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■プレイ時間をカウントする
(更新:2020/07/05)


ショートカット
■タイマーを使うor使わない
■タイマーを使った時間のカウント
■タイマーを使わない時間のカウント
■時分秒に直す


  
■タイマーを使うor使わない

プレイ時間をカウントする方法は、タイマーを使う方法タイマーを使わない方法があります。

  タイマー使用 タイマー不使用
現実時間の最小値 1秒単位 60分の1秒単位
メニュー画面表示中の時間カウント 不可 不可
戦闘中の時間カウント 可能 不可
イベントコマンド「タイマーの操作」 他では使えない 自由に使える

基本的に戦闘中に時間をカウントしたい時にはタイマーを使う方法を使い、
戦闘中は時間をカウントしない場合はタイマーを使わない方法を使います。



メニュー画面の表示中は、
タイマーもコモンイベントも停止するので、時間のカウントはできません。



保存できる時間は999999秒(277時間46分39秒)です。

もしも999999秒のカウントでは足りない場合は、変数「日にち」を用意し、
秒数をカウントする変数が「86400(24時間)」になったら、
減算,86400」で値を戻した上で、変数「日にち」の値を「加算,1」にすれば、
999999日(約2739年)までの時間をカウントする事ができます。



画面上に時間を表示する場合は、ピクチャーなどを使って表示する必要があります。

なお、タイマーの操作にあるタイマーの表示機能は使用できません。

【数字画像の表示方法を見る】


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■タイマーを使った時間のカウント

イベントコマンド:タイマーの操作を使って、プレイ時間のカウントさせます。

タイマーを使う場合は、戦闘中の時間をカウントする事ができますが、
1回の戦闘を1時間39分59秒以内に終了させる必要があります。

■コモンイベント

イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆条件分岐:タイマーが0分00秒以下
 ◆タイマーの操作:値の設定,99分59秒
 ◆タイマーの操作:作動開始(戦闘中も有効:ON)
 ◆
:分岐終了
◆条件分岐:タイマーが99分58秒以下
 ◆変数の操作:[0001:差分計算]代入,5999
 ◆変数の操作:[0001:差分計算]減算,タイマーの残り秒数
 ◆変数の操作:[0002:時間(秒数)]加算,変数[0001]の値
 ◆タイマーの操作:値の設定,99分59秒
 ◆
:分岐終了


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■タイマーを使わない時間のカウント

60分の1秒単位で処理される定期的に並列処理する処理回数をカウントし、
その処理回数からプレイ時間を算出します。

■コモンイベント

イベント開始条件:定期的に並列処理する

◆変数の操作:[0001:時間(60分の1秒)]加算,1
◆条件分岐:変数[0001:時間(60分の1秒)]が60以上
 ◆変数の操作:[0001:時間(60分の1秒)]減算,60
 ◆変数の操作:[0002:時間(秒数)]加算,1
 ◆
:分岐終了


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■時分秒に直す

変数[0002:時間(秒数)]の値を「時」「分」「秒」に分ける設定例です。



以下のように時間を分けます。

変数0003番=時
変数0004番=分
変数0005番=秒
変数0006番=100分の1秒
※「100分の1秒」はタイマーを使わない方法のみです。

なお「100分の1秒」の設定は、
厳密には「60分の1秒」を「100分の1秒」に変換したものになります。
例えば、60分の1秒で「30」の場合は、100分の1秒単位に変換して「50」になります。



イベント設定は以下の通りです。

▼タイマーを使った時間のカウント
◆変数の操作:[0003〜0005]代入,変数[0002]の値
◆変数の操作:[0003:時]除算,3600
◆変数の操作:[0004:分]除算,60
◆変数の操作:[0004〜0005]剰余,60
◆文章:\v[3]時間\v[4]分\v[5]秒
▼表示例

▼タイマーを使わない時間のカウント
◆変数の操作:[0003〜0005]代入,変数[0002]の値
◆変数の操作:[0003:時]除算,3600
◆変数の操作:[0004:分]除算,60
◆変数の操作:[0004〜0005]剰余,60
◆変数の操作:[0006:100分の1]代入,変数[0001]の値
◆変数の操作:[0006:100分の1]乗算,100
◆変数の操作:[0006:100分の1]除算,60
◆文章:\v[3]時間\v[4]分\v[5]秒\v[6]
▼表示例



十の位が「0」の時には「0」を表示させる場合は以下ように設定してください。

▼タイマーを使った時間のカウント
◆変数の操作:[0003〜0008]代入,変数[0002]の値
◆変数の操作:[0003:時十]除算,36000
◆変数の操作:[0004:時一]除算,3600
◆変数の操作:[0005〜0006]剰余,3600
◆変数の操作:[0005:分十]除算,600
◆変数の操作:[0006:分一]除算,60
◆変数の操作:[0007:秒十]剰余,60
◆変数の操作:[0007:秒十]除算,10
◆変数の操作:[0004〜0008]剰余,10
◆文章:\v[3]\v[4]時間\v[5]\v[6]分\v[7]\v[8]秒
▼表示例

▼タイマーを使わない時間のカウント
◆変数の操作:[0003〜0008]代入,変数[0002]の値
◆変数の操作:[0003:時十]除算,36000
◆変数の操作:[0004:時一]除算,3600
◆変数の操作:[0005〜0006]剰余,3600
◆変数の操作:[0005:分十]除算,600
◆変数の操作:[0006:分一]除算,60
◆変数の操作:[0007:秒十]剰余,60
◆変数の操作:[0007:秒十]除算,10
◆変数の操作:[0009〜0010]代入,変数[0001]の値
◆変数の操作:[0009〜0010]乗算,100
◆変数の操作:[0009〜0010]除算,60
◆変数の操作:[0009:100分の1十]除算,10
◆変数の操作:[0004〜0010]剰余,10
◆文章:\v[3]\v[4]時間\v[5]\v[6]分\v[7]\v[8]秒\v[9]\v[10]
▼表示例


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