WOLF RPGエディター(ウディタ)[3.323]/基本システム【サイトトップへ戻る】
■コモンイベント[024:▲状態異常の取得]の解説
(更新:2024/04/16)


コモンイベント[024:▲状態異常の取得]について解説します。


ショートカット
■コモンイベント[024:▲状態異常の取得]って何?
■[入力の数/結果を返す]について
■コモンイベント呼び出しの一覧
■セルフ変数の一覧
■イベントコマンドの解説

基本システムに関する説明は別ページに記載しています。
【基本システムに関する説明ページを見る】

コモンイベントの一覧と補足説明のページも用意しています。
【コモンイベントの一覧と補足説明のページを開く】


  
■コモンイベント[024:▲状態異常の取得]って何?

イベントコマンド【イベントの挿入】を使ってコモンイベント[024:▲状態異常の取得]を呼び出す事で、
指定した主人公が状態異常になっているかどうかを調べる時に使います。

▼イベントコマンドの設定画面




状態異常であるかどうかは、
移動中の場合は可変DB[5:┗ 状態リスト]に保存されており、
戦闘中の場合は可変DB[13:×┣ 状態リスト]に保存されています。



状態異常を付加、または解除させる場合は、
コモンイベント[009:○状態異常変化]を呼び出して状態異常を変更してください。


▲トップへ戻る▲


  
■[入力の数/結果を返す]について

▼数値1/コモンセルフ0「対象主人公」

処理する主人公を設定。
1100000」などの「変数呼び出し値」で設定する場合は、
呼び出す変数の値には可変DB[0:主人公ステータス]データIDを設定してください。
▼数値2/コモンセルフ1「調べる状態」

調べる状態異常を設定。
1100000」などの「変数呼び出し値」で設定する場合は、
呼び出す変数の値にはユーザーDB[8:状態設定]データIDを設定してください。
▼結果を返す「有り:1/なし:0」(セルフ変数[30:結果])

状態異常の結果を返します。


▲トップへ戻る▲


  
■コモンイベント呼び出しの一覧

コモンイベント[024:▲状態異常の取得]から呼び出しているコモンイベントの一覧です。

コモンイベント[024:▲状態異常の取得]から呼び出しているコモンイベント
コモンイベント(ID順) 処理内容
141:X[戦]スロットから主人公ID取得 パーティの並び順から主人公IDを取得。

【コモンイベント呼び出しの一覧を別ウィンドウで表示】


▲トップへ戻る▲


  
■セルフ変数の一覧

コモンイベント[024:▲状態異常の取得]のセルフ変数の一覧です。

セルフ変数
番号 名前 使用内容
0 対象主人公 主人公ID(可変DB[0:主人公ステータス]データID)を設定。
1 調べる状態 状態ID(ユーザーDB[8:状態設定]データID)を設定。
10 戦闘スロット 可変DB[10:×┏ 戦闘一時ステータス[基]]データIDを設定。
11 主人公ID 可変DB[0:主人公ステータス]データIDを設定。
20 *名前なし* 可変DB[18:基本システム用変数]データ[51:システム上最大パーティー人数])を取得。
25 コマンド位置 可変DB[18:基本システム用変数]データ[68:[戦闘]戦闘中フラグ]を取得し、
現在が戦闘中であるかどうかを調べる時に使用。
0 移動中
1 戦闘中
30 結果 [結果を返す]で使用。
状態異常になっていたかどうかを設定。
0 状態異常にはなっていない
1 状態異常になっている

【変数の一覧を別ウィンドウで表示】


▲トップへ戻る▲


  
■イベントコマンドの解説

イベントコマンドの解説を行います。

なお、見た目で設定内容が分かるような簡単なイベントコマンドの解説は省略しています。

処理内容
2-11 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf25[戦闘中フラグ] が 0 と同じ
戦闘中ではない場合は分岐。
  6-11 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf30[結果] が 0 以外
可変DB[5:┗ 状態リスト]から
指定した主人公IDの指定した状態異常の値をセルフ[30]に取得し、
[0以外(状態異常中)]である場合は分岐し、セルフ[30]に「1」を設定。
13-34 ◇分岐: 【2】 [ CSelf25[戦闘中フラグ] が 1 と同じ ]の場合↓
戦闘中の場合は分岐。
  17-34 ■回数付きループ [ CSelf20 ]回
パーティの最大設定人数(6人)の分だけループし、
1人目から順番に指定した主人公IDかどうかを調べる。
    20-32 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf11[主人公ID] が CSelf0[対象主人公] と同じ
指定した主人公IDが見つかった場合は分岐。
      24-29 ■条件分岐(変数): 【1】 CSelf30[結果] が 0 以外
可変DB[13:×┣ 状態リスト]から
指定した主人公IDの指定した状態異常の値をセルフ[30]に取得し、
[0以外(状態異常中)]である場合は分岐し、セルフ[30]に「1」を設定。
30 主人公が見つかったので、【イベント処理中断】を実行。


▲トップへ戻る▲



◎関連ページ

◆「基本システム」って何?
┣◆コモンイベントの一覧と補足説明
┣◆メニュー画面の処理構造
┗◆戦闘処理の処理構造

YADOT-WOLFトップ  気紛れな空間へ戻る  メール