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■コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]の解説
(更新:2023/04/24)


コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]って何?
■スロットに関して
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]って何?

コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]は、状態のメッセージを表示する時に使います。





実際にゲーム画面上のメッセージを表示する処理は、
コモンイベント[182:X[戦]戦闘メッセージ表示]を使って行います。


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■スロットに関して

このページにある「スロット」とは、可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]データIDの事を言っています。

スロットの番号は、主人公の場合はパーティの並び順で一人目から「0、1、2…」と付けられ、
敵キャラの場合はユーザーDB[13:敵グループ]項目[0〜6]項目ID+10で「10、11、12…」と付けられます。

ユーザーDB[13:敵グループ]項目[0〜6](項目[3]に設定した敵キャラの場合はスロット[13]になる)


▼スロット(可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]のデータID)


なお、
可変DB[11:×┣ 属性耐性計算結果]
可変DB[12:×┣ 状態耐性計算結果]
可変DB[13:×┣ 状態リスト]

の3つも可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]と同じくスロットで処理しています。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「対象スロット」

状態変化の対象スロットを設定。
▼数値2/コモンセルフ1「状態番号」

状態ID(ユーザーDB[8:状態設定]データID)を設定。
▼数値3/コモンセルフ2「付与?消去?」

処理方法を設定。
[0]消去 状態異常から回復したメッセージを表示
[1]付与 状態異常になったメッセージを表示


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]を呼び出しているコモンイベント、
またはコモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]から呼び出しているコモンイベントの一覧です。

コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
137:X[戦]状態付与/消去 状態が変化した時に呼び出されます。

コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]から呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
182:X[戦]戦闘メッセージ表示 画面上にメッセージを表示する時に使用。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[138:X[戦]┗状態変化メッセージ]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象スロット 状態を変更するスロットを設定。
1 状態番号 状態ID(ユーザーDB[8:状態設定]データID)を設定。
2 付与?消去? 処理方法を設定。
0 状態異常から回復したメッセージを表示
1 状態異常になったメッセージを表示
8 キャラ名 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[0:キャラ名]を取得。
9 状態変化文章 ユーザーDB[8:状態設定]項目[12:発生時の文章[(人名)〜]]
項目[14:回復時の文章[(人名)〜]]を取得。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
6 セルフ[9]の文字列を初期化。
このセルフ[9]に文字列が設定されなかった場合は、何もメッセージを表示しません。
7-10 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf2[付与?消去?] が 0 と同じ
「付与?消去?」が「消去」の場合は分岐。
  9-10 ▼ 消去メッセージ
ユーザーDB[8:状態設定]項目[14:回復時の文章[(人名)〜]]セルフ[9]に取得。
12-14 ◇分岐: 【2】 [ CSelf2[付与?消去?] が 1 と同じ ]の場合↓
「付与?消去?」が「付与」の場合は分岐。
  13-14 ▼ 付与メッセージ
ユーザーDB[8:状態設定]項目[12:発生時の文章[(人名)〜]]セルフ[9]に取得。
17-23 ■条件分岐(文字): 【1】 CSelf9[状態変化文章]が "" 以外
セルフ[9]に文字列が設定されている場合は分岐。
  19-21 状態異常の対象となるキャラ名をセルフ[9]に追加し、
コモンイベント[182:X[戦]戦闘メッセージ表示]を呼び出してセルフ[9]を表示。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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