| ＲＰＧツクール２０００／イベントコマンド（フィールド・バトル）【サイトトップへ戻る】 変数の操作 ■変数〜の番号の変数 （更新：2020/06/28） イベントコマンド：変数の操作に変数〜の番号の変数と言った設定があります。  この変数〜の番号の変数は変数の設定の中で最も難解なイベント設定であると言えます。 変数〜の番号の変数は、 自作メニューや自作戦闘などのオリジナルのシステムを作る時によく使います。 そのため、今後オリジナルのシステムやＲＰＧ以外のジャンルのゲームを作ろうと考えている方は、 変数〜の番号の変数の使い方を覚えておいた方が良いでしょう。
■「単独」と「変数〜の番号の変数」の違い 変数の操作の操作する変数にて、 「単独」と「変数〜の番号の変数」の両方に変数101番を設定して２つの処理の違いを確認します。
このように変数〜の番号の変数を使うと、 変数101番の値を変える事で処理する変数の番号を変える事ができます。 オペランドの変数〜の番号の変数も同じように処理されます。 ▲トップへ戻る▲ ■Ｖが付いたら「変数〜の番号の変数」の設定 変数の操作で「変数〜の番号の変数」を設定すると、変数番号の前に「Ｖ」が付きます。
YADOTのページ内にも、 「Ｖ」が付いている設定（「変数〜の番号の変数」の設定）がある場合があります。 当然ながら設定を間違えると正しくイベントを処理する事ができないため、 「変数〜の番号の変数を使っています」と書かれているYADOTのページでは、 変数の操作の設定に「Ｖ」が付いているかどうかを確認しながらイベントを設定する必要があります。 ▲トップへ戻る▲ ■試しに使ってみる 主人公の移動ルートを保存するイベントを作成し、実際に変数〜の番号の変数を使ってみましょう！ 今回は主人公の移動した時の向き情報は、以下の数値で保存します。
移動方向の情報は変数21番から保存します。 １歩につき１個の変数を使うので、５０歩移動した場合は、変数21〜70番を使う事になります。 主人公が移動したかどうかの処理は、歩くと実行するイベントを使います。 主人公が移動できるマップを作成し、マップ内にパーティーの初期位置を設定してください。 そしてマップのどこかに以下のマップイベントを設定してください。
イベント設定が終わったら、テストプレーを実行してみてください。 主人公が表示されたら１歩だけ移動して、すぐに［Ｆ９］を押して、 変数0021番に移動した方向の数値が設定されているかどうかを確認してください。 取り消しキーを押して［Ｆ９］の画面を閉じ、 さらに４歩適当に移動してから再び［Ｆ９］を押してみてください。 これで変数0021〜0025番に５歩分の移動した向きが保存されていると思います。 このように変数〜の番号の変数を使う事で、 少ないイベント設定で移動方向を保存する事ができます。 もしも変数〜の番号の変数を使わないで移動方向を保存するイベントを作った時には、 マップイベントの２ページ目の設定は以下のようになります。
たった５歩を保存するだけでこれだけのイベント設定が必要になります。 もしも１００歩分の保存となると…
今回の移動方向を保存するイベントは、あまり使い道が無いイベント処理だと思いますが、 例えばリプレイ処理や最初の位置に戻されるイベントを作りたい時には、 このような移動方向を保存するイベントが必要になります。 例えば以下の黄色で表示されたイベントを追加する事で、 Shiftキーを押すとスタート地点に戻る処理を作る事ができます。
イベントを設定したら、テストプレーを実行し、適当に歩いてからShiftキーを押してみてください。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ●イベントコマンド：変数の操作（フィールド仕様） ●イベントコマンド：変数の操作（バトルイベント仕様） ●「変数」って何？ |
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