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■コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]の解説
(更新:2024/04/16)


コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]って何?
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]って何?

イベントコマンド【イベントの挿入】を使ってコモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]を呼び出す事で、
指定した主人公が指定した技能を覚えているかどうかを調べる時に使います。

▼イベントコマンドの設定画面




技能を覚えているかどうかの情報は、
可変DB[1:┣ 技能習得Lv]に設定されています。

このコモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]の技能の有無を調べる処理では、
可変DB[1:┣ 技能習得Lv]の[覚えるレベル]の値が現在のレベル以下である場合は、
習得している(処理結果=1)」と判断されます。



習得している技能を増減する場合は、
コモンイベント[008:○特殊技能増減]を呼び出して増減してください。


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■[入力の数/結果を返す]について

▼数値1/コモンセルフ0「対象主人公」

処理する主人公を設定。
1100000」などの「変数呼び出し値」で設定する場合は、
呼び出す変数の値には可変DB[0:主人公ステータス]データIDを設定してください。
▼数値2/コモンセルフ1「判定特殊技能」

調べる技能を設定。
1100000」などの「変数呼び出し値」で設定する場合は、
呼び出す変数の値にはユーザーDB[0:技能]データIDを設定してください。
▼結果を返す「習得済み=1」(セルフ変数[30:技能習得なら1])

習得済みの場合は「1」を返します。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]から呼び出しているコモンイベントの一覧です。

コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]から呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
071:X[移]パラメータ取得 現在のレベルを取得。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[025:▲特殊技能の有無取得]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象主人公 主人公ID(可変DB[0:主人公ステータス]データID)を設定。
1 判定特殊技能 調べる技能ID(ユーザーDB[0:技能]データID)を設定。
10 現在のレベル 主人公の現在のレベルを設定。
20 チェック位置 可変DB[1:┣ 技能習得Lv]の項目番号の設定で使用。
21 習得レベル 可変DB[1:┣ 技能習得Lv]に設定された習得レベルや、
習得する技能IDの情報を取得する時に使用。
30 技能習得なら1 [結果を返す]で使用。
習得していたかどうかを設定。
0 未習得
1 習得済み

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
4-33 ■ループ開始
可変DB[1:┣ 技能習得Lv]を全部調べるまでループ。
  6-10 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf20[チェック位置] が 99 超
調べる項目がもう無い場合は分岐し、ループ終了。
  11 可変DB[1:┣ 技能習得Lv]項目[┗ 覚える技能]から技能IDをセルフ[21]に設定。
セルフ[21]の名前は「習得レベル」になっていますが、
ここで設定しているのは、項目[<能力>覚えるレベル]ではなく、
項目[┗ 覚える技能](技能ID)の方です。
  12-31 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf21[習得レベル] が CSelf1[判定特殊技能] と同じ
習得しているかどうかを調べる技能の設定が見つかった場合は分岐。
    18-22 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf21[習得レベル] が -1 以下
習得レベルが「-1以下(この設定は無効)」の場合は分岐し、
【ループ開始へ戻る】を実行し、次の設定項目を調べます。
    24-27 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf21[習得レベル] が CSelf10[現在のレベル] 以下
既に習得しているレベルである場合は分岐し、
見つかった事を呼び出し元のイベントに知らせるために、セルフ[30]に「1」を設定。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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