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アクションRPG基礎講座
(更新:2020/08/23)


 
ジャンル 教材
制作ツール RPGツクール2000
制作開始 2002年5月15日
公開日 2002年5月26日(気紛れな空間に公開)
公開状況 公開終了(2009年7月25日)
バージョン 1.13(2008年7月20日)
DL容量 1.01MB(ZIP形式)
制作レベル 1〜
作品の内容 アクションRPG用の戦闘システムの作り方を
紹介する教材作品です。ステップアップ形式で
作り方を徐々に紹介していきます。



■公開終了

現在はYADOTでアクションRPGの戦闘システムの作り方を紹介しているため、
このアクションRPG基礎講座の公開は終了しました。

【アクションRPGの戦闘システムを作るのページを開く】



■ステップアップ形式の長所と短所

アクションRPG基礎講座はステップアップ形式で、
自作戦闘システムの作り方を紹介しています。
【アクションRPG基礎講座のページタイトルを見る】

このステップアップ形式は、プラモデルを作る感じに似ており、
自作戦闘を動かす細かいパーツ(イベント設定)を少しずつ足してゆき、
最終的に巨大な戦闘システムを作り上げていくようになっています。

例えば、主人公の攻撃処理は、
初めは目の前の1マスしか攻撃する事ができませんが、
その後、攻撃範囲の拡大、武器ごとに攻撃処理を変える、
溜め攻撃、遠距離攻撃など、徐々に攻撃処理のバリエーションが増えていきます。

他にも画面上に主人公のHP、MP、敵HPの表示したり、
ダメージ量を攻撃力と防御力から算出したりするイベントも追加されます。

細かくイベントを追加していきますので、
どのイベントがどんな役割を果たしているのかが分かり易く、
アクションRPG基礎講座で戦闘システムの作り方を勉強する方も多くいました。



しかしこのアクションRPG基礎講座は、
徐々にイベント設定を足していく形式を取っていますので、
「このページの処理は必要ないから飛ばす」
と言った手法が出来にくくなっています。

また「講座30:武器選択メニュー」のイベント構造だけが知りたい場合でも、
講座30までのイベント構造を全て把握しておく必要があり、
講座30だけを見ても、多分作り方を理解するのは難しいでしょう。
ちなみに講座30まで来ますと、
イベントコマンドは2千個以上設定されていますので、
イベント構造を全て理解するのは容易な事ではありません。



「自分が欲しい処理だけを合体して戦闘システムを作りたい」
と言った要望に答えるために、YADOTのアクションRPGでは、
必要な処理だけを合体して戦闘システムが作れるようにしています。
イベント内容はアクションRPG基礎講座よりは単純化していますが、
その分イベント設定は分かり易く、改造もしやすくなっていると思います。



■制作時間の教訓

このアクションRPG基礎講座は、最初の制作時間が約120時間。
その後の細かい修正や全面リニューアルで約100時間…と言う事で、
大体約220時間の作業時間がかかっています。

これほどの制作時間がかかっている原因は、
イベントの作り方がどんどんイベントを追加していく形式を取っているからです。
例えば、講座05のイベント設定を修正しただけで、
講座06〜30の説明ページも修正する必要があります。
また制作当時はもじか2000が無かったので、
イベント設定は全てが手入力であり、入力ミスも多くありました。

これらの経験を踏まえて、もじか2000の開発を行ったり、
YADOTアクションRPGでは、
必要なイベント設定を組み合わせて戦闘システムを作り上げる事ができたり、
YADOT自作フロントビューを作るでは、
前のページに書かれいたイベント設定を〜記載省略〜と言う表示にして、
イベント設定の変更があっても、
1ページのみの修正になるように工夫しています。

YADOTのページ制作も、
このアクションRPG基礎講座の制作が大いに役立っていると言えます。



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