YADO作品リスト・ゲーム作品 岩動 (更新:2020/08/23)
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■公開終了 『RPGツクール for mobile』で作られたこの岩動は、 ドコモの携帯電話からプレーする事ができました。 しかし2007年5月31日をもってダウンロードが終了し、 現在では携帯電話でのプレーができなくなりました。 公開終了後、RPGツクール2000で移植版「岩動2000」が作られ、 現在は気紛れな空間にて公開されています。 【気紛れな空間へ行く】 【YADO作品リスト「岩動2000」のページを開く】 ※下記は公開中だった時の文章をそのまま残しています。 ■こんな作品も作ってみました! 『RPGツクール for mobile』の仕様の中で、 RPG以外のジャンルを作るのはかなり大変な事ですが、 今回も限られた仕様を駆使して、パズルゲームを作ってみました。 今回の作品『岩動(いわどう)』は岩ゴロと同じような作品ですが、 岩ゴロの岩を押して転がっている岩の反対側へ移動して岩を止めると言う処理が、 ツクールの仕様の関係で出来ず、岩の上で決定キーを押すと選択肢が表示されて、 その選択肢で移動方向を選択すると、3マスだけ移動すると言う処理になりました。 暗い色の床の上は移動する事ができませんので、 移動している前方に暗い色の床がある場合は、その手前で岩は止まります。 また岩ゴロと同じく、前方に別の岩がある場合も、その手前で岩は止まります。 岩ゴロのように爆発して岩が無くなってしまう様な床などはありません。
一番右の画像を見て頂くと分かりますが、 画像の右上の所持金を表示する所には、岩の移動回数が表示されています。 またHPの所には、全ステージの合計移動回数が表示されており、 MPの所には、このステージの最小移動回数の記録が表示されています。 この画像から使えるものは最大限利用して作られている事が分かると思います。 ※本当はレベルの表示をステージの番号にしたかったのですが、 レベル1でHPを250にする事ができなかったので、 レベルの表記は50の固定となりました。 今回の作品の処理は、RPGツクール2000ではあまり難しい処理ではありませんが、 『RPGツクール for mobile』ではかなり難しい処理でした。 岩を移動させるだけでしたら、RPGツクール2000のキャラクターの動作指定に当たる キャラクターの移動がありますので、何とか移動させる事はできました。 しかし変数がありませんので、移動した岩の位置を変数で記憶する事はできません。 また移動できない床や他の岩がある場合には、 必ず3マスの移動とはならない場合があります。 さらに暗い色の床は、主人公の移動はできますが、岩の移動はできません。 RPGツクール2000だと岩が移動する時に前方の地形IDを調べて、 移動できるかどうかを調べた上で、岩を移動させる事ができますが、 このツクールには変数も地形IDもありませんので、その方法は使えません。 岩が白い床の上に乗っている事をどのように判断させるのか? 通常は歩ける暗い床の手前でどのように岩を止めるのか? この問題を解決させないと、この作品を作る事はできません。 ちなみに最終ステージのマップは、13×13マスまで広くなり、 その中には4つの白い床と、5つの岩が設定されています。 かなり効率の良い処理方法を生み出さないと、最終ステージを作っただけで、 全ての容量を使い果たしてしまう可能性があります。 ▼タイトル画面です。 球体2個と平面の床を並べて作られた、最も単純な3DCGです。 短期間で用意できるものとして、このタイトル画面が採用されました。 インパクトがありますので、私としてはお気に入りのタイトル画面です。 岩の表面を真ん丸ではなく、わざとカクカクにしてみましたが、 いかがでしょうか? ■おまけの話 この岩動には、私のロゴマークがありません。 ←ロゴマーク ロゴマークが無い理由は、画像を設定するだけの容量が残って無かったからです。 残り容量は「0」でしたので、どうする事もできませんでした。 まあ操作するキャラクターがログマークのキャラクターなので、 あえてロゴマークを表示する必要性は無いかもしれません。 主人公の名前は上の画像を見る限りでは「ヤドカリ」と表示されていますが、 主人公の正式名称は5文字です。 このツクールにはメニュー表示では4文字しか名前が表示されないと言う 仕様がありますので、上の画像では「ヤドカリ」と表示されています。 しかしゲーム内のメニューで「強さ」を選択して確認しますと、 ちゃんとした正式名称で見る事ができます。 携帯でプレーして頂ける方は、この辺りのチェックもして頂きたいですね〜。 このページの一番上にある画像には、ダルマとヒマワリの絵があります。 これらはただの飾りではなく、それぞれにイベントが設定されています。 しかもダルマは光り、ヒマワリは動きます。 よく見るとダルマは上から話しかける事ができません。 つまりダルマの上向きの画像が空いているわけです。 その空いているスペースに光るダルマの絵を配置しました。 ヒマワリの場合は下からしか話しかける事ができませんので、 上、左、右の画像が空いており、その空きを使って簡単な動きを付けました。 ダルマの役割は、新しいステージが出るまでの記録の目標や世間話などを話し、 ステージ内では初めにいたマップへ戻る時に使用します。 ダルマが光る理由は…実際にプレーすれば分かると思います。 ダルマの世間話では「なぜヒマワリを採用したのか?」などの無駄話を行います。 実はこの世間話の設定を削除すれば、私のロゴマークを入れる事ができました。 しかしどうしてもこの世間話は削除できず、ロゴマークの設定を諦めました。 ロゴマークを諦めてまで残したダルマの世間話は、ぜひ見て頂きたいですね〜。 この作品で使われている画像は全て自作画像です。 ダルマもヒマワリもチップセットも全てYADOが描きました。 全ての画像をYADOが描いた事で、全体に統一感があるように感じます。 統一感…別の言い方をすれば、上手い絵描きさんの絵が1つでもあると、 完成度の低いYADOのグラフィックが目立ってしまうとも言えそう。(汗) この作品にはエンディングはありません。 全てのステージで最小移動回数を達成すれば終了です。 全てのステージが表示された時点でダルマと話しますと、 まだ記録の更新ができそうなステージを教えてくれるようになります。 既にクリアーしているステージでも意外と記録の更新ができる場合があります。 中にはステージ1で「まだ更新できる」と言われてしまう可能性も!? 全てのステージで最も良い記録を出しますと、 ダルマから「岩動マスター」の称号が与えられます。 ぜひ岩動マスターを目指して頑張って下さい。 |
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