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■スポットライトの処理
(更新:2020/08/02)


主人公の周りだけ明るくするスポットライトの処理を作成します。

今回は持っているアイテムによって、3種類のライトを表示する設定を行います。

▼アイテムなし


▼アイテム「ランプ(小)」を持っている


▼アイテム「ランプ(大)」を持っている


ショートカット
■画像の準備
■アイテムの準備
■変数
■イベントの設定
■燃料を設定する
■予備燃料を使用した事を知らせるイベントを設定
■ライト表示のON/OFFを設定
■アイテム画面でランプを使用すると点く(消える)
■補足

動作見本用のサンプルデータ
サンプルのダウンロードは↓をクリックしてください。
サンプルのイベント設定状況を見る場合は、
ツクールの作品データが入っているフォルダを開いて、
その中にサンプルの作品データを入れてください。
【ツクールのフォルダの開き方を見る】
このサンプルデータのイベント設定をコピー&貼り付けして、
制作中の作品に使用する場合は、
イベントの処理構造を理解した上自己責任でご利用ください。

動作確認用のサンプル内では正常に動いていたイベントが、
制作中の作品にコピー&貼り付けしたら正常に動かなくなった場合は、
明らかにコピー&貼り付けの作業に問題があった事になります。



主人公の前方のみが明るくなる処理を作りたい場合は、懐中電灯の処理のページをご覧ください。
【懐中電灯の処理のページを開く】

▼懐中電灯の表示見本



  
■画像の準備

ライトの表示サイズごとに2枚のピクチャー画像が必要です。

1枚は透明度50%で表示する半透明の画像で、もう1枚は周りが真っ黒な画像です。

この2枚の画像を合体させてライトの表示を行います。

 

ランプなし、ランプ(小)、ランプ(大)の3種類のライトサイズに合わせて画像を準備してください。

準備した画像は、素材管理の「Picture」にインポートしてください。

※画像データは、サンプルデータより取得する事ができます。


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■アイテムの準備

データベース「アイテム」種別「通常物品」で「ランプ(小)」「ランプ(大)」を準備してください。






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■変数

変数の番号使用内容の一覧表です。

変数
番号 名前 使用内容
0001 画面X ピクチャーを表示する時に使用。
0002 画面Y ピクチャーを表示する時に使用。
0003 現在の表示状態 現在の表示状態を数値化した物を設定。
0004 前の表示状態 現在の表示状態が変化があったかどうかを調べる時に使用。

変数の名前を先に設定しておくとイベントの設定が楽になります。


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■イベントの設定

スポットライトを表示するイベントを設定します。

このイベントはマップイベントとして作成してください。

■マップイベント「ライト処理」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:画面X]代入,主人公の画面X
◆変数の操作:[0002:画面Y]代入,主人公の画面Y
◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
◆条件分岐:ランプ(小)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,1
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:ランプ(大)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,2
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外<表示状態が変わった時
 ◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,変数[0003]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が2(オプション:ON)<ランプ(大)を持っている時
  ◆ピクチャーの表示:1,表示:大01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
  ◆ピクチャーの表示:2,表示:大02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
  ◆
 :それ以外の場合<ランプ(大)を持っていない
  ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1(オプション:ON)<ランプ(小)を持っている時
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:中01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:中02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :それ以外の場合<ランプ(小)も(大)も持っていない
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:小01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:小02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆画面の表示:フェードイン
 ◆
:分岐終了
◆ピクチャーの移動:1,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:50%)
◆ピクチャーの移動:2,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:0%)



このスポットライトを表示するマップへ移動する場合は、以下のように設定してください。

■マップイベント「場所移動」

◆画面の消去:フェードアウト
◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,-1
◆場所移動:〜スポットライトを表示するマップ〜


