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■コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]の解説
(更新:2023/04/24)


コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]って何?
■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]って何?

このコモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]は、暗転と白フラッシュを実行する時に使います。

暗転はロード画面でセーブデータを選択したあとに画面を暗くする時に使います。

白フラッシュは戦闘開始時の他、クリティカルの攻撃が発動した時に実行されます。



使用しているピクチャ番号は「19999」の1つのみであるため、
例えば白フラッシュを連続で実行しても、前の白フラッシュの処理は強制終了し、
最後に実行された白フラッシュのみが残ります。


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■こうゆう時にこのコモンイベントを改造する

以下のような改造を行いたい時にこのコモンイベントを改造します。

◆暗転や白フラッシュの色を変えたい時。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「処理モード」

処理内容を設定。
[0]解除 暗転用の黒い画像を消去したり、
白フラッシュの表示途中で消去を実行したりします。
[1]暗転 画面を真っ暗な状態にします。
[10]白フラッシュ 画面を一気に真っ白にして、
「フレーム数」で設定された時間をかけて、
徐々に元の画面に戻します。
▼数値2/コモンセルフ1「フレーム数」

暗転、白フラッシュ、解除の処理時間を設定。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]を呼び出しているコモンイベントや、
コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]から呼び出しているコモンイベントはありません。


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[067:X[共]全体エフェクト実行]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 処理モード 処理内容を設定。
0 全体エフェクトのピクチャを消去。
1 暗転表示。
10 白フラッシュ表示。
1 フレーム数 処理時間を設定。
20 基本ピクチャ番号 今回の処理で使用するピクチャ番号(19999)を設定。
25 画面サイズX ゲーム画面の横サイズ+32ピクセルの値を設定し、
ピクチャの横幅設定で使用。
26 画面サイズY ゲーム画面の縦サイズ+24ピクセルの値を設定し、
ピクチャの横幅設定で使用。
88 座標倍率X[x10] 可変DB[18:基本システム用変数]データ[97:座標倍率X[x10]]を取得。
数値は「ゲーム画面の横サイズ÷32」。
89 座標倍率Y[x10] 可変DB[18:基本システム用変数]データ[98:座標倍率Y[x10]]を取得。
数値は「ゲーム画面の縦サイズ÷24」。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
13 ▼ 固定値
今回使用するピクチャ番号[19999]を設定。
15-21 ▼ Ver2.20 座標倍率を縦横別に修正
エフェクトの画像サイズを設定。
可変DB[18:基本システム用変数]データ[97:座標倍率X[x10]]の値×32+32
可変DB[18:基本システム用変数]データ[98:座標倍率Y[x10]]の値×24+24
23 ■ピクチャ[ディレイ内容リセット]:CSelf20[基本ピクチャ番号]
このピクチャには発動ディレイの設定が無いので、本来はこの設定は不要ですが、
一応発動ディレイを解除する設定を置いているようです。
24-27 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[処理モード] が 0 と同じ
処理モードが「解除」の場合は分岐。
  26-27 ▼ 解除
ピクチャ[19999]を消去。
29-31 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[処理モード] が 0 と同じ
処理モードが「暗転」の場合は分岐。
  30-31 ▼ 暗転
ピクチャ[19999]で画面を真っ暗にします。
34-40 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf0[処理モード] が 10 と同じ
処理モードが「白フラッシュ」の場合は分岐。
  36-38 ▼ 白フラッシュ
ピクチャ[19999]で真っ白のフラッシュを実行します。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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