RPGツクール2000/演出
オープニングを作る
■オープニングで使う演出の設定例
(更新:2011/06/11)


オープニングを作る時に使用する、ちょっとした演出の設定方法を紹介します。



☆真っ暗な状態でゲームを開始する
ニューゲームで真っ暗な画面でゲームを始める場合は、
まずマップ上に透明な下層チップを設定してください。
遠景が設定されていない場合は、真っ暗な状態になります。




データベース「システム」にて、
初期パーティー1人目を「(なし)」にしてください。
これでニューゲーム時に主人公の画像が表示されなくなります。




オープニングイベントが終了する前に、
◆メンバーの入れ替え:アレックスを加える
などを設定して、初期パーティーとなる主人公を設定してください。

なお、オープニングの途中に主人公が透明な状態で戦闘の処理を実行する場合は、
戦闘が始まる前に、
◆主人公の透明状態変更:透明状態にする
◆メンバーの入れ替え:アレックスを加える
◆戦闘の処理

などと設定して、初期パーティーを設定しておく必要があります。



☆オープニングが自動的に始まるようにする
ニューゲーム時に自動的にイベントが開始するように設定します。




イベント編集モードにしてゲームを開始するマスの上で、
右クリック→パーティーの初期位置設定を選択し、
ゲームを開始する場所を設定してください。



マップ内の分かりやすい所にマップイベントを設定してください。


今回のようにプレイヤーが何も操作しなくても、
自動的にイベントが開始されるイベントを作りたい時には、
イベント開始条件自動的に始まるを設定します。

■マップイベント「オープニング」
▼1ページ目
イベント出現条件:なし
イベント開始条件:自動的に始まる
グラフィック:透明(チップセット1の左上)
◆キャラクターの動作指定:主人公,上を向く
◆指定動作の全実行
◆文章:やっと町に着いた!
◆文章:まずは町長の所へ行って、あいさつしてくるかな。
◆スイッチの操作:[0001:オープニング終了]をONにする


▼2ページ目
イベント出現条件:スイッチ[0001:オープニング終了]がON
イベント開始条件:決定キーが押されたとき
グラフィック:透明
イベント実行内容には何も設定しません。


★注意点★
自動的に始まる止める設定が無いと何度も同じ処理が繰り返されてしまいます。

上記設定のように、
1ページ目を実行
    ↓
1ページ目の最後でスイッチON
    ↓
スイッチONで2ページ目が出現
(1ページ目を二度と実行できないようにする)

と言った設定を行い、
1ページ目が1回しか実行できないようにする必要があります。
※マップイベントにはページ番号の大きい方が優先的に実行され、
 それより小さいページ番号は実行されなくなると言う仕様があります。




なお、ツクールの仕様上、ゲーム開始時の主人公の向きは下向きになっています。
もしも画面が表示される最初から上向きが良い場合は、
上記の☆真っ暗な状態でゲームを始めるの設定を行い、
その真っ暗なマップに以下のイベントを設定してください。

■マップイベント
▼1ページ目
イベント出現条件:なし
イベント開始条件:自動的に始まる
グラフィック:透明
◆キャラクターの動作指定:主人公,上を向く
◆指定動作の全実行
◆画面の消去:瞬間消去
◆メンバーの入れ替え:アレックスを加える
◆場所移動:オープニングが始まる場所へ移動
◆画面の表示:フェードイン


この場合、マップイベント「オープニング」で設定していた、
◆キャラクターの動作指定:主人公,上を向く
◆指定動作の全実行

の設定は不要になります。



☆主人公が画面の下から歩いてくる
画面下から主人公が歩いてきて、
画面の中央に着いた所でセリフを表示するようにします。


今回の設定では主人公キャラは透明な状態にしておき、
下から歩いてくる主人公はマップイベントを使って表示します。



データベース「システム」にて、
初期パーティー1人目を「(なし)」にしてください。



パーティーの初期位置を設定し、その初期位置から9マス下に、
オープニング用のマップイベントを設定してください。


■マップイベント「オープニング」
▼1ページ目
イベント出現条件:なし
イベント開始条件:自動的に始まる
グラフィック:主人公の画像
◆キャラクターの動作指定:主人公,上を向く
◆キャラクターの動作指定:このイベント,すりぬけ開始,上に移動×9個
◆指定動作の全実行
◆文章:やっと町に着いた!
◆文章:まずは町長の所へ行って、あいさつしてくるかな。
◆メンバーの入れ替え:アレックスを加える
◆スイッチの操作:[0001:オープニング終了]をONにする


▼2ページ目
イベント出現条件:スイッチ[0001:オープニング終了]がON
イベント開始条件:決定キーが押されたとき
グラフィック:透明
イベント実行内容には何も設定しません。

上記設定のキャラクターの動作指定では「すりぬけ開始」を設定しています。
この「すりぬけ開始」を設定しないと透明な主人公がいるマスに移動する事ができず、
フリーズ状態(イベント処理が途中で止まり進行不能状態)のバグが発生します。



