RPGツクールモバイル/ソフトウェア
■容量に関する基礎
(更新:2006/09/09)


『RPGツクール for mobile』で作品を作る場合、
決められた容量の範囲内で作品を作る必要があります。
容量はマップを作成する画面の右上に書かれています。

プロジェクトを新規作成しますと、初めの容量は、
残り324197/容量409600
と表示されます。
この容量は、マップ内のイベントを設定するだけの容量ではなく、
キャラクターの歩行グラフィックやBGMなどの素材や、
主人公の能力を設定するステータスの情報など、
ゲームを動かすのに必要な全てのデータの容量409600です。
この容量の範囲内でゲームを作成する必要があります。

新規作成時に8万ほどの容量が減っていますが、
これは主人公や敵キャラなどが初めから設定されている状態であるため、
8万ほどの容量が減った状態でスタートします。
不要な主人公や敵キャラなどを削除する事により、
残り容量を増やす事ができます。

容量の単位はバイトと言う単位です。
1バイトは、メールアドレスなどで使われている
半角文字の1文字分に相当します。
全角の文字の場合は、1文字につき容量が2減ります。
例えば半角で「YADO」と文字を入力すると、容量が4。
全角で「YADO」と文字を入力すると、容量が8減ります。
【ファイル容量(KB、MBなど)に関するページを見る】

40万容量だと多いように思えますが、
画像素材やBGM素材などを多く取り入れますと、
すぐに容量を使い果たしてしまいます。
例えば、町の人の歩行グラフィックを用意して、
主人公が話しかけると「こんにちわ」を言うだけのイベント。
これだけのイベントで3500くらいの容量を使います。
つまり一人一人の歩行グラフィックの変えて、
「こんにちわ」だけを言うイベントを作品内に100体ほど作りますと、
それだけで制作容量の殆どを使い果たしてしまいます。
ゲーム進行とは全く関係の無いおまけイベント(マップ)などは、
極力作らないようにして、最後のエンディングまで作って、
その上で容量が余りましたら、
おまけイベントなどを作成した方が良いでしょう。
また、画像やBGMなどの素材は、
初めの内は必要最低限のみを用意して、
必要に応じて徐々に増やしていった方が良いでしょう。
※画像やBGMなどの素材は、
 インポートを行っても使用しなければ容量は減りません。





◎関連ページ
 ●イベントコマンドの説明と使用する容量の一覧
 ●イベントコマンド以外で使用する容量


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