WOLF RPGエディター(ウディタ)[3.333]/イベントコマンド【サイトトップへ戻る】 ■演算子について (更新:2024/05/03) イベントコマンド【変数操作】【DB操作】【変数操作+】にある、 「=」「引上げ」「絶対値」などの演算子について解説します。
【変数操作】【DB操作】【変数操作+】の設定方法は、各ページにある説明をご覧ください。 設定によっては「÷」が「÷=」の表記になっていますが、「÷」も「÷=」も同じ意味です。 また「引き上げ」と「引上げ」も同じ意味です。 ■[=][+][−][×][÷]
▲トップへ戻る▲ ■[%]
例えば…
処理のイメージとしては、「10」に対して「3」の引き算を何度も行い、 「3未満(0〜2)」になった時点の値を変数に設定する形になります。 余剰の使い方としては、例えば変数の値を位ごとに分けるような処理を設定する時に使います。 以下はコモンイベントのセルフ変数[10]に保存された3桁の値(456)を、 セルフ変数[11〜13]へ位ごとに分ける場合の設定例です。
これで…
上記の応用で6桁の数値を位ごとに変数に分けるような設定もできます。
「-123」のようなマイナス値の場合で「余剰10」を設定した場合は「-3」になります。 なお、余剰の設定値はプラス値の「余剰10」でもマイナス値の「余剰-10」でも処理結果は変わりません。 ▲トップへ戻る▲ ■[引上げ][引下げ]
▲トップへ戻る▲ ■[絶対値]
▲トップへ戻る▲ ■[角度[x10]←傾き]
角度は右を「0度」として、時計回りに数値が増えます。 角度の設定では【変数操作】の設定画面で、 右辺の左側に「中心からの横の距離」、 右辺の右側に「中心からの縦の距離」を設定します。 ▼マップイベント[2]から見た主人公がいる角度
下図の右にいるマップイベントから見て、主人公までの距離(ピクセル値)が「X-64」「Y-32」だった場合、 マップイベントから見た主人公がいる角度は「2066」になります。 ▲トップへ戻る▲ ■[sin[x1000]←角度[x10]][cos[x1000]←角度[x10]]
「cos」と「sin」は、指定した角度で直線「1000」の距離を進む時の縦横の増減値を算出します。 「cos」は横の増減量であり、中心から右側がプラス値、左側がマイナス値になります。 ▼角度(水色の数字)と「cos」「sin」の値 角度「200」の場合は「cos=939、sin=342」になります。 仮に角度「200」で直線に1000ピクセル移動させた場合は、 「X+939ピクセル」「Y+342ピクセル」移動させる事になります。 ▲トップへ戻る▲ ■[ビット積]
「ビット」はコンピュータ上の情報を保存する最小単位であり、「0」と「1」(二進法)で構成されます。
この「ビット積」を使用すると【変数操作】の右辺の左右に設定した数値をビット値にし、 両者が一致するビット値のみを取り出します。 水色=右辺の左側の数値 黄色=右辺の右側の数値 ピンク=代入先の変数に保存される値
ビット値は基本的に「0=ない」「1=ある」と言った使い方をします。 ウディタの基本システムにはこの「ビット積」は使われていませんが、 ビット値と似たような使い方として、コモンイベント[004:○回復・ダメージ処理]の呼び出し設定にて…
この場合、上記3つの数値を組み合わせる事で以下のように処理します。
▲トップへ戻る▲ ■[〜]
例えば…
ランダムなので上記設定を実行する度に、 変数の値が「12」になったり「58」になったり、同じ値が2回続いたりします。 【乱数の説明を見る】 ▲トップへ戻る▲ ◎関連ページ ◆「イベントコマンド」って何? ┣◆文章の表示 ┃┗◆特殊文字 ┣◆選択肢 ┃┗◆【使用例】選択肢 ┣◆変数操作 ┃┗◆演算子について ┣◆DB操作 ┣◆文字列操作 ┃┗◆【使用例】文字列操作 ┣◆変数操作+ ┃┣◆「X座標・Y座標」と「画面X座標・画面Y座標」の違い ┃┣◆【使用例】変数操作+の「キャラ」と「位置」 ┃┗◆【使用例】変数操作+の「ピクチャ」と「その他」 ┣◆条件(変数) ┣◆条件(文字列) ┣◆キー入力 ┃┗◆【使用例】キー入力 ┣◆ピクチャ ┃┗◆表示形式(通常・加算・減算・乗算)について ┣◆エフェクト ┃┣◆「Zオーダー」について ┃┗◆【使用例】エフェクト ┣◆サウンド ┣◆セーブ・ロード操作 ┣◆パーティ画像 ┣◆チップ処理 ┃┗◆【使用例】チップ処理 ┣◆場所移動 ┣◆イベント制御 ┃┣◆キャラクターの動作指定 ┃┗◆【使用例】イベント制御 ┣◆コモンイベント ┣◆ダウンロード ┗◆プロ版機能 ┗◆起動時の引数について |