RPGツクール2000/スイッチ・変数
■「変数」って何?
(更新:2015/11/21)


RPGツクール2000の変数では、数字を記憶させる事ができます。

数字の記憶は変数の番号ごとに、
6桁(-999999〜999999)の数字を記憶させる事ができます。
ゲーム開始時は、全ての変数番号の値が「0」になっています。

どの変数番号に何の数字情報を記憶させるのかは、制作者が決める事ができます。
例えば変数0001番には、現在のパーティー人数を設定したり、
変数0002番には今までにフタを開けた宝箱の数を記憶したりする事ができます。



変数の値はイベントコマンド:変数の操作を使って電卓のように、
加算(+)」「減算(−)」「乗算(×)」「除算(÷)」の計算ができます。

これらの計算処理を使って、
主人公のHPが何パーセント残っているのかを計算する事もできます。
▼主人公01の残りHPをパーセントで算出する設定例
◆変数の操作:[0001:パーセント結果]代入,主人公01のHP
◆変数の操作:[0001:パーセント結果]乗算,100
◆変数の操作:[0001:パーセント結果]除算,主人公01の最大HP


最大HPが「50」現在のHPが「30」の場合、
上記設定を実行しますと変数0001番に「60」が設定されます。
つまり主人公01のHPが60%残っている事が分かります。



制御文字\V[〜変数番号〜]を使いますと、
文章ウィンドウに変数の値を表示させる事ができます。
▼設定例
◆文章:今までにフタを開けた宝箱の数:\C[4]\V[1]個\C[0]
:  :フタを開けた率:\C[4]\V[2]個

▼動作イメージ




変数は他にも主人公の現在位置(マップID・X座標・Y座標)を記憶したり、
タイマーの時間を設定したり、地形IDやイベントIDを取得したり、
ピクチャーの表示位置を設定したりと様々な所で使えます。
中にはキー入力の処理のように変数が必要になる設定もありますので、
なるべく変数が使えるようにした方が良いでしょう。



変数が自由に使いこなせるようになりますと、
オリジナルの戦闘システムやオリジナルのメニュー画面、
さらにはRPG以外のジャンルのゲームを作る事ができる可能性が広がります。
気紛れな空間で公開中のYADOの作品は、全て変数を使用して作られています。

       ▼気紛れな空間で公開中のYADO作品(一部)▼

<YADO−PIN>
ブロック崩しのようなゲームです。
玉の移動やキャラの当たり判定などで
変数を使用しています。

<ドラホコU>
仲間の主人公が後ろから付いてくるシステムです。
前のキャラの移動方向を変数に記憶して、
その情報をたどって後ろのキャラが移動しています。


<ピクチャーブーメラン>
ブーメランの移動(表示設定)や当たり判定、
ブーメランが戻ってくる時間のカウントなどで
変数を使用しています。


<3ST>
擬似3Dのシューティングゲームです。
変数に奥行きの情報を設定して、
3次元の当たり判定を実現させています。


まだ変数を使った事が無い方は、初めは1〜2個の変数で設定する事ができる、
簡単なイベント設定から始めると良いでしょう。
【1〜2個の変数を使った設定例を見る】



☆補足
変数の名前は自由に付ける事ができます。
なるべく何に使っているかがすぐに分かるような名前を付けた方が良いでしょう。



変数は最大数を変える事で、最大5000番までの変数を使用する事ができます。
最大数はいつでも増やす事ができますので、初めの内は100番までとして、
足りなくなりましたら徐々に増やしていくようにした方が良いでしょう。




◆変数の操作:[0001]代入,9000
◆変数の操作:[V[0001]]代入,1

このような形式で変数を操作する事で5001番以上の変数を使う事もできます。
実際に気紛れな空間で公開中の3DDでも使用している手法ですが、
あまり大量の変数を使いますと、セーブ画面を開くのが遅くなったりと、
正常な動作を保つ事ができなくなります。
出来る限り5000番以内に抑えた方が良いでしょう。



テストプレー中に変数の値を確認したい時には、F9を押してください。



気紛れな空間で公開中の変数伝授で、
より詳しい変数の使い方を勉強する事ができます。
変数に興味のある方は、ぜひご利用ください。
【気紛れな空間へ行く】



◎関連ページ
 ●1〜2個の変数を使った設定例
 ●「乱数」って何?
 ○擬似乱数の作成
 ●「剰余」って何?
 ●一括の活用
 ●パーセントの計算
 ●イベントコマンド:変数の操作
 ○変数〜の番号の変数
 ○X座標と画面Xとの違い


YADOTトップ  このサイトは何?  気紛れな空間へ戻る  メール