☆文章の表示
イベントコマンド:文章の表示を使いますと文章を表示する事ができますが、
さらにイベントコマンド:文章オプション変更を使いますと、
文章ウィンドウを透明にしたり、表示位置を真ん中にしたりする事ができます。



例えば上の画像のように真っ暗な画面の中央に文字を表示する場合は、
◆文章オプション変更:透明,中,固定,イベント移動禁止
◆文章:
:  :     今回も特に珍しい依頼ではなかった。

と言った設定を行う事で表示する事ができます。

この設定では、文章の表示1行目を改行して表示して、
より画面の中央に表示されるようにしています。

また文字が中央に来るように、文章の左側に空白文字を入力しています。
空白文字は全角入力時にスペースバーを押す事で1文字分のスペースが空き、
Shiftを押しながらスペースバーを押しますと半角のスペースが空きます。


文章の表示で制御文字と呼ばれる特殊な文字を入力する事で、
更にこだわった文章の表示を行う事ができます。
【制御文字に関するページを開く】

例えば以下のように設定した場合、
◆文章:<改行する
:  :         \s[6]よくある仕事。\.\.\><最初に9文字空ける
:  :\>   \<そしてよくある仕事の終わりを考えていた。\|\|\^<最初に3文字空ける
文字がゆっくりと表示される上、
一定時間が経つと自動的に文字の表示が消えるようになります。


文章の表示を実行する前にイベントコマンド:顔グラフィックの設定を置く事で、
文書ウィンドウに顔グラフィックを表示する事ができます。

顔グラフィックの設定では、表示位置(左、右)画像反転がありますので、
例えば右側にいるキャラクターが話す時には、
表示位置:右画像反転を使うと良いかもしれません。


なお、顔グラフィックの設定を使った場合は、
1行で表示できる範囲が短くなりますので、文章を設定する時には注意が必要です。
▼通常は黄色の矢印の所までの文字が表示されますが、
 顔グラフィックを表示する時には、赤い矢印の所までの文字の表示になります。





☆画面スクロールの設定
画面スクロールの設定例を紹介します。



■主人公を歩かせる
主人公を歩かせる事で画面をスクロールさせます。


常に移動し続ける場合は、
◆キャラクターの動作指定:主人公,右へ移動(動作を繰り返す:ON)
◆指定動作の全実行

と言った設定で出来ます。

指定された歩数だけ移動させる場合は、
◆キャラクターの動作指定:主人公,右へ移動,右へ移動,右へ移動
◆指定動作の全実行

と言った設定で出来ます。


主人公で画面スクロールさせますと、主人公が常に画面の中央にいます。
一応、画面のスクロールを使って、
◆画面のスクロール:右に6ずらす,速度6(W)
を実行して、予め画面をずらしてから移動させる事で、
画面の中央ではない位置に主人公を設定する事もできます。



なお、移動できないマスに移動させる場合は、
◆キャラクターの動作指定:主人公,すりぬけ開始,右へ移動(動作を繰り返す:ON)
◆指定動作の全実行

と言った感じに「すりぬけ開始」を実行してください。
「すりぬけ」を設定した場合は、オープニングが終了する前に、
◆キャラクターの動作指定:主人公,すりぬけ終了
◆指定動作の全実行

を実行してすりぬけ設定を解除してください。



■透明の主人公を歩かせる
透明にした主人公を歩かせて画面をスクロールさせます。

基本的に主人公を透明にする場合は、
◆主人公の透明状態変更:透明状態にする
を実行して透明にします。

ゲーム開始時に透明な状態にする場合は、
初期パーティー誰も設定しない方法を使うと良いでしょう。
基本的にオープニングが終了する前(主人公を表示する時)に、
メンバーの入れ替えを使って初期パーティーを設定しますが、
オープニングの途中に戦闘の処理がある場合は、戦闘が始まる前に、
◆主人公の透明状態変更:透明状態にする
◆メンバーの入れ替え:主人公01を加える

などと設定して、初期パーティーを設定しておく必要があります。


画面スクロールで常に移動し続ける場合は、
◆主人公の透明状態変更:透明状態にする
◆キャラクターの動作指定:主人公,右へ移動(動作を繰り返す:ON)
◆指定動作の全実行

と言った設定で出来ます。

指定された歩数だけ移動させる場合は、
◆キャラクターの動作指定:主人公,右へ移動,右へ移動,右へ移動
◆指定動作の全実行

と言った設定で出来ます。


画面をスクロールさせる場合は、
通常イベントコマンド:画面のスクロールを使います。
しかし透明な主人公を使って画面をスクロールさせますと、
動作を繰り返すを使ってずっと画面をスクロールさせたり、
斜めにスクロールさせたり、上→左→上のような細かいスクロールの設定ができます。

この主人公を透明する設定の場合、画面上に主人公の画像を残す場合は、
マップイベントで主人公の画像を表示しておく必要があります。



■画面のスクロールを使う
イベントコマンド:画面のスクロールを使って画面をスクロールさせます。

オープニングに限らず、前方の状態を見せたい時などでも使用します。
▼左に4マス画面をスクロールさせた時


【イベントコマンド:画面のスクロールのページを開く】



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