YADO作品リスト・ゲーム作品
連結OK!
(更新:2020/08/23)


 
ジャンル パズルゲーム
制作ツール RPGツクール2000
制作開始 2007年1月30日
完成日 2007年4月13日
公開日 2007年4月14日(気紛れな空間に公開)
公開状況 気紛れな空間(2007年4月14日より)
Vector(2007年4月23日より)
バージョン 1.01(2007年4月18日)
DL容量 1.49MB(ZIP形式)
制作レベル
スタッフ YADO(ゲーム全体の制作)
セロード君(テストプレー)
くにいさん(ボイス提供)
雑誌掲載 Windows100% 9月号(2008年8月12日発売)
作品の内容 指定された状態に車両を連結していくパズルゲームです。
車両を移動したり、切替ポイントを切り替えたりすると、
「作業数」が増加します。
この作業数を出来る限り抑えてクリアする事で、
選択できるステージが増えていきます。
制限時間などはありませんが、素早くクリアしますと、
時間ボーナスと言う事で、作業数が少なくなります。
より良い記録を出すには、効率の良い車両の移動を行い、
素早くクリアする事が求められます。



■制作の流れ

この作品を作るきっかけになったものは、
2007年1月30日に浮かんだ2つのイメージ画像でした。

まず1つ目に浮かんだイメージはこのような画像です。



これは車両を移動して連結している状態をイメージしたものです。
この時に「切替ポイント」や「作業数」も発案されました。
まさにこの作品の核となるイメージ画像です。


2つ目に浮かんだイメージはこのクリア時の画像です。

このイメージが浮かんだ事で、
作品のタイトルが「連結OK!」に決まりました。



実際にゲーム作品をやって頂けた方なら分かると思いますが、
この画面が表示された時に「連結OK!」と言うボイスが聞こえてきます。

このボイスもこのイメージが浮かんだ時に一緒に浮かんだもので、
制作当初からクリア時にはボイスを流す予定でした。

ボイスの提供は、ツクールを通じて知り合った方にお願いして、
「連結OK!」のいくつかのバージョンのボイスを頂きました。
作品の中では、ランダムにボイスの内容が変わるようになっています。

この2つのイメージ画像を頭に浮かべながら、
2007年1月30日に制作を開始しました。


制作当初から問題に感じていた事が、
「かなり地味な内容のゲームになりそう」と言う点でした。

実際にステージ1を制作してみて、テストプレーを行ってみましたが、
プレイした感想は「やっはり地味だった」と言うものでした。

前半のステージでは、最適なクリア方法がすぐに見つかってしまい、
何度もプレイして楽しめるようなステージには、中々なりませんでした。

そこで「時間ボーナス」と言うイベントを追加しました。

この時間ボーナスを入れた事で、一度攻略したステージでも、
今度はより早くクリアする事を目指すプレイとなり、
何度も楽しめるゲームになりました。

多分この作品で記録の更新にハマってしまった方は、
この時間ボーナスとの戦いに何度も挑戦するようになると思います。


制作の終盤で「リプレイ」の機能を追加しました。

このリプレイは、どのような操作手順で記録を更新したのかを確認する時に
使うもので、ある程度の記録でステージをクリアしますと、
リプレイが保存されて、いつでも見る事ができるようになります。

このリプレイの機能は、元々は作業数ランキングをやる時に、
記録の改ざんなどの不正が無い事を証明するために設定したものであり、
隠し機能としてYADOしか見れない状態になっていました。

しかしリプレイ時のカーソルの動きが中々面白かったので、
誰でもリプレイが見れる状態にしました。

一度はあの無駄の無いカーソルの動きを見て頂きたいですね。



■意外と珍しい作品!?

今回の作品は、普通のゲーム作品と言える様な作品に仕上がっています。

一見YADOが制作の基本としている「誰も作らないような作品を作る」
含まれてないように見えると思いますが、
実は誰も作らないような作品であると言える要素が含まれています。

電車のゲームは、この世の中に多くの作品が公開されていますが、
2007年4月現在、YahooGoogleVectorなどで
「電車(もしくは鉄道)」のキーワードでゲームを検索しますと、
運転シミュレーターや経営シミュレーションのゲームはよく出てきますが、
パズルのようなお気軽にできるゲームは、意外と出てきません。

しかし電車が好きな方は、この世の中に多くいると思いますし、
また電車に興味が無くても、日本人にとっては電車は身近な乗り物なので、
電車関連のゲームを制作すれば、少なからずプレイヤーはいると思います。

ありそうで意外と少なかった電車のパズルゲームとして、
後世に名を残すゲームになれば良いと考えています。



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