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■ラベルの設定
(更新:2022/08/28)


ラベルはイベント実行内容の中でイベント処理を飛ばしたい時に使います。

ラベルの設定はイベント処理を飛ばす場所を設定する時に使います。



▼ラベル番号

ラベルの番号を設定します。

ラベルは「1〜100番」の間で設定します。


  
■使い方

移動先の設定はラベルの設定を使い、
移動実行の設定はイベントコマンド:指定ラベルへ飛ぶを使います。



◆使用例:もう一度選択肢を表示

「ルール説明」を表示した後にもう一度選択肢を表示し直す時の設定例です。

◆ラベルの設定:1番
◆選択肢の表示:競争開始/ルール説明/ゲーム終了
:[競争開始]の場合
 ◆スイッチの操作:[0001:競争実行]をONにする
 ◆
:[ルール説明]の場合
 ◆文章:イヌが追いかけてくるので、右へ逃げてください。
 ◆文章:右端にあるゴールまで辿り着いたらクリアです。
 ◆文章:イヌに捕まると即ゲームオーバーです。
 :  :途中にある障害物に当たった場合は、
 :  :0.5秒間動けなくなります。
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:[ゲーム終了]の場合
 ◆
:分岐終了



◆使用例:自作メニューのキー処理

方向キーや決定キーを押したら、再び処理の最初に戻す場合の設定例です。

◆ラベルの設定:1番
◆キー入力の処理:[0001:キー](上・下・決定・取消/オプション:ON)
◆条件分岐:変数[0001:キー]が5
 ◆注釈:▼決定キーを押した時
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0001:キー]が1
 ◆注釈:▼下キーを押した時
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0001:キー]が4
 ◆注釈:▼上キーを押した時
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了
◆注釈:▼取り消しキーを押した時

実際の自作メニューの処理では、現在選択しているカーソルの位置を記憶する変数の設定や、
ピクチャーで表示したカーソル画像を移動させる処理などが設定されます。



◆使用例:指定した回数でループ処理

同じ処理を5回繰り返す時の設定例です。

◆変数の操作:[0001:処理回数]代入,0
◆ラベルの設定:1番
◆イベントの呼び出し:特殊処理
◆変数の操作:[0001:処理回数]加算,1
◆条件分岐:変数[0001:処理回数]が4以下
 ◆指定ラベルへ飛ぶ:1番
 ◆
:分岐終了

なお、定期的に並列処理するの中で、
ラベルを使ってイベント処理を繰り返す処理(ループ処理)場合、
途中にウェイトを置かずに処理すると、重い処理落ちが発生します。

処理落ちさせないようにする場合は以下のように、
同じ処理を5個設定する形にした方が良いです。

◆イベントの呼び出し:特殊処理
◆イベントの呼び出し:特殊処理
◆イベントの呼び出し:特殊処理
◆イベントの呼び出し:特殊処理
◆イベントの呼び出し:特殊処理


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■補足

ラベルは設定されているイベント実行内容の中だけで機能します。

他のイベントや同じマップイベントの他のページにあるラベルへジャンプする事はできません。



イベント実行内容の中に、
同じラベル番号のラベルの設定を複数設定している時に指定ラベルへ飛ぶを実行すると、
一番上にあるラベルの設定へジャンプします。


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◎関連ページ

●イベントコマンド:指定ラベルへ飛ぶ

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