以上で設定完了です。


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■燃料を設定する

アイテム「ランプ(小)」や「ランプ(大)」の中に入れる燃料として、
アイテム「ランプの燃料」アイテム「ランプの予備燃料」を設定します。

アイテム「ランプの燃料」「ランプの予備燃料」を、
データベース「アイテム」に「種別:通常物品」で準備してください。







燃料を減らす方法は、
歩くごとに燃料を減らす方法と、
時間経過で燃料を減らす方法があります。

どちらの方法でも燃料消費時に「ランプの燃料」がゼロの場合で「ランプの予備燃料」の所持がある場合は、
「ランプの予備燃料」が1つ減って「ランプの燃料」が99になります。

「ランプの燃料」「ランプの予備燃料」も両方持っていない場合は、
一番小さいスポットライトの表示になります。

▼時間経過で燃料を減らす設定例の所までジャンプする



▼歩くごとに燃料を減らす

一歩歩くごとに「ランプの燃料」が1つ減ります。

歩いているかどうかを判断するイベントは、歩くと実行するイベントを使用しています。
【歩くと実行するイベントの紹介ページを見る】



追加されたスイッチと変数は以下の通りです。
黄色の名前が追加された物です。

スイッチ
番号 名前 使用内容
0001 燃料を消費する 燃料を消費する状態になったらON。

変数
番号 名前 使用内容
0001 画面X ピクチャーを表示する時に使用。
0002 画面Y ピクチャーを表示する時に使用。
0003 現在の表示状態 現在の表示状態を数値化した物を設定。
0004 前の表示状態 現在の表示状態が変化があったかどうかを調べる時に使用。
0005 現在のXY 現在位置(X座標×1000+Y座標)を設定。
0006 前のXY 移動したかどうかを調べる時に使用。



以下のイベントを追加してください。

■マップイベント「ライト処理」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:画面X]代入,主人公の画面X
◆変数の操作:[0002:画面Y]代入,主人公の画面Y
◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
◆条件分岐:ランプ(小)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,1
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:ランプ(大)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,2
 ◆
:分岐終了
◆変数の操作:[0005:現在のXY]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0005:現在のXY]乗算,1000
◆変数の操作:[0005:現在のXY]加算,主人公のY座標
◆条件分岐:変数[0006:前のXY]がV[0005]以外<別のマスへ移動した時
 ◆変数の操作:[0006:前のXY]代入,変数[0005]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1以上(オプション:ON)<ランプを持っている時
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をONにする
  ◆
 :それ以外の場合<ランプを持っていない時
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外<表示状態が変わった時
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1以上<ランプを点けた時
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をONにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:スイッチ[0001:燃料を消費する]がON<燃料を消費する状態である時
 ◆条件分岐:ランプの燃料を持っている(オプション:ON)
  ◆アイテムの増減:ランプの燃料を1減らす
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
  ◆
 :それ以外の場合<ランプの燃料が無い時
  ◆条件分岐:ランプの予備燃料を持っている(オプション:ON)
   ◆アイテムの増減:ランプの予備燃料を1減らす
   ◆アイテムの増減:ランプの燃料を99増やす
   ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
   ◆
  :それ以外の場合<ランプの燃料も予備燃料も無い時
   ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0<最小のライト表示にする
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了

◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外
 ◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,変数[0003]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が2(オプション:ON)
  ◆ピクチャーの表示:1,表示:大01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
  ◆ピクチャーの表示:2,表示:大02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1(オプション:ON)
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:中01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:中02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:小01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:小02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆画面の表示:フェードイン
 ◆
:分岐終了
◆ピクチャーの移動:1,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:50%)
◆ピクチャーの移動:2,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:0%)


  
▼時間経過で燃料を減らす

1秒進むごとに「ランプの燃料」が1つ減ります。

※ツクールの仕様上、メニュー画面や戦闘画面、文章の表示が表示されている間は燃料は減りません。



追加されたスイッチと変数は以下の通りです。
黄色の名前が追加された物です。

スイッチ
番号 名前 使用内容
0001 燃料を消費する 燃料を消費する状態になったらON。

変数
番号 名前 使用内容
0001 画面X ピクチャーを表示する時に使用。
0002 画面Y ピクチャーを表示する時に使用。
0003 現在の表示状態 現在の表示状態を数値化した物を設定。
0004 前の表示状態 現在の表示状態が変化があったかどうかを調べる時に使用。
0005 時間経過 常に「加算1」が実行され、60になると1秒経過となる。



