WOLF RPGエディター(ウディタ)/変数【サイトトップへ戻る】 ■「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」って何? (更新:2025/05/24) 「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」について解説します。
「変数」に関する基本説明は、別ページに記載しています。 ■「変数呼び出し値」とは? 変数呼び出し値は、指定した変数の値を呼び出す時に使います。 例えばピクチャの設定画面では、様々な数値を設定する場所があります。 ▼黄色の部分が数値で設定する所 ![]() これらの数値設定を変数の値で設定したい時には、変数呼び出し値を使います。 指定したコモンイベントのセルフ変数なども変数呼び出し値で設定する事ができます。 ▼コモンイベント[123]のセルフ変数[15]の値を呼び出す設定 ![]() コモンイベント内の変数の検索でも変数呼び出し値を使います。 ▼コモンイベントのセルフ変数[0](1600000)を検索する時の設定 ![]() 数値を設定する設定欄にて、右クリック→「[変数呼び出し値]を入力」を選択すると、 変数呼び出し値の設定見本が利用できます。 ![]() ▲トップへ戻る▲ ■変数呼び出し値と特殊文字との違い 変数の値を呼び出す方法として、「\self[0]」「\sys[0]」などの特殊文字の設定もあります。 特殊文字の変数の値を呼び出す設定は、文章の設定で使います。 例えば下図の場合は、文字列を設定する所には特殊文字[\self[9]]を設定し、 数値を設定する所には変数呼び出し値[1100000][1100001]を設定しています。 ![]() なお、変数呼び出し値と同様に特殊文字も、右クリックのメニューから特殊文字の設定見本が利用できます。 ▲トップへ戻る▲ ■変数呼び出し値の一覧 以下は変数呼び出し値の一覧です。
▲トップへ戻る▲ ■「X番の変数呼出」とは? 「X番の変数呼出」は、変数の値に「変数呼び出し値」を設定して使います。 「X番の変数呼出」を使用する場合は、設定画面にある「X番の変数呼出」にチェックを入れます。 ![]() 【文字列操作】にある「代入先を変数で指定」も「X番の変数呼出」と同じ処理になります。 ![]() 「X番の変数呼出」の使用例は、 例えば主人公がいるマスにあるマップイベントのセルフ変数[9]の値を呼び出す時には、以下のような設定します。 ▼水色の所で「X番の変数呼出」が使われています
上記の処理では、主人公がいるマスにあるマップイベントのイベントIDをコモンセルフ変数[12]に取得し、 「コモンセルフ変数[12]×10+1000009」の値をコモンセルフ変数[13]に設定しています。 イベントIDが「5」だった場合は、コモンセルフ変数[13]には「1000059」が設定されます。 そしてコモンセルフ変数[13]で「X番の変数呼出」を実行すると、 指定したマップイベントのセルフ変数[9]の値を呼び出す事ができます。 「X番の変数呼出」を設定すると、イベントコマンドの表記に「V」が付きます。
数値設定が百万以上になると「変数呼び出し値」になります。 例えば… ![]()
もしも変数に「変数呼び出し値」を設定する時や百万以上の値を普通に設定したい時には、 「データを呼び出さない」にチェックを入れて設定してください。 ![]() ▲トップへ戻る▲ ■使用例 「変数呼び出し値」を使うと様々な数値設定が変数の値で設定する事ができます。 なお、別ページにも使用例があります。 【「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」の使用例を見る】 ■【使用例】ループ回数を変数の値で設定 イベントコマンド【回数付きループ】のループ回数を変数の値で設定する事ができます。 ▼通常変数[2]の値で回数を設定 ![]()
■【使用例】オリジナルのマウスポインタを表示 マウスポインタの位置にピクチャを表示し、オリジナルのマウスポインタを表示します。 ![]() ピクチャの表示位置の設定には、 システム変数[71:マウスX位置][72:マウスY位置]の変数呼び出し値を設定します。 これにより、マウスポインタの位置にピクチャが表示されます。 ![]()
■【使用例】マップイベントの高さを変える 以下の設定を行って実行すると、 マップイベントを決定キーで実行した時にマップイベントの高さが変わります。
▲トップへ戻る▲ ■文字列変数の数字を数値変数へ代入 イベントコマンド【変数操作】の設定では、文字列変数を設定する事ができませんが、 文字列変数を呼び出す値「3000000」を設定すれば、文字列変数にある数値を設定する事ができます。 ▼設定例 ![]() コモンイベントのセルフ変数[5〜9]の文字列変数や、データベースにある文字列変数も設定可能です。 文字列の内容によって、代入できる数値が変わります。
全角の数字がある場合や特殊文字がある場合は、 全角数字を半角数字に変換したり、特殊文字を消去するなどの対策が必要になります。 ▼全角数字を半角数字に変えてからセルフ変数[0]に数値を設定
▼特殊文字を消去してからセルフ変数[0]に数値を設定
▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆「変数」って何? ┣◆「セルフ変数」って何? ┣◆「通常変数」「予備変数」って何? ┣◆「文字列変数」って何? ┣◆「システム変数」「システム文字列」って何? ┃┣◆システム変数[0〜34]の説明 ┃┣◆システム変数[35〜76]の説明 ┃┣◆システム変数[77〜120]の説明 ┃┣◆システム変数[121〜159]の説明 ┃┣◆システム文字列[0〜49]の説明 ┃┗◆システム文字列[50〜76]の説明 ┣◆「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」って何? ┃┗◆【使用例】「変数呼び出し値」「X番の変数呼出」 ┣◆「乱数」って何? ┃┗◆乱数で一度出力した値を二重に出力させない ┗◆変数の番号や文字列を別のものに置き換える |