WOLF RPGエディター(ウディタ)/自作メニュー【サイトトップへ戻る】 ■アイテムの一覧表にスクロールバーを追加 (更新:2023/02/28) 基礎ページ(アイテムの一覧表の自作メニューを作る)で作成したイベント処理にスクロールバーの表示を追加します。 基礎ページをご覧頂いていない場合は、先に基礎ページをご覧ください。
■改造内容の確認 スクロールバーはメニュー画面の右側に表示し、現在表示されている位置を示します。 表示位置は左から「229ピクセル」、上から「22ピクセル」の位置を基点に、 「横幅:5ピクセル」「縦幅:196ピクセル」の範囲にスクロールバーを設定します。 スクロールバーの長さは「196ピクセル×一度に表示できる行数÷全行数」で算出します。 今回は一度に表示できる行数が「12行」なので、全行数が「24行」「36行」「48行」の場合は以下のようになります。
全行数が大量にある場合は、スクロールバーのの長さが小さくなり過ぎて見づらくなるので、 バーの長さの最小値は「5ピクセル」とします。 なお、全体の行数が12行以下(スクロールなし)の場合は、スクロールバーは表示しません。 バーのY表示位置は、画面上に表示されていない行数を「100%」として、 何パーセントの行数をスクロールしたのかによって、バーのY表示位置を算出します。 例えば全行数が「60行」である場合、画面上に一度に表示できる行数は「12行」なので、 画面上に表示されていない行数(スクロールできる行数)は「48行」になります。 仮に18行スクロールした場合は「18×100÷48=37」となり、「Y表示位置が37%下に移動した」となります。 バーの縦の表示範囲は「196ピクセル」なので、 全行数が「60行」で一度に表示できる行数が「12行」の場合のバーの長さは「196×12÷60=39ピクセル」になります。 そしてバーが表示されていない範囲(48行)は「196−39=157ピクセル」になります。 この条件で仮に「18行(37%)スクロール」した場合は…
ピクチャはスクロールバーを表示するピクチャを追加します。
なお、可変DB[20:一覧表用]の設定は基礎ページと変わりません。 また当ページにある設定例は、基礎ページと同様にゲーム画面のサイズ「320×240[x2]」に合わせた表示設定になっています。 ▲トップへ戻る▲ ■変数について 変数番号の表示が赤色になっている変数は、当ページで新たに追加された変数です。 変数番号の表示が黄色になっている変数は、基礎ページと使い方が変わっている変数です。
【変数の一覧を別ウィンドウで表示】 ▲トップへ戻る▲ ■スクロールバーを追加 主な改造内容は以下のとおりです。
▼スクロールバーの設定
以上で設定完了です。 テストプレイを実行して、動作確認を行ってください。 ▲トップへ戻る▲ ■「横2×縦12」にスクロールバーを追加 「横2×縦12」の設定にスクロールバーを追加します。 予め「横2×縦12」の設定を行ってください。 表示位置は左から「296ピクセル」、上から「22ピクセル」の位置を基点に、 「横幅:5ピクセル」「縦幅:196ピクセル」の範囲にスクロールバーを設定します。
以上で設定完了です。 ▲トップへ戻る▲ ■マウス操作にスクロールバーを追加 「マウスで操作」の設定にスクロールバーを追加します。 予め「マウスで操作」の設定を行ってください。 今回の設定では、単にスクロールバーを表示するだけでなく、 バーの上でマウスの左ボタンを押しながら縦に移動する事でスクロールバーが移動し、 実際に一覧の画面がスクロールするように設定します。 主な改造内容は以下のとおりです。
以上で設定完了です。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆アイテムの一覧表の自作メニューを作る ┣◆アイテムの一覧表を「横2×縦12」に改造 ┣◆アイテムの一覧表に説明画面を追加 ┣◆アイテムの一覧表をマウスで操作 ┗◆アイテムの一覧表にスクロールバーを追加 ◆自作メニューの基礎講座(4×3の自作メニュー作り) ◆万能ウィンドウについて ┗◆万能ウィンドウの設定例 |