以下のイベントを追加してください。

■マップイベント「ライト処理」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する
◆変数の操作:[0001:画面X]代入,主人公の画面X
◆変数の操作:[0002:画面Y]代入,主人公の画面Y
◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
◆条件分岐:ランプ(小)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,1
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:ランプ(大)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,2
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1以上(オプション:ON)<ランプを持っている時
 ◆変数の操作:[0005:時間経過]加算,1
 ◆条件分岐:変数[0005:時間経過]が60以上<1秒以上なった時
  ◆変数の操作:[0005:時間経過]代入,0
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をONにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:それ以外の場合
 ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外<表示状態が変わった時
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1以上<ランプを点けた時
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をONにする
  ◆変数の操作:[0005:時間経過]代入,0
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:スイッチ[0001:燃料を消費する]がON<燃料を消費する状態である時
 ◆条件分岐:ランプの燃料を持っている(オプション:ON)
  ◆アイテムの増減:ランプの燃料を1減らす
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
  ◆
 :それ以外の場合<ランプの燃料が無い時
  ◆条件分岐:ランプの予備燃料を持っている(オプション:ON)
   ◆アイテムの増減:ランプの予備燃料を1減らす
   ◆アイテムの増減:ランプの燃料を99増やす
   ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
   ◆
  :それ以外の場合<ランプの燃料も予備燃料も無い時
   ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0<最小のライト表示にする
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了

◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外
 ◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,変数[0003]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が2(オプション:ON)
  ◆ピクチャーの表示:1,表示:大01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
  ◆ピクチャーの表示:2,表示:大02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1(オプション:ON)
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:中01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:中02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:小01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:小02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆画面の表示:フェードイン
 ◆
:分岐終了
◆ピクチャーの移動:1,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:50%)
◆ピクチャーの移動:2,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:0%)

なお、下記にある
■予備燃料を使用した事を知らせるイベントを設定」、
■ライト表示のON/OFFを設定」、
■アイテム画面でランプを使用すると点く(消える)」は、
▼歩くごとに燃料を減らす」を元に追加設定が書かれていますが、
この「▼時間経過で燃料を減らす」の処理でも追加設定は可能です。


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■予備燃料を使用した事を知らせるイベントを設定

予備燃料を使用した事をプレイヤーに伝えるイベントを設定します。





追加されたスイッチと変数は以下の通りです。
黄色の名前が追加された物です。

スイッチ
番号 名前 使用内容
0001 燃料を消費する 燃料を消費する状態になったらON。
0002 予備燃料を使用した 予備燃料を使用した事を知らせる文章を表示。

変数
番号 名前 使用内容
0001 画面X ピクチャーを表示する時に使用。
0002 画面Y ピクチャーを表示する時に使用。
0003 現在の表示状態 現在の表示状態を数値化した物を設定。
0004 前の表示状態 現在の表示状態が変化があったかどうかを調べる時に使用。
0005 現在のXY 現在位置(X座標×1000+Y座標)を設定。
0006 前のXY 移動したかどうかを調べる時に使用。
0007 予備燃料の所持数 予備燃料の所持数を代入。



以下のようにイベントを追加してください。

なお、画面が表示されてから文章を表示する必要があるため、
燃料補給のイベントの所には文章の表示を設定せず…
「燃料補給→スイッチON→画面の表示→文章の表示」
と設定しています。

