YADO作品リスト・ゲーム作品 3ST (更新:2020/08/23)
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◆3STの公開 「リアルタイムの3D処理の制作は不可能!」 と言われ続けた時代に、この作品を公開したために、 ツクールを使っている同志には凄い衝撃を与えたようで、 この作品を公開したあとに、 「リアルタイムの3D処理の制作は不可能!」 と言う方はいなくなりました。 またこの作品によってYADOの技量を知るようになり、 この作品の公開以降、質問掲示板の質問も多くなりました。 YADOとしては制作技術力を伝える重要な作品だったと言えます。 3STは、2001年8月12日に制作が始まり、 2002年1月26日に3ST(1.0)が公開されました。 公開当時の3STは非常に処理が重く、 「リアルタイム3Dは作れるけど、処理が重い」 と言った変な常識を広めてしまいました。 その処理が重くなった最大の原因は、マップイベントの数です。 ▼1.0のマップ状態 処理落ち軽減を狙ってこのように設定したのですが、 逆に処理落ちを起こす結果になりました。 【1.0の動画を観る】 ◆バージョン1.10 2002年10月。 使用する画像素材はそのままにイベントシステムを90%以上削除して、 新たにイベントシステムを組み直し、 2002年11月3日にバージョン1.10を公開しました。
本当はオープニングの設定やキャラクター(操縦者)の会話表示など、 2001年8月に考えていた状態にしたかったのですが、 2002年当時は制作時間や制作技術力の不足などがあり、 またピクチャーが20番までしか使えない&戦闘アニメが使えないなど、 ツクールの仕様上の問題もあり、 この1.10の更新では演出面の設定は見送られました。 その後、他のツクール作品の制作やYADOTのページ制作に追われて、 3STは未完成な状態のまま、公開され続けました。 【1.10の動画を観る】 ◆バージョン1.20 2009年11月21日。 約7年ぶりに作品を更新する事になりました。 今回の更新では画像素材もイベントシステムも全て作り直し、 前回のバージョンアップで見送ったセリフの表示も組み込みました。 またオープニング(クリア目的の確認)の表示や難易度の設定など、 2001年8月に考えていた作品内容に近い状態に仕上げています。 ▼一新された背景(8枚アニメ) ▼こちらはステージクリア時の背景(8枚アニメ) ただ2001年8月の企画段階では、 6ステージまでを作る予定だったのですが、 考えているステージ2以降の制作はツクールの仕様上難しいため、 取りあえず1ステージのみの更新となり、 バージョン1.20は「ステージ1の完成版」と言った感じになっています。 このバージョン1.20の公開は2010年1月30日です。 バージョン1.0の公開は2002年1月26日なので、 初公開からほぼ8年経っている事になります。 ◆3Dデモ 3STには3Dデモと言うおまけイベントが入っています。 これは2001年9月28日に気紛れな空間の開設半年記念で、 期間限定で公開されていた作品です。 ▼3Dデモ この3Dデモの公開によって、 リアルタイムの3D処理が出来る事を証明したかったのですが、 やはりゲーム作品ではなかったので反応はイマイチでした。 リアルタイムの3D処理が出来る事を証明するには、 3STの公開を待つ必要がありました。 この3Dデモは3ST(1.0)の3D表示システムを使って作られており、 3Dデモと3STは兄弟みたいなものになります。 3Dデモは3STの1.10が公開された時に一緒に組み込みました。 3Dデモのボールの3次元移動(斜め移動)は、 のちに3STの弾丸の跳ね返り処理に応用されています。 |
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