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■ゲームデータの作成
(更新:2024/04/11)


「ゲームデータの作成」について解説します。



ショートカット
■ゲームデータの作成とは?
■設定画面の説明:作成するゲームフォルダ名
■設定画面の説明:出力フォルダ
■設定画面の説明:暗号化設定
■設定画面の説明:暗号化バージョンの選択
■設定画面の説明:動作バージョンを【最新】から【Ver3.xxx】に固定化する(推奨)
■設定画面の説明:[P]GamePro.exeのアイコン変更
■設定画面の説明:[P]プロテクト用キー設定時のみの特殊機能
■圧縮に関して
■補足


  
■ゲームデータの作成とは?

ゲームデータの作成は、公開用のゲームデータを作成する時に使います。



マップ作成画面の上部にある[フォイル]→[ゲームデータの作成]を選択してください。





ゲームデータの作成では、ゲームデータを暗号化する事ができます。

暗号化する事で、マップデータや画像素材などを1つのファイルにまとめる事ができ、また改造ができなくなります。



ゲームデータを作成すると、以下のようにゲームデータ用のフォルダーが作られます。



ゲームを配布する場合は、このフォルダーを配布用としてください。


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■設定画面の説明:作成するゲームフォルダ名



ゲームデータを入れるフォルダー名を設定します。



このゲームフォルダ名を設定しても、ゲーム作品のタイトルは変わりません。

もしもゲーム作品のタイトルを変えたい場合は、ゲーム基本設定で変えてください。



【ゲーム基本設定の説明を見る】


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■設定画面の説明:出力フォルダ



ゲームデータを出力するフォルダーの位置を指定します。

変更する場合は[フォルダ指定]をクリックしてください。


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■設定画面の説明:暗号化設定



出力するゲームデータを暗号化するかどうかを選択します。

暗号化なし 暗号化せず、そのままの状態でゲームデータを作成します。
暗号化しない場合は、エディタ用の実行ファイルを使って、
作品内のイベント設定などを見る事ができます。
コモン素材の動作確認用サンプルデータを準備する時には、
この暗号化なしでゲームデータを作成します。
制作データにあるフォルダー[Data]をコピーした状態とほぼ一緒ですが、
フォルダー[BasicData]の中にあったバックアップデータ(AutoBackup)は、
ゲームデータにはコピーされていません。
Dataフォルダまるごと暗号化 フォルダー[Data]のデータを1つのファイルにまとめて暗号化します。
暗号化フォルダを限定する 選択したフォルダーのみが暗号化されます。



フォントデータを同梱する場合はフォントデータを暗号化しないでください。

Dataフォルダまるごと暗号化の場合は、
フォルダー[Data]の外(実行ファイル[Game.exe]がある位置)にフォントデータを移動した上で、
ゲームデータの作成を実行してください。



イベントコマンド[文字列操作]にある「に↓フォルダのファイルリスト取得」の設定は、
暗号化したゲーム内では機能しなくなり、リストの文字列データは「<<ERROR>>」になります。

そのため、暗号化する予定があるゲーム作品では、
イベントコマンド[文字列操作]にある「に↓フォルダのファイルリスト取得」は使用しないでください。


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■設定画面の説明:暗号化バージョンの選択



通常は「常に最新の暗号化を使う」の設定で良いでしょう。



既に暗号化して作品を公開している場合で、作品のバージョンアップを行う場合は、
公開している作品の暗号化バージョンと同じバージョンで暗号化してください。



プロ版プロテクトキーを設定している場合は「プロテクト用キー使用暗号化」の表示になります。




  
■全メモリ読込について

ウディタバージョン[3.310]以降の暗号化したデータは、
ゲーム起動時に全てのゲームデータがメモリ内へ保存される仕様になっています。

ゲームデータがメモリに読み込まれると、ゲーム中にファイルの読み込む際に、
殆ど処理落ちする事なく読み込む事ができます。

ゲームデータの全体容量が数十GBになるなど、巨大なデータ容量である場合は、
容量の大きいデータ(フォルダー)を暗号化しなかったり、
古いバージョンの暗号化に変えて処理するなど、何らかの対策が必要になるかもしれません。


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■設定画面の説明:動作バージョンを【最新】から【Ver3.xxx】に固定化する(推奨)



使用するウディタのバージョンが表示されています。



ゲーム基本設定にて過去の動作バージョンに変えると、ゲームデータの作成の画面表記も変わります。






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■設定画面の説明:[P]GamePro.exeのアイコン変更
[プロ版のみ利用可能]



実行ファイルのアイコンを変える時に使います。




プロパティの情報も一部が消去され、ウディタで作られている感じを減らす事ができます。



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■設定画面の説明:[P]プロテクト用キー設定時のみの特殊機能
[プロ版のみ利用可能]



プロテクトキーが設定されている時に、この[P]プロテクト用キー設定時のみの特殊機能が利用できます。
【プロテクト用キーの設定の説明を見る】



一部ファイルのファイル形式やファイル名の変更ができ、ウディタで作られている感じを減らす事ができます。

プロテクトキーなし
プロテクトキーあり
暗号化ファイルの拡張子「.wolf」
キーファイル名「Game.wolf」
プロテクトキーあり
暗号化ファイルの拡張子「.pak」
キーファイル名「List.pak」


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■圧縮に関して

ゲームデータをネット上に公開する場合は、
作成したゲームデータのフォルダーを圧縮して1つのファイルにした方が良いでしょう。



ゲームデータが入っているフォルダの上で、
右クリック→[送る]→[圧縮(zip形式)フォルダー]を選択すると、圧縮ファイルが作られます。

圧縮ファイルのアイコンにはファスナーの絵が付きます。
フォルダ 圧縮ファイル
※圧縮ファイルのアイコンのデザインは、パソコンによって変わります。



圧縮ファイルは「解凍作業」を行わないとゲームが実行できません。

圧縮の解凍は、右クリック→[すべて展開]を実行してください。


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■補足

BGM用のファイルでMIDI形式のファイルを使用していない場合は、
ゲーム基本設定の「MIDIの再生方式」にて「MIDI音源を使わない」を選択すると、
ゲームデータにファイル「GuruGuruSMF4.dll」が含まれなくなります。



▼このファイルが含まれなくなる



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