WOLF RPGエディター(ウディタ)/初心者【サイトトップへ戻る】 ■タイルセット設定 (更新:2024/08/03) 「タイルセット設定」について解説します。
■「タイルセット設定」とは? タイルセット設定は、マップの地形を作る際に使用するタイルセットの設定を行う時に使います。 ▼右側に表示されているタイルセットの通行設定などを「タイルセット設定」で設定します タイルセット設定の画面の表示は、画面上部のタイルセット設定のアイコンをクリックするか、 または[表示]→[タイルセットエディタ]を選択してください。 ウディタ[3.00]現在のタイルサイズは、 「16×16ピクセル」「32×32ピクセル」「40×40ピクセル」「48×48ピクセル」の4種類があります。 どのタイルサイズにするのかは「ゲームの基本設定」で設定します。 ▲トップへ戻る▲ ■「オートタイル」と「基本タイルセット」 タイルには「オートタイル」と「基本タイルセット」の2種類があります。 ▼オートタイル オートタイルはマップ上に設置すると、同じタイル同士が自動的に繋がった状態で表示されます。 ▼タイルの素材画像と実際にマップ上に設置した時の表示見本。
▼番号を付けると以下のように画像が設定されます。※0.5マス単位に分割して設置されます。
画像は以下のように構成されています。 複数のオートタイルを横に並べて1つの画像ファイルにすると、自動的にアニメーションの表示になります。 ▼4枚のオートタイルを1つの画像ファイルにまとめた場合の表示例 横に並べるオートタイルの数に制限はありません。 6セットを並べた場合は「1→2→3→4→5→6→1」と表示されます。 なお、アニメーションの切り替え速度は変更できません。 オートタイルの画像サイズは、以下のとおりです。
4枚のアニメーションを設定した場合は、横サイズが4倍になります。 オートタイルは1つのマップで最大31種類まで使用できます。 ▼基本タイルセット 基本タイルセットは、1マス分の画像を1つの画像ファイルにまとめたものになります。 タイルの画像素材は、横に8マス分並べてください。 縦のタイル数は無制限に設定できます。
オートタイルとは異なり、アニメーションの設定はできません。 基本タイルセットは1つのマップで1種類のみが使用できます。 オートタイルや基本タイルセットの画像は、フォルダー[Data]→[MapChip]の中に保存してください。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:タイルセットの一覧 画面左側にタイルセットの名前が一覧で表示されます。 [データ数の設定]をクリックすると、タイルセットの増減ができます。 一覧の名前表記の上で右クリックを実行しても[コピー]などのメニューは表示されませんが、 ショートカットキーを使えば[コピー]などの処理は可能です。
▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:タイル設定のファイル入出力
保存したファイルは、タイルセット設定の画面にドラッグ&ドロップで読み込む事もできます。 ▼ 1画像分CSV出力」で出力されたデータについて 「1画像分CSV出力」で出力したものをExcelで開くと以下のように表示されます。 左上の「293」は縦のマス数です。 左側の横8列にはタイルの設定を数値化したものが設定されており、以下の設定値を加算したものが設定されています。
▼設定値の組み合わせ例
右側の横8列には、タグ番号が設定されています。 ▼タグ番号の設定例 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:タイル画像の読み込み タイルセットに設定する画像を読み込みます。 [読込]のボタンをクリックすると、画像を選択する画面が表示されます。 右側のタイル表示は、上4段がオートタイル、5段目以降が基本タイルセットになります。 [1][2][3][4]のボタンをクリックすると、設定画面が切り替わります。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:通行許可設定 [通行許可設定]のボタンをクリックすると、通行に関する設定を行う事ができます。 右上にある「通行設定」のボタンをクリックすると、設定方法を切り替える事ができます。
マップ上のタイルを設定する画面は3層のレイヤーに分かれており、 3層全てのレイヤーで通行可能でないと、キャラクターの通行はできません。 [★][▲]より上のレイヤーに置いたチップには、[★][▲]の効果が自動的に付与されます。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:通行方向設定 通行できる方向を設定します。 通行方向は、現在いるマスと移動先のマスが両方とも通行可能でなければ移動する事ができません。 例えば下図にある赤枠の2つのタイルの場合、 左のタイルは右側へ通行不可、右のタイルは左側へ通行可能になっていますが、 このような場合は左からも右からも通行不可になります。 「通行許可設定」にて0.5マス単位の設定を行っている場合は、この「通行方向設定」の表示は[1/4]になります。
▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:カウンター属性設定 カウンター属性が設定されているタイルは、■で表示されます。 カウンター属性を設定すると、カウンターの向こうにいるマップイベントに話しかける事ができます。 カウンター属性は1マス分の幅のみ有効です。 またマップイベントの起動条件が「決定キーで実行」以外も機能しません。 なお、斜めの2マス先でも実行する事ができます。 ▲トップへ戻る▲ ■設定画面の説明:タグ番号設定 タイルにタグ番号を設定します。 設定は[00]〜[99]です。 タイルにタグ番号を設定する事で、タイルごとにどんな地形なのかを設定する事ができます。 例えば[01=森][02=砂漠]と言った感じです。 このタグ番号を利用する事で、例えば「エンカウント」の設定にて、 主人公がいるマスのタグ番号(地形番号)によって、出現させる敵グループを変えるような設定ができます。 【エンカウントの設定方法を見る】 主人公がいるマスのタグ番号を調べる場合は、イベントコマンド【変数操作+】を使い…
▲トップへ戻る▲ ■補足 タイルセット一覧の上にマウスポインタを置き、マウスのホイール、 または中クリック(ホイール部分の押す)かキーボードのスペースキーを押しながらマウスを縦に移動させると、 タイルセット一覧をスクロールさせる事ができます。 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆ウディタのメインウィンドウの説明 ┣◆新規マップ作成 ┣◆ゲームデータの作成 ┣◆マップの基本設定 ┣◆タイルセット設定 ┣◆システムデータベース・ユーザーデータベース・可変データベース ┣◆コモンイベント ┣◆マップ選択ウィンドウ ┣◆ゲームの基本設定 ┣◆ゲームの基本設定Pro ┣◆プロテクト用キーの設定 ┣◆コンフィグ ┣◆エディターオプション ┗◆自動マップ生成 |