にピクチャーを使って主人公の歩行グラフィックを表示し、
パーティー編成を行います。



長所 主人公が一覧で表示されているので、パーティー編成が楽にできる。
場所移動が無いので、■マップ移動型にある…
マップイベントの位置が初期位置に戻る
エンカウントがリセット
ピクチャーを再表示
などの問題が発生しません。
短所 カーソルや主人公の表示にピクチャーを使っているので、
イベント設定が少々難しく、ツクール初心者には難しいかもしれない。
ピクチャーの使用枚数が「主人公の人数+2」なので、
例えば主人公を8人表示する場合は、ピクチャーが10枚必要になります。
そのため、他の用途でピクチャーを使っていて、
使用できるピクチャー番号の空きが無い場合は、設定する事ができません。

【パーティー編成(フィールド表示型)のページを開く】



■顔パーティー編成

フィールドにピクチャーを使って主人公の顔グラフィックを表示し、
顔グラフィックを移動してパーティー編成を行います。



長所 視覚的に分かりやすく、操作性も良い。
現在のレベル、HP、MPが表示される上、
戦闘不能の場合は顔グラフィックが赤く表示されるので、
誰が戦闘不能なのかが分かりやすい。
短所 イベント設定がかなり複雑であり、ツクール初心者にはお勧めできない。
ピクチャーを42枚使用しており、他の用途でピクチャーを使っていて、
使用できるピクチャー番号の空きが無い場合は、設定する事ができません。

【顔パーティー編成のページを開く】


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■戦闘中のパーティー編成について

基本的に戦闘中にパーティー編成を行うのは「難しい」と言えます。
パーティー編成が難しいと言える理由は以下の通りです。



▼ピクチャーが使えない

戦闘画面にピクチャーを表示する事ができません。
そのため、ピクチャーを使ったパーティー編成を設定する事ができません。



▼コモンイベントが使えない

戦闘画面からコモンイベントを呼び出す事ができません。
またスイッチONでコモンイベントを起動させても戦闘中は実行されず、
戦闘が終わってフィールド画面に戻ってからの実行になります。



▼並列処理が使えない

定期的に並列処理するは戦闘画面では使えません。



▼ループ処理ができない

戦闘中に実行できるバトルイベントには、
ラベルの設定繰り返し処理などのループ処理を行う設定がありません。

そのため「アレックスをパーティーに加えますか?」と、
順番にパーティーに加えるかどうかを聞いていく設定を行った場合、
8人目のヘレンをパーティーに加えるかどうかを聞いた後に、
再びアレックスに戻って聞き直すと言った設定ができません。



▼全滅したら控え主人公に入れ替える設定は不可

エンカウントで開始された戦闘の場合、
パーティー内の主人公が全て戦闘不能になると即ゲームオーバーになります。

エンカウントではなく、イベントコマンド:戦闘の処理で開始した場合は、
負けた場合:独立して分岐」を設定すればゲームオーバーにはなりませんが、
それでも全滅したら即フィールド画面に戻ってしまいます。

そのため、全滅したら控えの主人公が入れ替わると言った設定はできません。



逆に戦闘中でもパーティー編成ができるものは以下の通りです。



▼ループ処理が無い選択肢を使ったパーティー編成

「主人公1番をパーティーに加えますか?」と選択肢を使って聞いていくタイプで、
「主人公1番→2番→3番→4番→5番→6番→7番→8番→1番…」とはならず、
「主人公1番→2番→3番→4番→5番→6番→7番→8番→終り」となる仕様。



▼特殊技能の指名型

アレックスが特殊技能「ブライアン」を使うと、アレックスとブライアンが入れ替わる。



▼控えと総入れ替え

特殊技能やアイテムを使うと、控えの主人公のグループと総入れ替えとなるタイプ。
メインと控えとのメンバー構成は、事前にフィールド上で行っておく。



どれも使い勝手が悪いため、戦闘中のパーティー編成は「難しい」と言えます。


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◎関連ページ

●パーティー編成について
┣○パーティー編成(会話型)
┣○パーティー編成(選択肢型)
┣○パーティー編成(マップ移動型)
┣○パーティー編成(フィールド表示型)
┗○顔パーティー編成

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