RPGツクール2000/初心者【サイトトップへ戻る】 ■マップID・地形ID・イベントIDについて (更新:2015/11/21) RPGツクール2000では、様々なものがID(番号)によって管理されています。 このIDを利用する事で、特定のイベントを呼び出したり、 主人公がいるマスの地形が草原なのか森なのかを調べたりする事ができます。 ☆マップID マップIDはマップごとに付いているIDの事を言います。
マップIDはマップが作られた順に番号が付きます。 0001〜0003番のマップを作った後に0002番のマップを削除し、 その後、新しいマップを作りますと、次は0002番のマップIDになります。 現在いるマップのマップIDを調べたい時には、 イベントコマンド:変数の操作を使います。
存在しないマップ(制作途中で削除したマップID)へ場所移動しようとすると、 「無効なマップが指定されました」のエラーが発生します。 イベントコマンド:記憶した場所へ移動でも、 存在しないマップIDを設定した時にも同様のエラーが発生します。 ☆地形ID 地形IDは下層チップが「何の地形なのか」を番号で管理する時に使います。 この地形IDを読み取る事で、現在いるマスが草原なのか森なのかを調べる事ができます。 地形IDの番号はデータベース「地形」の番号になります。 ![]() 「ここは草原」「ここは森」などの設定は、 データベース「チップセット」の下層チップの設定にて行います。 ![]() 指定したマスの地形IDを調べたい時には、 イベントコマンド:指定位置の地形ID取得を使って調べます。 ▼主人公がいるマスの地形IDを調べる時の設定例
上記設定の場合、主人公がいるマスの地形IDが変数0003番に設定されます。 データベース「地形」の初期設定で言えば…
この地形情報をうまく利用すれば、 例えば森を歩くと徐々にMPが回復するようなイベントを作る事ができます。
存在しない地形ID(制作途中で削除した地形ID)が、 データベース「チップセット」の所に設定されている場合は、 その存在しない地形IDのマスへ主人公が移動しますと、 「無効な地形が指定されました」のエラーが発生します。 ☆イベントID イベントIDはマップイベントごとに付いているIDの事を言います。 イベントIDはマップイベントが作られた順に番号が付きます。 0001〜0003番のマップイベントを作った後に0002番のマップイベントを削除し、 その後、新しいマップイベントを作りますと、次は0002番のイベントIDになります。 イベントIDはイベントエディタの上部で確認する事ができます。 ![]() 指定したマスのイベントIDを調べたい時には、 イベントコマンド:指定位置のイベントID取得を使って調べます。 ▼主人公がいるマスのイベントIDを調べる時の設定例
マップイベントが無いマスを指定位置のイベントID取得で調べた時には、 イベントIDを取得する変数には「0」が設定されます。 つまり「イベントIDが「0」=マップイベントが無い」と言ったように、 指定したマスにマップイベントがあるかどうかを調べる事ができます。 マップイベントが2つ以上重なっているマスを指定位置のイベントID取得で調べた時には、 重なっているマップイベントの中で最も大きいイベントIDが取得されます。 イベントコマンド:イベントの呼び出しではイベントIDを使って、 マップイベントのイベント実行内容を呼び出す事ができます。 但し、イベントIDはマップごとに管理されていますので、 別のマップにあるマップイベントを呼び出す事はできません。 存在しないイベントID(制作途中で削除したイベントID)を、 イベントコマンド:キャラクターの動作指定で操作したり、 イベントコマンド:イベントの呼び出しで呼び出したりしますと、 「無効なイベントが指定されました」のエラーが発生します。 コモンイベントを使ってマップイベントを操作している時に、 別のマップへ移動して前のマップで操作していたイベントIDが無い時にも、 「無効なイベントが指定されました」のエラーが発生します。 複数のマップで同じ内容のマップイベントをコモンイベントから操作する時には、 全てのマップのイベントIDを同じIDにする必要があります。 イベントコマンド:イベントの一時消去を実行してマップイベントを消去しても、 指定位置のイベントID取得でイベントIDは取得されます。 ☆その他のID IDと言う呼び方ではありませんが、 データベース「主人公」「特殊技能」「アイテム」なども番号(ID)で管理されています。 ![]() この主人公の番号を使って、例えばイベントコマンド:文章の表示にて、
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