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■コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]の解説
(更新:2023/04/24)


コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]って何?
■スロットに関して
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]って何?

コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]は、
可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[18〜25]に設定されている装備コードを取得する時に使います。



装備コードは、
武器の場合は「ユーザーDB[3:武器]データID20000」、
防具の場合は「ユーザーDB[4:防具]データID30000」になります。

例えば「銀のダガー(データID[13])」を装備している場合は、装備コードは「20013」になります。



武器を両手持ちしている場合は、
可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[19:装備中の防具1]には、武器の装備コードが設定されます。


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■スロットに関して

このページにある「スロット」とは、可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]データIDの事を言っています。

スロットの番号は、主人公の場合はパーティの並び順で一人目から「0、1、2…」と付けられ、
敵キャラの場合はユーザーDB[13:敵グループ]項目[0〜6]項目ID+10で「10、11、12…」と付けられます。

ユーザーDB[13:敵グループ]項目[0〜6](項目[3]に設定した敵キャラの場合はスロット[13]になる)


▼スロット(可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]のデータID)


なお、
可変DB[11:×┣ 属性耐性計算結果]
可変DB[12:×┣ 状態耐性計算結果]
可変DB[13:×┣ 状態リスト]

の3つも可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]と同じくスロットで処理しています。


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■[入力の数/結果を返す]について

コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得][入力の数/結果を返す]の設定は、
基本システムが必要に応じて自動的に行いますので、基本システムの利用者は何も設定する必要はありません。

▼数値1/コモンセルフ0「対象戦闘スロット」

装備状態を調べるスロットを設定。
▼数値2/コモンセルフ1「装備箇所」

装備コードを取得する装備欄(0〜7)を設定。
0 1 2 3 4 5 6 7
武器 防具1 防具2 防具3 防具4 防具5 防具6 防具7
▼結果を返す「装備コード」(セルフ変数[11:結果装備コード])

装備コードを返します。
武器の場合 ユーザーDB[3:武器]データID20000
防具の場合 ユーザーDB[4:防具]データID30000
装備無し -1 〜 -3
可変DB[0:主人公ステータス]の初期装備の未装備設定により、
「-1」「-2」「-3」のいずれかになります。


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■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]を呼び出しているコモンイベントの一覧です。
なお、コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]から呼び出しているコモンイベントはありません。

コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]を呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
147:X[戦]一時ステ計算<装備補正> 装備による能力値の増減を
可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]
設定する時に呼び出されます。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


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■セルフ変数の一覧

コモンイベント[145:X[戦]選択箇所装備コード取得]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象戦闘スロット 装備状態を調べるスロットを設定。
1 装備箇所 装備コードを取得する装備欄(0〜7)を設定。
0 1 2 3 4 5 6 7
武器 防具1 防具2 防具3 防具4 防具5 防具6 防具7
11 結果装備コード [結果を返す]で使用。
装備コードを返します。
武器の場合 ユーザーDB[3:武器]データID20000
防具の場合 ユーザーDB[4:防具]データID30000
装備無し -1 〜 -3
可変DB[0:主人公ステータス]の初期装備の未装備設定により、
「-1」「-2」「-3」のいずれかになります。

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


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■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
6 ▼ 位置に応じた主人公IDを取得
7-9 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[装備箇所] が 0 と同じ
装備欄「武器」を調べる場合は分岐。
  9 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[18:装備中の武器]セルフ[20]を設定。
11-12 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[装備箇所] が 1 と同じ ]の場合↓
装備欄「防具1」を調べる場合は分岐。
  12 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[19:装備中の防具1]セルフ[20]を設定。
14-15 ◇分岐: 【3】 [ CSelf1[装備箇所] が 2 と同じ ]の場合↓
装備欄「防具2」を調べる場合は分岐。
  15 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[20:装備中の防具2]セルフ[20]を設定。
18-20 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[装備箇所] が 3 と同じ
装備欄「防具3」を調べる場合は分岐。
  20 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[21:装備中の防具3]セルフ[20]を設定。
22-23 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[装備箇所] が 4 と同じ ]の場合↓
装備欄「防具4」を調べる場合は分岐。
  23 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[22:装備中の防具4]セルフ[20]を設定。
25-26 ◇分岐: 【3】 [ CSelf1[装備箇所] が 5 と同じ ]の場合↓
装備欄「防具5」を調べる場合は分岐。
  26 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[23:装備中の防具5]セルフ[20]を設定。
29-31 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf1[装備箇所] が 6 と同じ
装備欄「防具6」を調べる場合は分岐。
  31 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[24:装備中の防具6]セルフ[20]を設定。
33-34 ◇分岐: 【2】 [ CSelf1[装備箇所] が 7 と同じ ]の場合↓
装備欄「防具7」を調べる場合は分岐。
  34 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]項目[25:装備中の防具7]セルフ[20]を設定。
36-38 ◇上記以外
調べる装備欄が無かった場合は分岐。
  37-38 このエラーは通常では発生しませんが、
改造の失敗などを数値設定は不適切な場合に表示される可能性があります。
45 セルフ[11]セルフ[20]を設定。


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◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

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