■マップイベント「ライト処理」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:画面X]代入,主人公の画面X
◆変数の操作:[0002:画面Y]代入,主人公の画面Y
◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
◆条件分岐:ランプ(小)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,1
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:ランプ(大)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,2
 ◆
:分岐終了
◆変数の操作:[0005:現在のXY]代入,主人公のX座標
◆変数の操作:[0005:現在のXY]乗算,1000
◆変数の操作:[0005:現在のXY]加算,主人公のY座標
◆条件分岐:変数[0006:前のXY]がV[0005]以外
 ◆変数の操作:[0006:前のXY]代入,変数[0005]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1以上(オプション:ON)
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をONにする
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1以上
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をONにする
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:スイッチ[0001:燃料を消費する]がON
 ◆条件分岐:ランプの燃料を持っている(オプション:ON)
  ◆アイテムの増減:ランプの燃料を1減らす
  ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:ランプの予備燃料を持っている(オプション:ON)
   ◆アイテムの増減:ランプの予備燃料を1減らす
   ◆アイテムの増減:ランプの燃料を99増やす
   ◆スイッチの操作:[0001:燃料を消費する]をOFFにする
   ◆スイッチの操作:[0002:予備燃料を使用した]をONにする
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外
 ◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,変数[0003]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が2(オプション:ON)
  ◆ピクチャーの表示:1,表示:大01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
  ◆ピクチャーの表示:2,表示:大02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1(オプション:ON)
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:中01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:中02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:小01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:小02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆画面の表示:フェードイン
 ◆
:分岐終了
◆ピクチャーの移動:1,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:50%)
◆ピクチャーの移動:2,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:0%)
◆条件分岐:スイッチ[0002:予備燃料を使用した]がON
 ◆スイッチの操作:[0002:予備燃料を使用した]をOFFにする
 ◆効果音の演奏:冷気4
 ◆変数の操作:[0007:予備燃料の所持数]代入,ランプの予備燃料の所持数
 ◆文章:ランプの予備燃料を使用しました。
 :  :\c[9]ランプの予備燃料:残り\v[7]個
 ◆
:分岐終了



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■ライト表示のON/OFFを設定

Shiftキーを押すとライトの表示がON/OFFになるイベントを設定します。



追加されたスイッチと変数は以下の通りです。
黄色の名前が追加された物です。

スイッチ
番号 名前 使用内容
0001 燃料を消費する 燃料を消費する状態になったらON。
0002 予備燃料を使用した 予備燃料を使用した事を知らせる文章を表示。
0003 ランプを使用中 ONの時はランプを使用中。

変数
番号 名前 使用内容
0001 画面X ピクチャーを表示する時に使用。
0002 画面Y ピクチャーを表示する時に使用。
0003 現在の表示状態 現在の表示状態を数値化した物を設定。
0004 前の表示状態 現在の表示状態が変化があったかどうかを調べる時に使用。
0005 現在のXY 現在位置(X座標×1000+Y座標)を設定。
0006 前のXY 移動したかどうかを調べる時に使用。
0007 予備燃料の所持数 予備燃料の所持数を代入。
0008 キー入力 Shiftキーを押したかどうかを調べる時に使用。



マップイベント「ライト処理」とは別に以下のマップイベントを設定してください。

■マップイベント「ライトON/OFF」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆条件分岐:ランプ(小)を持っていない
 ◆条件分岐:ランプ(大)を持っていない
  ◆イベント処理の中断
  ◆
 :分岐終了
 ◆
:分岐終了
◆キー入力の処理:[0008:キー入力](Shift/オプション:ON)
◆スイッチの操作:[0003:ランプを使用中]のON/OFFを逆転
◆効果音の演奏:スイッチ2<切り替え時の効果音



以下のイベントを追加してください。

■マップイベント「ライト処理」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:画面X]代入,主人公の画面X
◆変数の操作:[0002:画面Y]代入,主人公の画面Y
◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
◆条件分岐:ランプ(小)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,1
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:ランプ(大)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,2
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:スイッチ[0003:ランプを使用中]がOFF
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
 ◆
:分岐終了

◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外
 ◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,変数[0003]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が2(オプション:ON)
  ◆ピクチャーの表示:1,表示:大01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
  ◆ピクチャーの表示:2,表示:大02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1(オプション:ON)
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:中01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:中02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:小01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:小02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆画面の表示:フェードイン
 ◆
:分岐終了
◆ピクチャーの移動:1,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:50%)
◆ピクチャーの移動:2,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:0%)


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■アイテム画面でランプを使用すると点く(消える)

アイテム画面でランプを使用するとランプが点く(消える)ように設定します。

※ランプ(小)とランプ(大)の両方を持っている場合は、
 アイテム画面でランプ(小)を選択してもランプ(大)が使用されます。




追加されたスイッチと変数は以下の通りです。
黄色の名前が追加された物です。

スイッチ
番号 名前 使用内容
0001 燃料を消費する 燃料を消費する状態になったらON。
0002 予備燃料を使用した 予備燃料を使用した事を知らせる文章を表示。
0003 ランプを使用中 ONの時はランプを使用中。
0004 アイテム画面で使用 アイテム画面でランプを使用した時にON。

変数
番号 名前 使用内容
0001 画面X ピクチャーを表示する時に使用。
0002 画面Y ピクチャーを表示する時に使用。
0003 現在の表示状態 現在の表示状態を数値化した物を設定。
0004 前の表示状態 現在の表示状態が変化があったかどうかを調べる時に使用。
0005 現在のXY 現在位置(X座標×1000+Y座標)を設定。
0006 前のXY 移動したかどうかを調べる時に使用。
0007 予備燃料の所持数 予備燃料の所持数を代入。
0008 キー入力 Shiftキーを押したかどうかを調べる時に使用。



アイテム「ランプ(小)」「ランプ(大)」種別:スイッチにして、
使用するとスイッチ0004番がONになるようにしてください。





コモンイベントに以下のイベントを設定してください。

■コモンイベント「アイテム画面で使用」

イベント開始条件:自動的に始まる
開始条件スイッチ:[0004:アイテム画面で使用]

◆スイッチの操作:[0004:アイテム画面で使用]をOFFにする
◆スイッチの操作:[0003:ランプを使用中]のON/OFFを逆転
◆効果音の演奏:スイッチ2<切り替え時の効果音



以下のイベントを追加してください。

■マップイベント「ライト処理」

イベント出現条件:なし
イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:画面X]代入,主人公の画面X
◆変数の操作:[0002:画面Y]代入,主人公の画面Y
◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
◆条件分岐:ランプ(小)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,1
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:ランプ(大)を持っている
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,2
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:スイッチ[0003:ランプを使用中]がOFF
 ◆変数の操作:[0003:現在の表示状態]代入,0
 ◆
:分岐終了

◆条件分岐:変数[0004:前の表示状態]がV[0003]以外
 ◆変数の操作:[0004:前の表示状態]代入,変数[0003]の値
 ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が2(オプション:ON)
  ◆ピクチャーの表示:1,表示:大01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
  ◆ピクチャーの表示:2,表示:大02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
  ◆
 :それ以外の場合
  ◆条件分岐:変数[0003:現在の表示状態]が1(オプション:ON)
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:中01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:中02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :それ以外の場合
   ◆ピクチャーの表示:1,表示:小01,(V[0001],V[0002])(透明度:50%)
   ◆ピクチャーの表示:2,表示:小02,(V[0001],V[0002])(透明度:0%)
   ◆
  :分岐終了
  ◆
 :分岐終了
 ◆画面の表示:フェードイン
 ◆
:分岐終了
◆ピクチャーの移動:1,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:50%)
◆ピクチャーの移動:2,(V[0001],V[0002]),0.0秒(透明度:0%)


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■補足

このイベント処理では、ランプを手に入れたり、逆にランプを失ったりすると、
自動的に持っているランプの状況に合わせて、スポットライトの状態が変わります。

ランプ(小)と(大)の両方を持っている場合は、ランプ(大)が優先的に使われます。


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◎関連ページ

●懐中電灯の処理
●歩くと実行するイベント

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